2014年12月29日月曜日

毎年恒例 年末ギター大掃除大会の巻~♪

はい、ヒの字です。

毎年、年末にやっているギターの大掃除大会をやりましたよ。弦を張り替えたり、指板にオイル塗ったり、各部を拭いてあげたり...っていう、そうゆうヤツです。

ギターはエレキ4本とアコギ2本ってことで2日に分けてやろうと思っていたんですが、なかなかペース良くできたので、エレキ4本とアコギ1本を半日で終わらせちゃいました。残りのアコギは12弦ギターなので、まぁアレです。また使う機会があるときにってことでw ほいで、そん時にツイッターにそれぞれの写真をアップしたもんで、そのままコチラでもネタにしつつ、私が所有するギターを紹介しちゃおうという回になりますw

ほいじゃ、先ずは変り種ギターからいきまっしょい!


左のギターは、Silvertoneのテスコ系になるんですかね。60年代中期のものと思われます。にこごりさん(サビ猫7歳)にまたがれちゃっていますけどねw こいつはピックアップが4つあって、それぞれにスイッチがあり、なおかつ、その横に恐らくローカットと思われるスイッチがあります。実際に弾くときはローカットはONにしておくことが多いですね。だって凄いローなんですものw ピックアップを4つ全てONにして、ローカットのスイッチをOFFにしとくと、まぁ暴れまくりますねw ブルー・チアーのサマータイム・ブルーズくらいブブブブ~って音を出してくれちゃいます。ステキです。

右のギターは、お知り合いの方に安く譲ってもらった、グネコのストラト・モデルです。グレコではなく、グネコってところがワケありで気に入ってしまいました。ただ、一度修理してもらってはいるんですが、どうもピックアップ・セレクターの調子が悪いので、もしかしたらセレクターの交換をしたほうが良いのかも知れないです。修理して頂いた方によると、おそらく70年代のギターではないかと。その時、セレクター交換の話もあったのですが、音が変わってしまう恐れがあるとのことだったので、少し様子見ることにしたんですが、う~ん...やはりいつか交換かなと。音はいいっすよ。

次のエレキ2本、行きま~す。

はい。左のギターはYAMAHAのPacificaさん。このギターでは、アメリカにいた時のバンドで全米ツアーもしております。録音の時も、もの凄く優秀さんです。安定した良い音を出してくれますね。ところで、このギター。実はタダで頂いちゃったんですね。アメリカから一時帰国していた時のバイト仲間が、ライブハウスで照明かなんかのバイトも掛け持ちしてまして、そこの年末だかのビンゴ大会で当ててしまったらしいんですが、その人はギター弾かないからって、当時、割と本格的にやっていた私にって言って、くれたんですね、いきなり。結構ビックリしましたよ。普通、ギターってもらいます?w 一応ここで今も使っているよ~と報告させていただきますw

それからそれから、右のギターがいとしのグレッチさん。エレクトロマチックではなく、グレッチですw もちろんリイシューですけどね。ちょいと昔、バンド活動に少しだけ勢いがついた時に、更なる景気づけ(?)として購入しました。まぁあまり安いものではないので、購入時にはかなりビビりましたけどねw このヒトも割と頻繁に録音に使っています。やっぱね。高額のギターは良い音がしますし、状態ももんの凄く良いです。クリーンはチャリンチャリン、クランチにするとガリンガリンブリンとステキな音を奏でてくれますw

さて、最後にアコギー。

このアコギは、YAMAHA FG-Junior。YAMAHAさんの公式サイトには、”銘器FG180をモチーフにしたスティール弦ミニ・フォークギター”とのことで、”本格的なアコースティックサウンドをコンパクトボディで楽しむ”らしいですよw なんかね、以前から思っているんですが、アコギって弾くときに、なんとなく”よいしょ感”があるんですよねw なので、もっと気軽に弾けるミニギター欲しいなと思っていたんですが、色々調べていたら、コイツが良い!と、どこかで知りまして、オークションで割と安めの価格でゲットしました(しかも即決のヤツw)。実際に音が凄く私好みです。階段で弾いたり、壁に向かって弾くのが大好きですw 初夏にサンフジンズのカバー企画で、音源を作ったときも、ビデオを作ったときも、大活躍してくれました。そうそう。録音にも調度良いです。私は好きですね。

とまぁ、こんな感じです。

他の方が持っているギターって、大体がFenderだったりGibsonだったりするのですが、なーんか知らないけど、私はその王道的なところは使ってないんですね。理由?ないんですw 気付いたら、こういう結果になっちゃった~みたいなw まぁテレキャスターは欲しいかも、とは思っているんですけどね。ま、とりあえずは今持っているギターで十分過ぎているので、これ以上増えることはないかな?また誰かがくれたら話は別ですけどねw

あいかわらずダラダラのブログですが、そんなところです。
それでは良いお年を~(終わりかい!?w)

See You~♪

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2014年12月25日木曜日

ふなっしーの歌声って、あの人に似てないか!?

はい、ヒの字です。

いやぁ、昨夜はブランデー入りケーキを食べ、寝る前に毎晩欠かさず飲んでいる養命酒を飲んだら、すっかり体が火照ってしまい、奥さんから「お酒の許容範囲超えてんじゃない?w」と言われてしまった私です。

さてさてさて、今年は去年の入館証を使って紅白歌合戦に強行突入すると言っておられる、梨の妖精ふなっしーさんですが、昨日もTHE ALFEEのライヴに特別参加した際に、高さ2mのステージから転落するというニュースで盛り上げてくれていますが(意外と笑い事じゃないよね。気を付けてよ、ふなっしー)、なにやら曲をリリースしているんだと知りまして、色々と聴いてみたんですが、なーんかどこかで聴いたことある声に似ているなと思っていたら!iTunes Music Storeでアルバムを試聴している時に判明しましたよ!

『うき うき ふなっしー♪ ふなっしー公式アルバム・・・(略)』に収録されている「ご当地キャラエレジー」って曲のアレンジが、たま(バンド)によく似ていたんですが、正にソレなんですね。元たまのメンバー知久寿焼さんに、歌声がよく似ているんですよ!30代や40代、特に40代の皆さんは、よーくご存知だと思います。若い皆さんは、は?だと思いますので、一番よく知っている最近の知久さんの歌と言えば、ヒガシマルうどんスープのCMでしょうね。ちょいとコレを聴いてみて下さいな。



続いて、さっき話した「ご当地キャラエレジー」の動画が見つからないのでw、ふなっしーの公式アルバム収録「梨空レインボー」をお聴き下さい。



まぁね、こーやって並べてしまうと、若干違う感じになっちゃうんですけどね。知久さん、普通に歌上手いし。それに知久さんの歌を聴いても、ふなっしーに繋がらないという一方通行ですねw しかしまぁ、「梨空レインボー」の歌い出し「お は よ お♪」ってところなんて、私からすると完全に知久さんなんですよねw なんか、たまをはじめ、知久さん関連のバンドを、改めて聴きたくなってしまいますね。あ、この意見に反対の知久さんファンの方がいらしたらスミマセン...

そういえば、ふなっしーと言えば、最近TVのバラエティー番組で、オジー・オズボーンが大好きで、パフォーマンスのところで影響を受けているということで、実際にご対面して、プールに落とされていましたよねw へぇ!オジーなんだ!と、けっこう驚きました。ほいで、その辺りを調べようと、ウィキで見てみたら、”ハードロック・ヘヴィメタルを好んでおり、初めて買ったCDはディープ・パープルの『マシン・ヘッド』、好きな歌手はオジー・オズボーン、車の中でよく聴く音楽はエアロスミス、ライバルにはロブ・ハルフォードを挙げている。”とのこと。ライバルがロブ・ハルフォードwww ふなっしー最高ですw この面子が挙がっているとなると、完全に趣味が私世代になると思うんですが、まぁ、中の人のことを話すなんてナンセンス。ふなっしーはふなっしーで良いんです。でしょ?w

とりあえず、紅白強行突入がどうなるか。大晦日まで笑わせてくれるであろう、ふなっしーのお話でした。

それでは、See You~♪

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2014年12月15日月曜日

KORG Gadgetの最新アップデート(Ver.1.1.1)が凄いぜ!:全トラック一括エクスポート

はい、ヒの字です。

先日KORGさんからKORG Module for iPadという、ピアノ、オルガン、エレピなどの1GBを超える音源アプリがリリースされましたよね。

その音源は、そのままKORG Gadgetでも使えるという優れもの。ただ、Module自体はMIDIキーボードで繋いで弾きまくってなんぼな感じがありますが、とりあえずGadgetで使えれば良いというスタンスの私。思ったように弾けないので、打ち込みだけでw おう、打ち込みまくりますよ!

