2015年5月28日木曜日

おかえりなさい Alchemy Synth Mobile Studio!(追記あり)


注意現在Alchemy Synth Mobile Studioは、App Storeでの販売が終了しています。やはりデベロパーのCamel Audioが米アップル社に買収されたようで、2015年8月末にアップデートされたLogic Pro Xに、パワーアップしたAlchemy Synthが追加されたようです。
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はい、ヒの字です。

コレコレコレ~!
いや、ホント。コレをどれだけ待っていたかって話ですよ。



Camel AudioさんのiOSアプリAlchemy Synth Mobile Studioの、IAP(アプリ内課金)サウンドライブラリが、最新アプデ(2015年5月28日)でようやく復活したんですね。まぁ突然こう言われても、何の話か分からない方も多いかとおもいますので、その経緯的なお話からしていきましょうかね。

それは今年始めのことでした...

Camel Audioさんが突然の営業停止と、全商品の販売終了を発表したんですね。ほいで、製品のDLやEメールでのサポートは7月までで、ユーザーにはデータをバックアップするよう薦めていたワケです。

私がコレを知ったのは、フェイスブックのiPad Musicianグループの書き込みで、え?え?ってなりましたよね。そりゃ、グループのメンバーはブチ切れてましたよ。中には既に、サウンドライブラリが消えた!なんて言ってたメンバーもいたし...。気の毒だなぁと思って私はとりあえず触らんようにしとこうと思っておりました。

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そして事件は起こりました...

これは私個人の話になるんですが、その数週間後だったかに、私は今まで持っていたiPad 4世代をiPad Air2に買い替えしたんですね。普通にそれまでのバックアップデータを新しいiPadに取り込んで、アプリのIAPデータをRESTOREしていた時です。それまで購入してあったAlchemy Synth MobileのサウンドライブラリがRESTOREできない状態になっていたワケです。もう、基本プリセット以外はスッカラカ~ンになっていたんです。

その時に、あ!あの時の書き込みの人と一緒だ!と思って、心底ガッカリしましたよ。あ~あ、やっちまったなと。でも、iPhoneバージョンはそのまますべて残っていたので、なんとか良しとすることができました。それにしても、バックアップとっておけばよかったな~と後悔してたんですよね

それでもちょっとした解決策があり...

その時に思い出したのが、iPad Musicianグループのスレッドで、apptronicaのClifさんが「Pro Versionだけなら復活させられるぜぃ!」とビデオ付で対応策を書き込んでまして、とりあえずはそれで我慢することにしました。ありがとうClifさん。(きっと私よりも年下だろうけどw)

今はもうあのスレッドもかなり埋もれているとは思うけど、そりゃもう怒号が聞こえてきそうなメンバーによる書き込みが溢れかえっていたワケですね。まぁ、何を言っても仕方ないことだし、これで使っていくしないか~と思いつつも、なんとも腑に落ちない話でした。

そして2月末ごろに、こんなウワサが...

それは、アップルさんがCamel Audioを買収か!?ってウワサでした。ここでは詳細に触れませんけど、それにしても失くなってしまったサウンドライブラリの話は特に進展がなく、私も特にそれに拘ることもやめて、というか、そのこと自体を忘れてましたよね。はは。

ほいで今朝!

アプリのアップデート通知が来ていて、開いて見て見るとコレでした。


新機能の欄に、”Previous In-App sound library purchases can now be restored as expected”、つまり、「これまでに購入されたアプリ内課金サウンドライブラリが復元できるようになりました」と書いてあったワケです。上の画像はアプデしてからのものですが、最初に見たときは、お~!!!ってなりましたね。でも、いろいろバグがあったりしても困るので、先ずはiPad Musicianグループの書き込みをチェックして、一応大丈夫そうだったので、「アップデート」をポチっとしました。

但し、RESTOREにはコツがいるみたいで...

私だけかもしれないですが、とりあえずアプデ直後にAlchemy Synth Mobileを開いて、プリセット画面を開いたら、一応それまでスッカラカ~ンだったライブラリが復活していて、FREEの表示になっていたので、タップすりゃDLが始まるんだな、よしよし、ってタップしたものの...「そんなのストアにレジスターされてねーよ?」とかメッセージがでてしまい、うわ!始まった!と思っちゃいましたよね。

こういう時はいろいろと試してみるもので、プリセット画面の一番下にある「Restore previous purchase」をタップしたんですね。そしたら、ようやく購入済みのライブラリがRESTOREされました。ただし、2個だけがFREEの表示のままだったので、再度「Restore previous purchase」をタップして、自分が持っていたものはすべて復活させることができましたと。

というワケで、

おかえりなさい Alchemy Synth Mobile!

