2016年1月15日金曜日

アコギ録音にはコレ! IK MultimediaのiRig Acousticで初心者用ミニギターなどを録音してみた



はい、ヒの字です。

そんなワケで遅ればせながら、IK MultimediaのiRig Acousticを使ってみましたんですが、実は私、所謂普通のアコースティックギターを持っていないことが判明してしまいましてw 

しかしまぁ、高価でステキなアコギを演奏したものは、公式ビデオや他の方のビデオで紹介されていると思いますので、All You Need Is Fingersではあえてというか、自分が持っているミニギターなどでiRig Acousticを使用した感想やら、Amplitube Acousticを使って録音した音源などを紹介していきたいと思います。



それではいってみよー!

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まずは使用した楽器の紹介から

1.ミニギター YAMAHA FG-Junior
2.エレクトリック・マンドリン ZEN-ON Suwaneena
3.Ovation Celebrity CC65

1は、以前もチラっと紹介したんですけど(コチラ)、気軽に弾けるミニギターです。生音も好みだし、録音の時もあまりEQをいじらなくてもミックスの中で良い感じに馴染んでくれるので大好きなのです。ちなみに弦は古めです。個人的に張ったばかりのシャリシャリした感じが好きでないんですよねぇw iRig Acousticは普通に取り付けています。
YAMAHA FG-Junior

2は、かなり前にオークションで手に入れたものです。もともとはフラットマンドリンを探していたのですが、予算とかやりたいことなどの理由でコレにしたんですが、とにかく日本製で60年代のものという情報しか得られていません。ZEN-ONって、あの全音さん?そしてSuwaneena(スワニーナ)ってネーミングとスペル…。なんかカワイイ(てじなーにゃみたいな)w iRig Acousticはブリッジの下、サウンドホールとピックアップガードの間に挟むようにして取り付けました。(1弦が1本なのはご愛敬w)
ZEN-ON Suwaneena

3は、オベーションのセレブリティで12弦ギターなんですが、6弦しか張っていない状態のものw 実は、どうにもサウンドの調整が難しいのと、そもそもこのギターのラウンドバック(ガラス繊維強化プラスティック)は、「ボディ内部で反響した音がサウンドホールに集中する」作りであったり、「ハウリング防止のためにあえて箱鳴りをさせない」設計になっているとのことで、ザッツ・オベーション・セレブリティ・サウンドなんだと思いますが、今回は録音した音源を発表するまでに至りませんでした。iRig Acousticには向いてないのかも。やはりアンプに繋げてなんぼなのかなぁ…。ちと時間があるときに色々やってみようと思います。

iRig Acousticの物理的な使用感については、やはりコードが細すぎて断線の心配などがあったりするので、扱いに気を使っちゃいますね。ま、その辺も含め、バージョンアップされたものが追々発表されるんじゃないかと思われます。プラス、アナログなのがデジタルになったりとかね。iRigがそうだったように。

さてと。では、実際に録音していきましょう。

Amplitube AcousticをAudioShareで録音


さぁ、iRig AcousticをAmplitube Acoustic(iPadバージョン)に繋いで録音しますよ。

このアプリの詳細については、公式ホームページを見ていただければと思います。

録音時の注意点!高性能のマイクということで、ギターを抱えた状態での体とギターが擦れる音や、ヘッドホンのコードがネックに当った時の音などをもれなく拾ってしまいます。なので録音する直前は一度静止。最後にジャラーーーンと弾いた時も静止。なかなか禅の世界に入っていきますよw

はい。それではAmplitube Acousticを立ち上げましょう。立ち上げますと毎回キャリブレーション画面が表示されます。ここでAmplitube AcousticがiRig Aoucticを装着した楽器の音を最適化してくれるワケです。下の画面では既にキャリブレーションを済ませた楽器が表示されているので、使用する楽器名をタップしてスタートです。


ほいで、今回は下の図のように、Inter-App Audio機能を使って、Amplitube Acousticの音をAudioShareで録音しております。そして、録音したものをトリミングして、アプリ内からSoundCloudへ直接アップロードしました。



さてさて、その音はどんな?

最初に断っておきたいのは、そこそこのプレイヤー(私w)が初心者用のミニギターや60年代のエレクトリック・マンドリンを弾いているってことですw 

それからAmplitube Acousticでは、ほぼアンプのみで音作りをしています。できるだけ「素の音」でってことで。

さて、それでは聴いていきましょうか。まずは、ミニギター(YAMAHA FG-Junior)のストラミング(コードをジャカジャカ)です。


ピックがボディに当っちゃっている音までよく録れていますねw 音そのものも今まで私がマイクで録音したものとは全然違います。なかなか好きな音です。少しBASSを下げても良いかな。

次は同じギターでフィンガーピッキング。


コチラはリヴァーブを薄くかけてみました。ビビっちゃったところも録れてますw

最後にエレクトリック・マンドリン(ZEN-ON Suwaneena)。


これもなかなかキレイに録れているのではないでしょうか。

Amplitube Acousticについては、今後もっと細かい音作りをして、気に入った音を探していければな~と思っております。ユーザー・プリセットも保存できますしね。


まとめます

アコギを録音するにあたって、マイク選びやポジショニングも慣れちゃえばコレってのがあるけれど、慣れるまでが一苦労です。でもiRig Acousticはサウンドホールにひっかけるだけで、アコギの豊かなサウンドを録音することができるようになります。コレは録音のセッティングという点でもかなり時間の短縮になりますよね。

また、なかなか面白いマイクだと思うので、他の楽器とかイレギュラーな使い方などやってみても面白いんじゃないかと思っています。その辺はまた追々。

というか、普通のアコギが欲しくなってきちゃいましたよw Talorのお手頃な値段のヤツとか、Talorのお手頃な値段のヤツとか。

実はですね、iRig Acousticと同時にSonic Port VXもゲットしておりますので、近いうちにそちらのレビュー的なこともやろうと思っております。

とにかくマイクロフォン大好き!

というワケで、All You Need Is Fingers的な(雑な?w)iRig Acousticのレビュー的なお話しを終わろうと思います。

それでは See You ~♪




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*私ヒの字は音楽制作や翻訳(音楽関係)のお仕事をしています。
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