ほいでほいで、そのGadgetさん。2014年12月9日のアップデートで、”全てのトラックを一括で個別にエクスポートできる機能”が追加されましたねぇ!その前のアプデでは、Ableton Liveのプロジェクトファイルとしてエクスポートできる機能が追加されたんですが、今回のアプデでは、各トラックをまとめてドロップボックスにエクスポートできちゃうじゃん!そしたら、そのまま他のDAWに落として微調整したり、他の楽器を追加したりできちゃうじゃん!ってワケで、さっそくやってみました。

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先ずは、Gadgetさんでシキシキと曲を作りまして、大体のところが終わりましたら、画面左上のファイルマークをタップ。エクスポート→Dropboxと選んだところが下の画像です。


ここで、All Tracksを選んでやれば、DropboxのKORG Gadgetファイルに各トラックのデータが入ってるワケです。ステキです。そしたら、今度はStudio One 2で新しいソングを立ち上げ、そのトラック・データを放り込んでやればいいワケです。ほいで、音の微調整をしたり、楽器を追加したりと編集した画像がコレです。バンバンババン!(しかしStudio Oneは軽くていいわw)



作曲はホカホカのコタツがあるリビングで、細かい編集は足元が冷える自分の部屋のPCで...な~んてことができるこの便利な時代。なんてナイスなんだ!

そうやって出来上がった曲がコチーラ。



おっと!そうだそうだ。この曲では、少し前のアプデで追加されたサンプラーガジェットBilbaoを使ってまして、Dropbox経由でドラムやパーカッションのサンプルをBilbaoに取込んで、サンプルを編集して鳴らしています。Moduleの音源もすごいけど、サンプラーガジェットのBibaoもあるから、もうアレだ、怖いもんなしだ。なんでもできる!

KORG Gadget も、KORG Module も、12月31日まではセール価格みたいですので、今のうちにゲットしといた方が良いですね。こういう大きいヤツは、App Storeのウィッシュリストに入れといてセールん時に買うのが一番です。

KORG Gadget 大好き!
(前々回の、テレビ大好き!に引き続きw)

それでは、See You ~♪

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2014年12月10日水曜日

えぇ!?テラスハウスがまさかの映画化!:テイラー・スウィフトとカントリーに思うこと

はい、ヒの字です。

今朝、何気なくネットのニュースを見ていたら、テラスハウス公式HPで謎のカウントダウンとかいう記事があって、なんだべか?と思ってHPを覗いてみたら、まさかの映画化ですわ!2015年2月14日バレンタインデーから公開とか。とりあえずは公式トレイラーをみてましょ。



あの日からずっと続いてたんですと!いやぁ、おどれーた!たしかにTVでの最終回で、最後に家を出ようとしたテッちゃんの表情が気になり(そりゃ観ていた人はみんな気になったでしょう)、こりゃそのうちスペシャルでもあるんじゃねーかとは思っていましたが...。映画かぁ...。映画かぁ...。年末スペシャルが良かったなぁ。私のようなオッサンはレンタルDVDが出るまで待つことにしますw というか、映画でも副音声を聞けたらいいのに。ほれ、歌舞伎とか美術館とかにある音声ガイドみたいなの配ってさ。山ちゃんの副音声が聞きたいw これはやるべきです!ま、ソレも含めてDVD待ちですかねw

テラスハウスってTVでやっていた時も、BGMの選曲がとても良かったと思います。オープニングのテイラー・スウィフト「We Are Never Ever Getting Back Together」やエンディングのスノウ・パトロール「Chasing Cars」は心に響いちゃうところがありましたし、その他、番組中で使われた曲も洋楽に関して言えば、アメリカで生活していた時に車のラジオでよく聴いた曲など、なかなか懐かしいものも多かったですねぇ。

で、ですよ。上の動画でも流れていますが、テラスハウスといえば、オープニング曲「We Are Never Ever Getting Back Together」ですよね。それこそ”テラハの曲”みたいなw 多くの人たちが、そう思ってると思うのですが、この曲を歌っているテイラー・スウィフトがカントリー・アーティストだってことを知っている人がどれだけいるのかな~って、ふと思ったので、そこから派生して色々と個人的に思ったことをお話していこうかなと(長い前置きのようなw)。カントリー・ミュージックの歴史やテイラー・スウィフトのことは、ここでは説明しません。wikipediaなどで調べて下さ~い。

さて、この曲が収録されているアルバム『RED』は米ビルボードのアルバム総合チャートでも、カントリー・アルバム・チャートでも1位を記録、グラミーでもベスト・カントリー・アルバムを受賞しています。ただ、この曲やこのアルバムがカントリーか?ということが、当時から言われているんですよね。その年のグラミー賞の時なんて、Facebookではリアルタイムでアメリカの友人たちが、そのことに言及していました。言及というか、具体的には「あんなのカントリーじゃない」という文句です。

確かにアルバム『RED』はとても現代的なポップサウンドです。それまでの彼女がやっていたカントリー・サウンドとは、かなり違います。最近リリースされたアルバム『1989』なんて、もっとポップだし、もはやエレクトロ・ミュージックのアルバムです。ただ、この「We Are Never Ever Getting Back Together」は、ポップソングとしてすごく良い曲だし、多くの人が知っている曲、好きな曲だと思います。その多くの人が、この曲をきっかけでテイラー・スウィフトを知り、アルバムを買い、『RED』以前のアルバムを聴いて、あれ?という人もいるだろうけど、カントリー・ミュージックいいじゃん!と言って、カントリーを聴きは始める人もいるんじゃないかと思うワケです。つまり、テラスハウスの主題歌「We Are Never Ever Getting Back Together」から、カントリー・ミュージックに辿り着く、あるいは辿り着いた人も少なからずいるんじゃないかと。新しいものが入り口になって、その原点となるものを知るという流れは、ある意味とても理想的なんじゃないかなと思うんですよ。

その一方で、テイラーちゃん本人が(いきなり馴れ馴れしい呼び方w)、そういう意図を持ってやっているかどーかは知りませんが、色んなジャンルが、または色んなアーティストが生き残るために、新しいサウンドを取り入れるのは、とても興味深いし、良いことだと思います。実際に60年代のR&Bやソウルの人たちが、70年代後半にディスコ・サウンドを取り入れたのも事実としてあるし、それでナンバーワン・ヒットやクロスオーヴァー・ヒットになっている曲も沢山あるわけです。それはカントリーも同じで、どれだけオールドタイミーなサウンドから変わったきたか?って話です。まぁ、さまざまなジャンルにはピュアリストっているし、そーゆー人たちの中には新しいサウンドに拒絶反応を示す人も多いと思うんですが、ひとつのことばかりでは音楽もアーティストも進化しないワケで、それはそれで残念な話だと思うんですよね。

ちなみに、そのまた一方でカントリー界では、ここ数年、原点回帰的な新しいジャンルでアメリカーナなんてのもありますよね。

つまるところ、保守的なものがあっても良いと思うし、前衛的なものがあっても良いと思うワケです。オープンマインドで行こうよってね。そう思うんだな、私は。なーんか、年齢を重ねたら頑固になってしまうのかと思いきや、色々なことがOKになってきてしまって、脳みそが緩くなってきてんのかなぁw いやいや、良い曲は良いでいいんじゃない?ってことかな。それでいいんだよ。な。色んな音楽に触れれば、人生も豊かになるってことです。でしょ?

いつもどーり、まとまらないけど、このへんで。
それでは、See You~♪  ...バタンっ! 
(テラハ風エンディングでw)



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2014年12月8日月曜日

『月曜から夜ふかし』で使われている曲が面白い!