というお話でした~。
それではSee You~

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*私ヒの字は音楽制作や翻訳(音楽関係)のお仕事をしています。
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2015年5月22日金曜日

YonacのSteel Guitar が最新アプデで最強になった!

はい、ヒの字です。

突然ですが、私はペダルスティール・ギターという楽器が大好きなんです。カントリーとかで使われている、あのピヤ~♪ってヤツですね。美しいサウンドですよね、ペダルスティール。とろけますわなぁ。

ほいでですね。iOSアプリにも幾つかペダルスティールのアプリがあるんですよ。かなりニッチですよね。1つはMad Claf Appsという会社のPedal Steel!。なかなか良くできたペダルスティール・アプリで、少しずつ改良もされていたんですが、2013年9月を最後にアップデートが止まっちゃっているんですよ・・・。

もうひとつが、MagellanやGalileo Organといった鍵盤アプリとか、ToneStackというギターアンプ・シミュ・アプリでおなじみのYonacさんのヤツ。その名もSteel Guitar。これがですね、5月入ってすぐにアップデートされてバージョン2.0になったんですね。私はもともと旧バージョンを持っていたので、早速新バージョンにアプデして少しだけ使ってみたのですが、最強に生まれ変わっててビックリしました。というワケでコレ!ズバババン!


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今のところ(2015年5月22日現在)、アプリ本体が無料で、IAPの「全部盛り」が600円なのでお買い得ですね。とりあえず「全部盛り」を購入しちゃったので、本体だけだとどこまでの機能なのか分からないのですが、全部盛り後の機能はですね、ギターが全10種類、アンプが全8種類、エフェクトが全16種類使えまして、「Tape Deck」という録音機能も付いてきちゃうし、MIDI対応もしちゃう。もちろんIAAやAudiobusにも対応します。

とりあえずは、私が大好きな「Ten String Nashville」というギターの画像 (iPhoneバージョン) をご覧頂きましょうね。


先ずは上段の左端から、プリセット、ギター、エフェクト、メニュー(細かい設定など)、ストア、そして少し間をあけてDAMP、鍵マークとなっております。プリセットは全部で35種類で、オーソドックスなものから、お!この音、なんかの曲で聴いたことあるぞ?ってものまで揃っております。

う~ん、文章でお伝えするものアレですので、カンタンな紹介動画作っちゃいました!観てみてクダサ~イ。



とまぁ、こんな感じです。最後にちょいとカントリー調のフレーズを弾いてますが、加速度センサーのヴァーチャル・ペダルでもってベンドさせています。マジで難しいっす!この辺りは少しややこしいので、次回以降で説明するとしますね。おそらくかなりの省略説明になると思いますけどw


動画ではアンプとエフェクトについて触れるのを忘れちゃったのですが、アンプ、エフェクト問わず8つ並べることができます。アンプ8つを並べるのもアリ(やらないけどw)。もちろんアンプ&エフェクトなしもできます。タップ+ホールドすれば位置の移動もできるし、そのまま画面上にスワイプすれば消すこともできます。アンプやエフェクトそれぞれの細かなセッティングは、そのアイテムをダブルタップすればギターの代わりにアンプなりエフェクトなりが大きく表示されるので、ツマミを弄ってサウンド作りできます。下の画像はiPadバージョンです。






iPhoneバージョンは、また少し表示のされ方が違って、メニューのFXをタップすると、こんな感じ。


左下のプラスマークでアイテムを追加、右下のEXTでギター画面に戻ります。

ん~。だいたいこんなところですかね。とにかくスティールギターって楽器は演奏がなかなか難しい楽器なので、アプリで気軽に入手できるといっても、これまたなかなか難しいです。特にアメリカでは「ペダルスティールにハマると嫁が逃げる」と言われるくらい、ちゃんと演奏できるまでには相当の練習が必要なワケでして、ね。でも、とりあえずは遊び程度で楽しく弾けたら良いんじゃないっすかね!

というわけで
See You !!

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2015年5月19日火曜日

AmpliTube 4 for iPhone/iPad がキターーーーー!!

