2015年6月22日月曜日

夏はやっぱりサーフロックということで…(簡易レトロサウンド作り in DTM)

はい、ヒの字です。

先日フリーBGMとして『結婚披露宴用BGM』を2曲作ったワケですが、ほっこりアコースティック曲「A Letter To My Special People」に関しては、アップロードしていた時にふと「コレってサーフロックでもよくね?」なんて急に思いはじめてしまいまして…。夏もすぐそこだし、それやろう!となったワケです。


ちなみに一般的にサーフロックって意外と定義が広かったりするようで、サーフミュージックなんていったら尚更のようですね。でも、私の中でサーフロックというと、ギター・インストルメンタルなんです。Dick Dale & The Del Tones(映画『パルプ・フィクション』の例の曲ですね)やThe Venturesといった、所謂テケテケサウンドです。テケテケは古いかw 

ま、いずれにせよ、古いサウンドっぽくしたいということで、音質も少しだけこだわりました。古いサウンドの方が、サーフロックな雰囲気がでるかな~と思いましてね。今回は、その辺の音作りなど話していこうかと思いますよ。

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まず、ドラムはAddictive Drum2のBlack Oyster、ベースはSamsara Cycle AudioのFabBassと、60年代辺りの楽器を意識してリズム隊の音選びをしました。う~ん、ロックンロール!

ほいで、ギターに関してはグレッチさんを使おうと思ってテスト段階ではそうしていたんですが、ちと音が固すぎてしまったので、結局わりとどんなジャンルでも無難に対応してくれるYAMAHAのPacificaさんを使うことになりました。Studio One 2付属のアンプエミュレータAmpireで、それ風のアンプに繋いで、かけ録りしております。かけ録りが一番シンプル!

ほいでほいで、マスタートラックに差し込んだのが、このVintager Toyというvstエフェクト。(Win32bitのみ)


年号を設定すると、その時代っぽいサウンドになるというエフェクト。すごい乱暴な説明ですけどねw あくまでも、「っぽい」サウンドなので微調節は必要なのですが、プリセットも豊富だし、なかなか好きなフリーエフェクトです。

そんなこんなで、出来上がったのがコレ!


はい、今回はこんなところです。

それでは
See You !!



□ 追記:2022/07/30====================

ここで紹介しているVintager Toyですが、この記事を書いた2015年当時に使用していたDAWでは使えていたのですが、今の64bit DAWでは使うことが出来ません。

今や自分が作る音楽にアナログなヴィンテージ感を加えたり、ローファイに仕上げたりするエフェクトも増えてきていて、好きなものもあったりするのですが、Vintager Toyの音質や直感的な使いやすさはVintage Toyにしかないものでして...。

やっぱりVintage Toyが使いたい!!

ってことで、32bitのプラグインを64bitのDAWでも使えるようにしてくれるDDMF Bridgewiseというソフトを介して、今使用している64bitのStudio One 5.5でも使えるようにしました。おかえりなさい!


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