はい、ヒの字です。

さてさて皆さん、月曜の深夜にやっている『月曜から夜ふかし』って番組自体が面白いけど、番組中に使われている曲もちょっと変わった選曲で面白いですよね。こういう形で、いろんな種類の音楽を聴けるのは、とても有り難いです。そして、すぐ調べる癖のある私は、気になった曲に関しては、それこそ躍起になって調べ上げてしまいますw 

ほいで今回は、『月曜から夜ふかし』で使われている曲でも、メインのものを数曲だけ取り上げていこうと思います。ま、ネットでひとつひとつ調べると結構ヒットするんですが、まとめてあるのはなかったなと思い、自分用のメモも兼ねて...ということでw

そしてそして、調べ上げました結果ですね、これがなかなかインターナショナルな内容になっていて驚きました。この番組の音楽を担当している方、サイコーです!ま、ひとつひとつ挙げていきながら、簡単に解説していきましょー。

2014年12月5日金曜日

これも流行の30年周期的なヤツなのか?パート2:ニール・ヤングのロックンロール

はい、ヒの字です。

前回は、50年代のロックンロールについて、また流行の30年周期について、お話しましたが、その中で、80年代洋楽におけるロックンロールとして、ビリー・ジョエルを例にとりましたね。80年代にこうした50年代風ロックンロール曲を書いたり、あるいはカバーしたりというバンドやアーティストは他にも沢山いるとは思うのですが、今回のパート2では、なんとニール・ヤングを取り上げようと思ったワケです。

ニール・ヤングって、私はリアルタイムでは全く聴いてなく、それこそ90年代のグランジ・ブームで「ゴッドファザー・オブ・グランジ」と呼ばれていたことをきっかけで、その存在を知ったんですよね。ニール・ヤングって言ったら、誰もが思うのはフォークロックやカントリーロックになると思います。カントリーロックの話になったら、それこそ色んなバンド名やアーティスト名へと繋がっていってしまい、いつもよりメチャクチャになることは間違えなしなのでw、この回では完全にスルーしてやろうと思いますw。 

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で、そのニール・ヤング。80年代の頭にとんでもないアルバムを2枚出しているんですね。1つが1982年リリースの『トランス』、そしてもう1つが翌年83年リリースの『エヴリーバディーズ・ロッキン』

ちょっと話が50年代ロックンロールとは遠くなりますが、先ずはヴォコーダ-やらシンセサイザーといったエレクトロ機材を多用した『トランス』。このアルバムは、クラフトワークのエレクトロ・ミュージックに影響を受けていたとのことですが、それとは別に、脳性麻痺で言葉が喋れない息子さんとのセラピー・プログラムが背景にあったようです。とはいえ、それまでのカントリーロックやフォークロックからかなり懸け離れたサウンドで、どうしたニール!と言いたくなるような内容でして、以前ニール・ヤングのマニア的なファンであるアメリカの友人に当時のライヴビデオを見せてもらったことがあったんですが、やっぱりボーカルにヴォコーダ-を使っていて、真面目にひっくり返りました。コレを観てやって下さい!ババン!


つーか、完全カラオケスタイルじゃんかwww

ほいで、そこから次のアルバム『エヴリバディーズ・ロッキン』では、50年代のロックンロールやロカビリー(カバー&オリジナル楽曲)のサウンドに大きくシフトしちゃうんですよね。一体どうなっちゃってるんだニール!って感じの流れですが、これも前回の流れ同様、80年代におけるロックンロール・リバイバルなんじゃないか?って思わせますよね。なにはともあれ、コレを観て下さい。ドドン!


もうね、ダッチュワ~リワリ♪ですw そしてこのアルバムジャケット!この時は、当時所属していたレーベルとの条件的な話もあったようですが、それにしてもこのタイミングなのな~と思ってしまうワケです。なんにしても、とても80年代っぽい!

ニール・ヤングのファンの多くが、この2枚のアルバムにかなり動揺したと思うんですが、長くやっているバンドやアーティストにはよくある話ですよ。キッスなんかも完全にその良い例ですわw まぁそういうのも含めて、長年のファンは大変ですw だけど私の場合、ニール・ヤングは完全に後追いなのもあり、『トランス』も『エヴリーバディーズ・ロッキン』も普通に聴けちゃうんですけどねw その時代だな~ぁ、ふふ...とか思いながら聴けてしまいます。

で、ニール・ヤングなんですが、ニールといえば個性的なあの声です。ヘロヘロっちゃーヘロヘロだし、弱々しいっちゃー弱々しい。でもなんか惹かれてしまう声なんですよね。これは自分だけなのかも知れないんですが、ニールの声ってThe Flaming Lipsのウェインの声と似ていると思うんです。高い音程になればなるほど、そのうわずり方や声のひっくり返り方が全く一緒に思えるというねw ウェインの方が更に細いかw この曲とかニールに歌って欲しいっ!



ちょっと脱線しましたがw、そんな感じで、ニールも50年代ロックンロール!というお話でした。次回はどうしようっかなー。ヘロヘロ声特集でもやりますかw ま、機会があったらやりましょうっw

それではまた。



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2014年12月3日水曜日

これも流行の30年周期的なヤツなのか?:50sロックンロール

はい、ヒの字です。

なーんか良く分からないんですけども、最近1950年代から60年代初頭のロックンロールとかインストルメンタル曲を好んで聴くようになっております。

実は(ってほどではないんですが)、私が小学生5,6年生の頃に、アメリカングラフィティーなどのサントラとかがやたらと流行って、私も90分のカセットテープにその時代の音楽をダビングしてもらったりして、ほぼ毎日聴いていたんですよね。同級生の中にはAt the Hopとか踊ったりしてるヤツらもいましたねぇ。あ、あとあれだ。カルコークだのクリソー(クリームソーダ)だのいったブランド(?)の財布とか持っているヤツらもいましたねぇ。ツッパリくんとか、なめ猫が流行った頃ですよ。さぁ、だいたい私の年齢が分かってきましたね。う~ふ~ふ~ふ~(旧ドラえもんの笑い方→これも世代ですねw)。

それはいいとしてw、とにかくなんか急にそんなことを思い出したりして、懐かしくなったのがきっかけで、少し前から50年代のロックンロールをまた聴き始めていたんです。懐かしさが手伝っているのか何かはよく分かりませんけど、ノリもいいし、良い曲も多いし、単純にというか、純粋に楽しいって思えるんですよね。

ほいで、つい先日。テレビのバラエティー番組でBGMがずっと50年代の音楽だったり、CMなんかも何気に50年代の曲の現代風リメイクだったりしたことに気付きましてね、冒頭で書いたことを思い出したりしたんです。そういえば、あの頃って今から30年前の80年代半ば。その80年代半ばって、50年代ロックンロール・リバイバル的な動きが確かにあったと思ったりしてるんですよね。たとえば当時の邦楽なら、ちょうどチェッカーズとかシャネルズ(もうラッツ&スターズだったかも)といったロカビリーやドゥワップがベースになっているグループがいたし、なんなら横浜銀蝿なんて完璧なロックンロールだったし、ついでに言えば、少し前にはアラジンの「完全無欠のロックンローラー」なんて歌もありましたし、原宿の歩行者天国では竹の子族の他にも、50年代の服装でロックンロールを踊っているローラー族なんてのもいましたね~。あー、懐かしいw

懐かしいはいいけど・・・ え?ちょっと待てよ?80年代の30年前ってジャスト50年代じゃん!?ということに更に気付きまして、今50年代のロックンロールをあちこちで聞く機会が増えたことに、なんというか、これも流行の30年周期的なヤツなのか?しかも2週目?ってことで、腑に落ちた感じになっております。はいw つーか実際に今、ロックンロールが再流行しているかどうかは知りませんけどねw ちなみに、1985年のマーティ・マクフライが、いよいよ来年やってくるんだな。おー、アレもロックンロールだったわな!つーか、正に1985年を軸にした前後30年(1955年と2015年)が舞台になっている話なじゃん!コレは何気に今回の話と繋がっている...。興味深いぞ、おいっ。映画『Back to the Future』のことです、念のため。というか、もう、こうなったら屋根裏に宝の地図でもねーかな?って話ですw

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しかしまぁ、やはり流行の30年周期的な何かってのはあるんですねぇ。奥さんなんかも、昔のマンガ(やはり主に80年代)とかを読み直していたりしてて、当時の服装が今と大して変わらねーと言っております。ま、服装に関しては、数年前からそんな流れになっていますよね。まさか、自分らが子供の頃に着ていたようなデザインの洋服を、今になって若い子たちが着ているのは本当に面白いですね。これは、90年代にちょっとだけヒッピー風なのが再流行した時、親の世代が、若かった自分たちに言っていたこととまるで一緒!この時は微妙に30年周期ではなかったんですけどね。つーか、私も年取ったわw

まぁいずれにせよ、歴史って繰り返すんだなぁ...って改めて思ったという話でした。歴史が繰り返すってよりも、人の心に何年周期的な何かがあるんでしょうね、きっと。かっと。ひっぷ。ほっぷ。

お!ちなみに、80年代の洋楽って言えば、私は中学生になってからビリー・ジョエルとかブルース・スプリングスティーンが大好きで、よく聴いていたんですが、思えば、あの頃のビリー・ジョエルのヒット曲って、完全無欠のロックンロールだったりしましたもんね。よくよく考えてみれば、アルバム『イノセントマン』が50年代から60年代初期のサウンドですもんね。「Tell Her About It」とか「The Longest Time」とか「Uptown Girl」とか...。その一方で、今のエレクトロ・ミュージック界は、少し前からゴテゴテ80年代シンセサウンドのムーブメントもあったりしますしね。あー、面白い面白い!