はい、ヒの字です。

いや~。これは予想外でしたわ。というか、参ってしまいましたね。まさか、Amplitube for iPhone/iPadがバージョンアップで4になるとは...!フェイスブックのiOS Musicianグループでも誰かが"Amp War has begun!"(アンプ戦争が始まったぜぃ!)みたいなことを言ってましたが、正にその通りだわ。

1ヶ月ほど前にPositive GridのBIAS FXについて書いたんですが、リリースされてから色々と考えてて、「まぁ、夏にセールやる時に買うか~」という結論になったんですね。私もそんなにポイポイ何でも買える身分ではありませんのでねw 一応、エフェクター類はBIASのアンプをJamUpに持ってきて使えるからという理由もあったんですけどね。デュアル・アンプにするほどのこだわりもなかったりしましたもので...スミマセンw でも、セール時に購入したいと思っております。

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ほいでね、Amplitube 4ですよ。今回のアプデの目玉は、やはり「Cab Room」機能でしょう。それから、それに伴う16種類のマイクロフォン追加(アプリ内課金:「All Mic Bundle」あるいは単体で購入可能)ですね。とりあえずは、ikmultimedia公式のビデオを観ちゃいましょうよ。


2本のマイクをグリグリ移動させるものアプリ内課金の「Dual Mic Positioning」を購入しなきゃいけないんですが、「Amplitube 4 Bundle」を購入すれば、「Looper」という新機能(私はあまり使わないかなw)と一緒に16本のマイクと「Dual Mic Positioning」機能がゲットできちゃいます。

マイクロフォンの種類ですが、ちゃんとしたスタジオなどでレコーディングしたことがある人なら必ず見たことのあるマイクばかりです。いや、それ以上ですねw Mac/PC版のAmplitube 3 Custom Shopと同じ内容になっているようです。じゃあ、それらは何よ!?ってことで、下にリストアップしてみますね。

Ribbon160 / Condenser84 / Dynamic20 / Dynamic421 / Dynamic441 / Condenser12 / Condenser414 / Vintage Dynamic20 / Tube VM / MD1-b / Velo-8 / Bottle563 / Condenser170 / Condenser 67 / Ribbon121 / Dynamic609

ま、数字を見ればどのマイクをエミュレートしたものかが分かると思うのですが、これだけのマイクをゲットできちゃうのは嬉しいですね。機材大好き!

BIASがアンプの中身を弄くってサウンドを作るなら、Amplitube 4はマイキングでサウンドを作っていくってことで、アプローチの違いで使い分ければ良いワケですね。(BIASも1本のみですが、ダイナミック or コンデンサー・マイクいずれかを選んでポジショニングはできます。)

あとAmplitube 4ではアンプの後でPOST FXとして2つのエフェクトを追加できるようになりました。これも大きいですねぇ。

それから、これは特にiPhoneバージョンに言えることなんですが、ユーザー・インターフェイスの部分がかなり改良されたことですね。なんか今まではStompの設定がiPadのソレと比べて寂しかったというか(?)...ね。ま、アンプ画面から離れなくてはいけないのですが、ストンプをひとつひとつというあの寂しさがなくなったワケです。 You are not alone anymore!まぁ、下の画像を見てくださいw


つまり、こういう感じで。ストンプ画面で横にスライドさせて4種類のエフェクトを選ぶというのは変わらないんですが、それプラス、エフェクト名の下にチョコンと出ているところを下方向にスワイプしてやると、4つ並んだ画像がヒョイと出てきてくれます。ほいで、各ストンプをポポンと二度タップしてやれば、自分が持っているエフェクトが名前ではなく、画像で出来てきてくれます(コレはAMPもCABもMicも一緒)。とても分かりやすくなった!

とりあえず、私個人的なレヴューは以上になるんですが、とりあえずiPad版の方は「Amplitube 4 Bundle」を購入しちゃいました!ぐへへ~ぇ。2本のマイクを色んな種類に変えながら、グリグリと位置を変えて遊んでいます。ギターも繋がずにw 変態じゃないですからね!念のため。ほら、ギター弾きながらじゃグリグリできないじゃん?

色んな分かりやすさや使いやすさという点で、とりあえずアンプ・アプリはPositive Grid!と思っていたけど、このAmplitube 4のアプデには正直参りました。どちらもステキですわ。困ったもんですよ。う~ん。iPhone版とBIAS FXはセールの時に購入となるかな~。

え?次はToonStackとかGuitarToneもアプデされちゃうとか?やめてよね~。ホントに"Amp War has begun!"になっちゃうじゃん!


では、このへんで。
See You ~

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