次回も支離滅裂な感じでw、もう少し30年周期的な、50年代ロックンロール的な話を続けようと思っております。

それでは、See You~♪

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2014年11月19日水曜日

KISS来日けてーい!(プラス、ももクロとのコラボについて)

KISS来日in 2015が決定しましたね!

去年、10月の武道館公演でポールが「もしウドーさんがOKなら、来年も来ていいかな?」ってステージで言っておりまして、こちらとしたら「いいともー!それでは一旦コマーシャルです。チャ~ラっチャラ~...♪」ってな感じだったんですが、今年の夏になって毎年恒例のキッス・クルーズやラスベガス公演は発表されるも、来日の話は一切出てこず、来年来る来る詐欺になってしまうのかと一抹の不安があったのですが、よーーーーーーーーやく決まりましたっ!イエスっ!(ちなみにイエスも来るんですってねw)

しかもですよ、ももクロとのコラボが決まったニュースが一昨日(11月17日)に発表され、それと同時に来日情報も解禁され(その2日前にファンクラブのメンバーには発表されていたようです)、月曜の朝から大興奮で、さぁチケットはいつから発売なんよ?って調べてみたら、特にウドーさんのサイトでも特になんも書いておらず、ジャクソン・ブラウンやらリッチー・コッツェンやらって話ばかりで、キッス関連のサイトで色々調べてたら、フェイスブックでキッス・オンラインさんが今日から発売って言ってるじゃないですか!ほいで改めてウドーさんのサイトに戻ると、ウドーのプレミアム・メンバーはネットによる先行予約開始って言うじゃないですか!

そうなったら、あーた。前回は普通メンバーでチケットを予約したのですが、今回は東京ドームってこともあり、アリーナで見られなければテレビで観るのも一緒じゃいっってことでして、速攻でプレミアム・メンバーになりチケット予約完了したワケです。尚かつですよ。前回は、10月で奥さんの誕生月だったので私から半ば強引にプレゼントしたワケですが、今回は3月で私の誕生月なので奥さんからのプレゼントという運びになりました。ぐふふ~ぅ。しかしまぁ月曜の朝からアタアタして、頭痛になっちまいましたよw

というワケでババンっ!!

きましたよ、コレ!3月3日は桃の節句つーことで(なのか?だよねぇ?)、コラボが決定した、ももクロも特別参戦です。あ、そうそう。今回のももクロとのコラボ。キッスが楽曲提供と演奏をして、既にレコーディングも終わっているという話で、あちこちのテレビ番組でも放送されていましたが、あの映像ってもしかしてもしかしたらMVの撮影後的なヤツなんすかね。ポールも「振り付けを観て、サムライ、スモウ、ゲイシャ、テンプラ(天ぷらは言ってないw)だと思った」と、相変わらずのことを言っておりましたがw、コレ、もしかしてMVの撮影したってことだよね?と憶測したくなりますよね。つーか今キッスはベガス公演中だよね?どーなんでしょ。

ほいでもって、ツイッターにて「キッス来日」で検索すると、なかなか盛り上がっているものの、ももクロとのコラボやライブ参戦にたいしてブーブー言ってらっしゃる方が結構おりましてね。私からすると、いやいやいや、それがキッスじゃないですかって話なんですよ。まぁ私自身、ももクロには以前から興味がありますし(弟はモノノフ)、彼女たちもハードロックにまったく関係ないワケではないし、言うなれば起こるべくして起こったことだとは思うワケです。しかも、キッスがそれを決めているんだから、それを受け入れましょうよって話です。そもそもですよ、言ってしまえば、何故コミック出しちゃうかな?キッス・ドールって何ですのん?今度はディスコかよ!?って昔から新しいことにチャレンジしているのがキッスですよね?もちろんハズした企画もあったかも知れないけど、今回のももクロとのコラボは私個人的には大アリです。それこそ、前回の千葉公演の前座がタイミング的にBABYMETALでもおかしくないと思っていましたからね

もうポールとジーンは還暦を超えているというのに、レストラン経営をしたり、フットボールチームのオーナーやっていたり、キティちゃんとのコラボなどなど、オープンマインドで新しいことにどんどんチャレンジしているのはすごいと思います。私も子供の頃からのファンで、大人になってから少し遠ざかったこともありましたが、前回の来日でバイオ本を原文で読んだりして、改めて思ったのは、ポールとジーンは頭が良いし、アイディアが豊富だし、とにかく自分たちのアイディアを行動に移していることが素晴らしいと思うワケです。

以前、ツイッターで一般の人がジーンにたいしてキティちゃんのコラボ商品だったかを批判していたんですね。それにたいしてビッグスターがいちいち対応することもないと思うんですが、ジーンは「Don't be jealous」って言うワケですよ。「そう言うお前は何を成し遂げたんだ?」ってね。カッコイイと思いません?

新しいことにチャレンジしているんだけど、キッスという基本スタイルは守り続けているというね。もう、結成40周年なんですよ。ステージでは毎回、火吹き、血吐き、ギター壊しなどなど同じことをやっているワケです。YouTubeでは昔のライブ映像も観られたりしますが、どの時代のライブ映像を観ても同じワクワク感があるんですよね。もちろん全員がオリジナルメンバーではないワケですが、時代が変わっても同じことで同じ興奮を伝えられるというのは、もはや伝統芸能なんですよ。これは、けっこう前から周りの人たちに言っているんですが、キッスのロックンロール・ショーは伝統芸能なんですっ!だからファンを止められないんですよ。

ついでに言っておきますと、私のツイッターTLではまったくもってキッスの話が出てきませんw 盛り上がっているのは私だけ~。それはそれで別に構いませんけどね。うん、まぁいーやw

あ、そうそう。それから今発表されているスケジュール。2/28の仙台から3/3の東京ドームまで、2日間あいてるんですよね。私としては、ここに追加で武道館2daysがくるんじゃないかという読みなんですが、是非是非そうなって欲しいっ!

とにもかくにも、今から相当楽しみにしております。もうね。理屈じゃないんですよ。早く来年になれー!ま、私もオッサンですのでね、あっという間に3月になっているんだと思いますw

そんなワケで最後にコレ!
我が家のもずく(黒猫7歳)も今から楽しみにしております。
(ちなみにこの写真はiPhoneアプリ「Persona Camera for KISS」で作りました)

それではSee You ~♪


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2014年11月7日金曜日

実のところDAWを始めたのは割と最近なんですっ!

いきなり暴露話からスタートですw
タイトルのとおり、私がPCのDAWをちゃんと使うようになったのは、ここ3年くらいの話なんですね。

それまでは何を使っていたかというと、カセットMTR世代の私は2000年入ってから、初めてデジタルの世界に足を踏み入れたのです。そう、KORG D3200というHDDレコーダー/デジタル・マルチトラック・レコーダーを購入し(当時、「CDが焼ける初めてのHDDレコーダーなんだぜ!」って店員さんが言っていたので即決w)、それまでアナログの4トラックでピンポン録音を駆使してテープヒスがシャーシャーのデモを作ったりしていたのですが、D3200の導入で一気に32トラック!音もスッキリ!アンド・メニー・モア!その後まもなく、仕事が出張ばかりで、自宅にいることも少ないってことで、出張先で使えるようにとYAMAHA QY70というシーケンサーを購入し、ホテルでシキシキ打ち込んだものを帰宅した時にMIDI同期しながらD3200に落とし込んで、歌や生楽器を足してゆくって作業を繰り返してました。

それから数年後、MySpace時代がやってきます。アメリカの友人が新しいバンドをやっていて、そのサイトがMySpaceだったんですね。そのころはまだ日本版はなかったですね。で、自分もMySpaceを始め、知り合いになったドイツの人から「DAWは何使ってるの?」と聞かれ、ここで初めてDAWの存在を知りました。何だ?コンピューターで音楽って何だ?みたいな感じでしたね。ProToolsの存在はアメリカにいた時に、大学のスタジオが導入したばかりだったので知っていましたが、そんなのはプロの現場だけの話かと思っていましたからね。

それからそれから、時は流れて2011年。アメリカの友人とファイルのやりとりをしながらコラボ的なことをやろうぜって話になり、ようやくDAW購入に至ったわけです。しかも初めてのDAWは、ホントに最低限でいいやって思っていたのでCakewalk Music Creator 5でした。そしたらアータ、Cakewalkさんから、「実はね、Sonarってのがあってね。今ならお安くアップグレードできるんですよ~ぅ」ってメールがいっぱいきて、こちらも「わかったわかった!アップグレードすりゃいーんだろ!」って根負けした形でSonarになり、今やSonar x3 Studioんところまで来ておりますw 一応これがメイン。

そしてそして、オーディオインターフェイスが欲しいじゃん?MIDIキーボード欲しいじゃん?と周辺機器も揃えないといけなくなり、そういうものって付属でソフトがついてくるじゃあないですか。その1つにAbleton Live Liteってのがあり、以前からエレクトロニックな音楽やるならAbleton Liveだべって友人知人から聞かされていたので、興味本位でどんなものかとインストールしてみることに。ただ、付属のLiteではなく、Abletonさんのサイトでは使用期間限定ではあるがフル機能のデモバージョンをDLできるって話を聞き、そいつをインストールしたことをきっかけに、今ではSuite 9になっちゃってます。はい、営業メールに弱いですw

その他にも、色んな経緯がありDAWではPresonus Studio One Producer、音源ソフトなんかも、Native InstrumentsのKomplete 9をはじめ、もう十分過ぎるくらいの音源が揃っております。エフェクトものもそう。それに加えてフリーVSTね。あ~、もうコレはホントにキリがない。なんにしても、どのメーカーさんも、ある時期にどえらいセールをやってくれちゃうので、そういう時にワホワホワホ~って購入ポチポチしちゃうんですよね。困ったものです。

ほいでね。こんだけ色々あって、全部使いこなせているのかって話ですよ。iOSアプリもそうですが、面白そうなので買うだけ買ってあまり使ってない、あるいは買っただけで使ってない、なんていう感じになってしまうのは、いくらセール期間中に購入したとはいえ、あまりにももったいない極まるのもあるし、というか、それらで音楽つくろうよって話ですw


ね。音楽つくろうよ。


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2014年7月26日土曜日

iOSアプリで動画制作:メイキング・オブ・サンフジンズ「じょじょ」カバーMV その5 (アニメーション編)

はい、ヒの字です。

今回で、このシリーズも終わると思います。たぶんだけど。

アニメーションつーと大袈裟になっちまいますが、まぁアニメーションなのでしょう、コレも。

先ず、ひとつめは、「いたしかかった おいたしかたかった」のコール&レスポンス。このレスポンスの部分に我が家のネコ3人がヒョコっと出てきますね。それもCute CUT Pro内でやっちまってます。このアプリはJPGの他にもPNG画像も取り込んでくれるので、そいつを利用してやったワケです。そんなこつで、ネコ3人のPNG画像を作ってやるワケですが、そこで使用したのがPhoto Layersというアプリ。日々の生活の中で撮っておいたネコ写真の背景を消してやって、「境界ぼかし」機能でうまいことぼかしました。背景を消す作業も写真をかなり拡大できるので、細かいところも指作業で消します。こんな感じです。

これは、にこごり(サビ)ですが、もずく(黒猫)といそべ(白黒)のも同じように作ってやります。それをCute CUT Proで取り込んでやって、それぞれに「イン」と『アウト」のエフェクトをかけてやるワケです。その写真がこちら。
それぞれのトランジション・エフェクトは、ヒョコっと効果を出すために、かなり短くセッティングしています。しかも、3人がそれぞれ微妙にズレたタイミングにも設定してあります。そーゆーのができちゃうのが、Cute CUT Proプロだからこそできる技。ホントか?

ほいで、エンディングのエンディング。もずく(黒猫)がリズムをとっているアニメーション。これだけはPlastic Animation StudioというiPadアプリを使っています。なにができるかって、写真を切り抜いて、骨組みを仕込んでやって動かしちゃうというアプリなんですね。なにはともあれ、写真を見ていただきましょ。

もずく(黒猫)に骨組みを仕込んであげて、タイムラインに合わせて動かしてやるだけです。今回は曲のbpmが120なので、0.5秒毎に右、左とセットしてやっただけです。途中の動きもアプリが勝手にやってくれるので、こりゃカンタン。トレコントン(何語だっけ、コレ)

そしたらコレもレンダリングして、Cute Cute Proで取り込んであげて、音楽に合わせて置いてやるだけ。EZ・Do・編集です。

あれ?終わっちゃった。

いやー。特にこれ以上ないです、ホント。終わりです。お疲れっした~。

まとめ:
今回のサンフジンズ「じょじょ」カバー企画は、ちょうど仕事の谷間だったりもしたので、タイミングが良かったっちゃー良かったですが、けっこう急いで作った分、自分的にはここが足りない、あそこが足りないとかあるんですが、とにかく完成させて投稿したかったので、こんな感じで良かったのかと思っております。ホントはもう1本やりたいところだったのですが、仕事がドッカーンきてしまったので無理でした。しゃーない。とにもかくにも、楽譜をプリントアウトして、アレンジ考えて、実際に録音して、ビデオを作って投稿するまでのプロセスが楽しかったな、ホント。アプリのことも色々と学べたしね。そんなところです。

次回...何やろうかな。このあと少し燃え尽きるかも知れない。あははは~。

それではまた~!

このシリーズを頭からご覧になりたい方はコチラからどうぞ!

iOSアプリで動画制作:メイキング・オブ・サンフジンズ「じょじょ」



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iOSアプリで動画制作:メイキング・オブ・サンフジンズ「じょじょ」カバーMV その4 (CuteCutProでビデオ編集!)

はい、ヒの字です。

突然ですが、私には自分から見て右のこめかみの上辺りに、けっこうなハゲがあります。子供の時にチャリでフェンスに激突しましてね。ビデオでも、かなり目立ってしまっております。え?気がつかなかった?まぁそんなものでしょう。ははっ!

さあ、今回はいろいろと撮りためたシーン素材をCute CUT Proというビデオ編集アプリでまとめていきますよってお話です。

なんかねぇ。分かっちゃーいたんですが、少し話が長いというイチャモン(いや、アドバイスですっ)をいただきまして、そうだねぇ、このブログは別にチュートリアルものではないワケだし、細かい説明は省略で良いのかものねぇってことで、今回から早速そうしていこうと思います。既にダラダラしてるけどw

えーっと、そうそう。Cute CUT Proはですね、とにかく軽い!他のメジャーなビデオ編集アプリだと、インストールしただけで結構な容量になってしまうし、書き出しも割かしスロウな印象。まぁ今回はかなりの素材を詰め込んだので、ときどき動きが怪しくなったところもあったけど、ほとんどサクサク作業ができましたと。

ほいで、編集の手順としては、先ず音楽を取り込む → 音楽に合わせてシーン素材を調節しながら順番に置いてく → 素材と素材のトランジションを設定する...って感じですかね。ポイントはシーンを並べ終わったら、それぞれのシーンのボリュームをゼロにしておくことですかね。あと、もしかしたら他のビデオ編集アプリでもできるかどーかは分からないけど、Cute CUT Proはモニターでシーンのサイズ的なことも調節できちゃうのが好きなんだな、コレ。ま、もろもろ写真で見ていきましょうか。例えば、これは、もずく(黒猫)をだっこしている私をサイズの調節で、中心にくるようにもってきてます。また、別のシーンでは、端っこにいらないものがチョイと不自然に映っていたので、絵を拡大してやって、それをモニターの外に出してやったりしております。べんりべんり~。




あとはなんだろ。あ、トランジションか。1つのシーンにトランジションを入れられる数が決まっているようです。そりあえず、フェードインとフェードアウトと2つのエフェクト使ったらいっぱいなのかな?内容にもよるみたいだけど、「アータ!容量イッパイヨ!」と注意されちゃったところがありまして...。それは、歌詞でいうと一番最後の「それだけじゃなーなーなーーーいのに」の「なーなーなー」のところです。そこに「なー」ひとつにたいして、一回ズームインさせたかったんですが、「容量イッパイヨ!」言われたので、いろいろ考えた末、このシーンを「なー」ごとにスライスして、それぞれにズームのエフェクトをかけてやることにしました。そこんところの作業写真がコチラ。



いやぁ、ホントにカンタン。音楽とビデオを合わせるのって難しいのかなぁと不安になっていたところもあるんですが、初めてにしちゃそこそこ上手くいったのかなと。自己満足の世界です。おまえだってそうだろう?よく分からないけど言っておきました。Cute CUT Proに関しては、まだまだ色んなことができます。そのあたりは、相変わらずですが、今後いろいろと使ってみたところでお話できれば...と思っています。2014年、夏。

さてさて、あと残されたのは、アニメーションの部分ですね。次回はそこんところに触れていきましょう。

次回はコチラです!

iOSアプリで動画制作:メイキング・オブ・サンフジンズ「じょじょ」カバーMV その5 (アニメーション編)



それではまた!

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2014年7月21日月曜日

iOSアプリで動画制作:メイキング・オブ・サンフジンズ「じょじょ」カバーMV その3 (もっと分身w)

はい、ヒの字です。

さーてと、サンフジンズ「じょじょ」カバーMVメイキング・シリーズ、その3です。今回はエンディングの「たくさんの分身とその逆再生」の巻になります。巻いていませんけどw

こちらの映像ですね。



今回使ったiPhoneアプリは、「分身カメラ」「Game Ur Video」の2つです。

ポイントとしましては・・・

1.これもiPhoneを三脚にセットして撮影。
2.近く広く撮影するために、UNIVERSAL CLIP LENZという、クリップ形の広角レンズ(WIDE)をiPhoneに装着しています。

で、とりあえず素材となる動画を撮影するんですが、ここでも一応iPadのドラムマシンを使って、曲のbpm120にセッティングしてビートを鳴らしておきます。それに合わせて階段をのぼったりました。これを2種類のパターン撮影しています。撮影が終わったら、実際に「分身カメラ」で素材を読み込んで分身を作ってやるワケです。

これはシンプルに「分身カメラ」を開いて、「select」をセレクトして(言いたかった...w)、動画を読み込んでやるだけです。分身処理には少し時間がかかりますが、そのプロセスを見ているのもなかなか面白かったりします。

前半部分に関しては、厳密にいうと失敗例になるのかと思われるのですが、なんとなくサイケ感がでたりしたので、結果オーライということで採用となりました(ほら、完成させるのが目的だったじゃん?)。

もっと明るいところ、自然光が当たる野外などで、大きく早く動いた方が、良い分身ができると思われます。イエス!ユー・キャン・ビー・ア・スーパー・ニンジャ!

えーと。次に、「たくさん分身」の後半。分身くんが後ろ向きに階段を下りていく、こちらのシーンですね。

これは同じく「分身カメラ」で分身シーンをつくるんですが、その後です。今度は「Game Ur Video」というアプリを使います。雑に翻訳するのであれば、「自分のビデオで遊んじゃいな」ってところですかね。実はこのアプリでも左右分身ができるし、更にはもっともっと色んな種類のサイケデリックなエフェクトを、動画再生させながら追加していくことができるという恐ろしいアプリなのですが、その辺は割愛させていただくとしまして、今回は「REVERSE(逆再生)」機能を使います

ほいじゃ、「Game Ur Video」を開いて、画面を2つ右にスライドさせてREVERSE機能の画面にもっていきます。コレですね。

このフィルムみたいなものをタップするとカメラロールのビデオがズラズラ~と出てくるので、逆再生にしたい動画をタップすると、すぐに処理がスタートします。ほいで、次に右上のチェックマークをタップすると、大きい星マークに「I did it!」(超直訳:俺はやったぜ!)の画面になるので、「Done」(超要訳:やったな)をタップ。「Play」を選んでチェックしておくのも良いでしょう。

さてさて、その後、「Library」で処理された動画をタップして、左下の矢印をタップしまして、最後にリサイクルマークのような矢印マークをタップでカメラロールに保存されます。

そんだけ~。かんた~ん。

しかしコレ、実の妹に「よく後ろ向きで歩けたんね~ぇ」を爆笑しながら言われましたが、その通り、なぜか逆再生した感じがなく、その自然さが妙な不自然さを生んでいると思いまして(and vice virsa)、これもそのまま採用しました。この回は偶然の産物が多かったですね。まぁ、そーゆーものです。その方が面白かったりもします。

と、まぁ簡単にはなってしまいましたが、今回はこの辺ですかね。

次はいよいよCute Cut Proを使っての動画編集に入りますよ。

次回はコチラです!

iOSアプリで動画制作:メイキング・オブ・サンフジンズ「じょじょ」カバーMV その4 (CuteCutProでビデオ編集!)



ではまた!

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iOSアプリで動画制作:メイキング・オブ・サンフジンズ「じょじょ」カバーMV その2(分身の術)

はい、ヒの字です。

さてさて、さっそくサンフジンズ「じょじょ」カバーMVメイキング・シリーズの詳細に入りたいと思います。

先ずはとにかく素材となる動画を撮影してかないといけません。撮影中の3日間は夕食後ひと段落してから、曲のAメロ、Bメロ、サビ、ギターソロなどなどをシーン別に区切って、ケロンコ(奥さん)に撮影してもらったワケですが、今回のビデオの見所(なのか?)の1つに、2人の私がいるシーン(サビのパート)があります。これをどーやって撮影したかというのを簡単に説明していきたいなと思います。

いわゆる分身加工みたいなことになるんですが(You can be a 忍者、ベイベ!)、それができる写真/画像アプリもいろいろありますよね。じゃ、それを動画でどうやるか?ってもの、これまたいろいろとアプリがありますし、チュートリアルの動画も沢山アップされています。それらを参考にさせていただきまして、今回のケースで一番やりやすいと思ったのがPicPlayPostというアプリでした。

その手順を見ていきましょう。なお、結果的にはビミューに失敗例となるので、ザッツ反面教師スタイルとなります(あー、くやしいっ!)。このシーンですね。



まずは撮影から。この撮影には三脚がマストです。そして、全ての撮影に言えることですが、動画で使う音楽を流しながら撮影すると後の編集がやりやすくなります。あたりまえっちゃーあたりまえですがw ほいで、1人目の自分と2人目の自分を録画しっぱなしで続けて撮影することがポイントになります。つまり、今回の場合ですと、①左側の自分を撮影、②録画したままで着替え、③アコギに持ち替えて右の自分を撮影、ってことです。撮影を始める前にも、1つだけ注意しておかなきゃいけないことがあります。それは撮影するビデオの画面を長押しして「AE/AFロック」にしておくことです。露出とフォーカスのロックですね。簡単に言っちゃうと左右の映像の明るさやピントを同じにしておくってことです。その上で、1人目の自分と2人目の自分を一度に撮影するんです。まぁ、結局なぜかそこも失敗しちゃうんですけどね(ホント、くやしいっ!)。

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さーさ、撮影が終わったら、その映像をPicPlayPostで編集しますよ。

1.PicPlayPostを開いたら、まずは比率の16:9を選択して、フレーム種類を選んでタップ(今回は黄緑と青になっているヤツ)。


2.次の画面で左側をタップして、カメラロールからさっき撮影した動画を選びます

3.左側の動画のトリミング。最大トリムの「10分」を選択すると、細かく「スタート」「エンド」のセッティングができます。動画を再生しながらタイミング良いところ(歌い始める直前)で「スタート」をタップします。「エンド」は次のフレーズを歌いだしてからでOK。終わったら「決定」をタップして、ビデオの読み込みが始まります。それが終わったら、右下の緑色した×マークをタップ。

4.今度は下のメニューからスタイルをタップして、フレームの幅を最小にして消しちゃいます



5.緑の×をタップして、お次は左側の動画が中央になっているので、スライドさせて左寄せにしときます。

6.今度は右側になる動画のセッティング。3から5と同じ感じで、オリジナル動画の後半部分をトリミングして、今度は右寄せにしてやります。そしたらまた緑の×をタップして、プレビューしてOKだったら、共有をタップ→カメラロールに保存します。

これだけです。たぶん左右それぞれのトリミング、特にスタート部分が鍵になるんですが、そこは納得いくまで何度もチャレンジ。リズム感ある人なら大丈夫でしょう!私にはありまへんw ほいでね、完成した映像の一部をアップにした写真があるので、見てみてクダサ~イ。


はい、クッションの模様がズレてる!左右の明るさが明らかに違う!

理由は分かっているんだ(ヨロ・・・)。1つは、クッションにしっかり寄りかかっちゃったんだ(某議員さんのように「うわ~ん!泣」)。そりゃ合うわけないさ!色んなチュートリアル動画でも、屋内なら柱や窓の枠を中心にするとつなぎ目がスムーズになる的なことを言われてますよね。ちとなめてました。みんなは、やわらかいところで撮影するなよ!それから明るさの問題なんですが、確かに「AE/AFロック」かけていたはずだから、明るさが変わってしまうことはないと思ったんですが、コレに関しては原因不明。まぁ変わっちゃったものはしゃーない。2小節ほどのところだし、そんな重箱の隅をつつくような見方をする人はいないだろうという撮影班のコメントもあり、とにかく完成させることをゴールとしていたので、これはこれでOKとしました。2度目のサビ(2人の私が向かい合って歌ってるシーン)は、これより成功しているしね。てへっ!

というワケでして、2人分身のやり方は以上になります!
次は、エンディング・パートの「たくさん分身+その逆再生」の作り方をご紹介しましょう。

その次回はコチラ!

iOSアプリで動画制作:メイキング・オブ・サンフジンズ「じょじょ」カバーMV その3 (もっと分身w)



それではまた~!

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iOSアプリで動画制作:メイキング・オブ・サンフジンズ「じょじょ」カバーMV その1

はい、ヒの字です。

前回、ちとドタバタしていたと言いましたが、そのドタバタの回ですw

実は、7月入ってすぐに義弟からFacebookのDMで「Do you know サンフジンズ?」と聞かれまして、何だろ?と思って調べてみると、奥田民生さんくるりの岸田さん、そしてSAKEROCKの伊藤大地さんがやっている「謎のバンド」とのことで、7月1日に未発表音源の楽譜をコンビニプリントでリリースというキャンペーンでもって、そのプリントアウトした楽譜を演奏(カバー)して動画を投稿せよ!ってものだったんですね。はじめは仕事や他の音楽制作の兼ね合いもあって、できるんかなぁとか思っていたんですが、なかなか面白い企画だなと思ってやってみることにしたんです。

ほいで、カバーはとりあえずPCのDAWで作るとして、動画に関してはほぼiPhoneアプリ(一部iPadアプリ)のみでつくったろうぜ!と思いましてね。7月8日に楽譜をゲットして、10日くらいから曲を作り、14日辺りから動画の撮影に入って、編集を17日に完成させて、そのまま投稿したというスケジュールでしたかね、確か。これがドタバタの理由ですw

なにはともあれ、そのカバー曲の動画をご覧下さいな!


いかがっした?てなことで、先ずはクレジット的なヤツを・・・

・ヒの字:音楽(演奏と録音)、ビデオ出演と編集
・ケロンコ(奥さん):手拍子(曲中とビデオ)、全てのビデオ撮影
・もずく(黒猫)、にこごり(サビ猫)、いそべ(白黒):ビデオ出演

使ったアプリ:
・Cute CUT Pro (編集全般)
・Pic Play Post (サビの2人分身のシーン)
・Photo Layers (1:48からの猫アニメーション素材)
・分身カメラ (エンディングの沢山のヒの字)
・Game Ur Video (エンディングシーンのリヴァース加工)
・Plastic (iPadアプリ。最後のもずくアニメーション)

こんなところです。

これらのアプリを使って、どんな風につくっていったか。次回から、その詳細をお話していこうかと思います。

お次はコチラ!

iOSアプリで動画制作:メイキング・オブ・サンフジンズ「じょじょ」カバーMV その2(分身の術)



それではまた~。

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2014年7月7日月曜日

その2:BeatMaker2でElePlp#3をリメイクしてみた!

はい、ヒの字です。

今回は、iPhone/iPadアプリ、intuaのBeatMaker2でElePop#3をリメイクしようってワケです。なぜ、BeatMaker2を使うことにしたかというとですね、どーしても使いたかったドラムの音が他のアプリで探せなかったので、前回お話しましたBoss DR550mkIIの音をサンプリングしてやろうと考えたからです。あのドラムというか、タムタムの音ってあの時代特有のサウンドなんすかね。実は、一度DR550mkIIの電源がどーーーーーしても入らなかったので、DR880にもあのタムタムがあるだろうと思ったのが浅はかでした。ないんです。それで、ふと思い出したんですが、DR550mkIIちゃんはかなり使い倒していたので、アダプターのジャックがイカれていて、アダプターのプラグを少し角度つけたまま押さえてあげないといけないんですね。どーです、このアナログ処置。ってことで、無事(?)なんとか電源が入りましたよと。

ほいじゃ、まずどうするかっていうと、ここだけiOS機器からは脱線しちゃうんですが、Boss DR550mkIIの音をデスクトップのDAWで録音してやるワケです。別に録音できりゃ立派なDAWでなくてもフリーソフトで音をWAVファイルにできるものならば何でもヨシコ。ってことで、ここで必要になるのがDropboxなんですね。BeatMaker2(以下、BM2)はDropboxを使ってファイルのやりとりができるんです。Dropboxにサンプル・ファイルを追加しておけば準備オッケー。あ、もちろんDropboxのアプリをiPhone/iPadに入れておく必要がありますよ!

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さぁ、そんなことで、今回の制作ポイントをまとめましょ。

1.サンプル・ファイルのインポート
2.Chop Labでサンプルをチョップチョップ→ドラムパッドに割り当てる。
3.再登場!Yamaha Mobile Music SequencerのAudio Chord Assist機能を使う。

では、行きまっしょう!


1.サンプル・ファイルのインポート

先ほども話したように、BM2はDropboxでファイルのやりとりができます。両方にそれ用のフォルダを作っておくと分かりやすいです。じゃ、サンプルファイルをDropboxからBM2にインポートしましょう。下の写真をご覧くさい。

*矢印のところをタッチします

*Dropboxをタッチ

*BM2にインポートしたいファイルをタッチして、黄色い四角の部分をタッチ

そんだけでやんす。一応言っておきますと、初めてDropboxのボタンを押すときにBM2とのアクセスを許可するか?みたいなことを聞かれるので許可してあげてください。そしたらどうです。BM2のMY CONTENTの中にDR550_Sample.wavというファイルがインポートされましたよと。


2.Chop Labでサンプルをチョップチョップ→ドラムパッドに割り当てる。

さて、ここからはちょいとテクニカル。今度はBM2の+INSTR.でDRUMSを選び、EMPTY PRESETをタッチして何も音のしないスッカラカンのドラムマシンを用意します。ほいでCHOPを選んでOPEN SAMPLEを押して、さっきのMY CONTENTの中からDR550_Sample.wavを読み込んでやるワケです。ここからは写真で説明していきますよ。
*それぞれの波形がキック、スネア、ハイハット、タムタムになってるので、その始まりと終わりを上の写真のようにCHOPしてやります。波形は拡大もできるので微調整もラクチン。しかし、ここで大きなミスが!!

*Chopが終わってCLoseボタンを押したところ。青いボタンのところを選んでおけばとりあえず間違いなし。
ほいでCreate Presetを押します。

*すると各パッドにさっきChopした音が自動的に割り当てられ、Presetとして登録されます。
こん時ね。失敗したなと思ったのはChopん時に、それぞれの音の頭の部分だけChopして、あとでパッドでEditすりゃいいじゃんってこと。まぁChopの写真を見て分かると思いますが、このChopのやり方だと、空白のところもパッドにアサインされちゃうからね。みんなは気をつけろよ!まぁ、なにはともあれ、DR550mkIIの音を無事に取り込んでBM2のドラムマシンとして鳴らせちゃうです。きゃっほい!

で、ドラムのプログラムもあらかた終わり、シンセを入れていきましょうってところで、具体的なコード進行を忘れていたことに気付いちゃったのね。こりゃ参った。実際にオリジナルの音源を聞きながらコードを探そうとしても、あまりコードというものを理論的に分かっていない俺はとりあえず途方に暮れてみたりしたんだな。しかし、俺にはアレがあったのよ。そうYamahaのMobile Music Sequencerがあったのよ!むははははは。


3.再登場!Yamaha Mobile Music SequencerのAudio Chord Assist機能を使う。

もうね、世の中どれだけ便利になったのよ?ってくらい便利になりましたね。YamahaのMobile Music Sequencer(以下、MMS)はバージョン3のアップデートで、Audio Chord Assist機能ってのを搭載してしまったんさ。何をしてくれるかというのは、Yamahaさんのサイトから直接コピペしましょう。

”iPhone,iPod touch,iPadの"ミュージック"アプリ内の曲から、コード進行を自動解析し、解析結果のコード情報を、セクションにコピーすることができます。自分の好きな曲のコード進行を参考にして、オリジナル曲の打ち込みが可能です。”

ってことです。そこで、ここからは写真で説明しますね。
*まずはSECTION EDITを選んで、CHORD ASSISTをポチっ
*上のAudio Chord Assistってところを押すと、iPhoneに入っている曲のリストが表示されるので、
そこからコードを知りたい曲を選びます。

*ホレ!曲の波形とコードが表示が出たど!
こないだも話しましたが、この音源はカセットMTRで録音したものをmp3に変換しているので、音質的にはかなりローファイだと思うんだけど、そりゃまぁ正確に解析してくれましたね。ここで分からなかったコード進行を再確認しましたよと。ちょっとそんな使い方で申し訳ないけど、MMSを閉じましてBM2に戻り作業を続けました。

えーっと。それから、BM2は少し前のアップデートで音色をIn-App購入で増やせるようになったんですね。そもそもがキーボードサンプラーつってかなりの容量を食っているんだけど、やっぱりデフォルトの音色だけだとちょっと物足りないので、さらに容量増えても音色買って増やしちゃうよねぇ。ただ、そのまま使うってのもアレなんで少しだけエディットしちゃうよねぇ。ぐふふ~ぅ。とかなんとかいいながら、そーやって色んなパートを足していって、曲を完成させたワケです。

ほいじゃ、ソレを聴いてみましょうか。ElePop#3_2014です。張り切ってどうぞ!



う~ん。このダダスカダンダ ダンダダンダンのドラムの音が欲しかったのよ・・・。やったね!めでたしめでたし。

それでは、まったね~!

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*私ヒの字は音楽制作や翻訳(音楽関係)のお仕事をしています。
  制作した音楽やお仕事の詳細は下のリンクからご覧いただけます。

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2014年7月6日日曜日

なにぃ?オリジナルElePopの機材がヴィンテージだって?

はい、ヒの字です。

ここでちょいと1990年代後半に作っていたという、オリジナルのElePopの機材について触れちゃおうと思ったワケです。

というのも、先日Synthtopiaというサイトで俺ちゃんが持っているConcertmate MG-1が、‘ちょっと変わったヴィンテージシンセ’ってことで紹介されていていましてね。ちょっとこいつぁすんげぇヴィンテージものだったのねということを改めて知り、その記事に多くのコメントが寄せられていたのを見て、結構持っているor持っていた人が多いのなと思いまして、こういう機材に興味ある方も多いだろうということで、今回ElePopで使っていた機材を動画と合わせて紹介するに至ったワケです。はい。

その1の1でも触れていますが、まぁ今回の目次って感じで、とりあえず機材の名前をズラズラと下記します。

1. The Realistic Moog: Concertmate MG-1(シンセサイザー)
2. Baldwin DiscoVerer(オルガン)
3. Boss Dr.Rhythm 550mkII(ドラムマシン)
4. Casio ToneBank MA-120

以上、4点になります。
それでは先ず最初に・・・

1. Realistic Concertmate MG-1(シンセサイザー)

冒頭で触れましたSynthtopiaさんの記事やウィキによると、一般消費者層のためにデザインされたシンセサイザーで、アメリカの家電屋さんRadioShackの音響機器ブランドRealistic として1980年代初頭に販売されていたようです。ただし!本体にも書いてあるんですが、"by Moog Music"なんですね。天下のMoog Music様なワケですよ。つまり、製作の部分でMoog Musicが関わっていると。すごく乱暴な言い方をすると、オモチャMoog、だけどMoog。いやぁ音も極太だし、オモチャなんて言ったら失礼だわな。確かに有名なMoogシンセにくらべると制限はあるのかもしれないけど、あれだけの音が出せたら俺ちゃんなんかには十分どぅす。まぁアレですよ、百聞は一見(一聴)にしかずってことで、Synthtopiaさんで紹介されていたビデオを見てみて下さいな。


どうです?ドラムマシン以外は全部MG-1で演奏しているとのこと。いいですねぇ。いいですねぇ。私がアメリカの中古楽器店で買った時、1995年という時代もあったのか、なんと50ドルだったんですね。今じゃオークションとかでも軽く3万円とかしているみたい。大切に使おうっと。


2. Baldwin DiscoVerer(オルガン)

っま~ぁ、この人については情報が出てこねー出てこねー。とりあえずコチラの動画をご覧下さい。


ステキなチープ・サウンドでしょ?これもアメリカの中古楽器屋で50ドルだったかな。店のオヤジが「ハモンドみてーな音が出るぜぇ」と大ウソぶっこいてくれて、やや?この人、楽器のことあまり知らないのか?だからこういう価格設定なのか?と思ったりしたが、サウンド的にはドンピシャだったので「ハモンドとは違う」と文句をたれずに購入。一緒にいた友人は「絶対にハモンドじゃないメン」と言っておりましたが、「I know I know 分かっているぜメン」と落ち着かせました。情報が出てこねー中でも分かったことは、正式名称(?)がBALDWIN Discoverer DS-50 Portable Organであるっていうこと。ただ、ポータブルって言ってる割にやたら重いってことだけ、お伝えしておきましょう(もっと言うなら落として鍵盤が1つ歯っカケじゃいっ)。サウンドは最高です。

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3. Boss Dr.Rhythm 550mkII(ドラムマシン)

あぁ、この人も使い倒したなぁ。もうパッドに印刷されてる文字なんて消えちゃってるところあるし。ElePopでも普通のロック曲でも使いましたね。ロックものだったらリアル感を出したいがためにスネアやハイハットの音を2つ作っておいたりして(そんなにリアルにはならないんだけどw)。エレクトロ系で言えば、808とか909のサウンドとかスクラッチ音(コレがなんとも微妙w 3:12くらいんところで聞けます)も入っていましたね。それから我が家では“何年かに一度、必ず歌謡曲のアレンジにぶっこまれる”と話題のラテン音楽系楽器の音もかなりありました。あと、曲中でテンポを変えたい時は、複数ソングのチェーン再生(っていうんだっけか?)とか使ったりしたし・・・。使っている方が‘リズム博士’になっちゃうくらい使いましたよ。で、最近になって分かったのは、DR550mkIIが発売されていた時代に流行っていたサウンドがあって、実にそれ以降のモデルには入ってないってこと。それは次の回でまた触れます。コチラも動画で音を確認してみてくさい。映像が鮮明ではないですが、オーバーオールな音はこのビデオが一番分かりやすいですね。



4. Casio ToneBank MA-120

さてさて、最後にコイツです。This is The オモチャ・キーボードなんですけど、シンセ/パッド系の音とかエフェクト音が最高ですね。もうね、最高です。では、ご覧下さい。


特に1:12あたりのサウンドエフェクトね。この音はずーーーーっと聴いてられます。あと、パッドで1つすごく厚みがあって、後から緩やかにビブラートが入ってくる音もあって伴奏で多用しました。あとポップコーンとかテレフォンっていうエフェクト系の音もステキだったなぁ。




はい。まぁこんな感じで90年代の後半にElePopという音楽をやっていたんですが、最初の頃はオリジナルテクノとか呼んでましたね。テクノじゃないけど。童謡っぽい電子音楽がやりたかったわけですよ、できるだけチープな機材で。当時はもちろんカセットMTRでもって、そりゃまぁピンポン録音を駆使して録音していたワケです。テープだから音も温かみがあって良かったと。まさに、ElePopのための録音手段だったのかなと思ったりしたワケです。

以上、ですかね。なんか尻つぼみな感じにはなりましたが、いつもそんなもんです。うふふ。ただね、思ったのよ。1995年とかの話自体が20年も前のヴィンテージなお話なんだよね、コレ。

えーっと、次回はDR-550mkIIも絡んでるElePop#3_2014のお話をしたいと思います。

それではLater...

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*私ヒの字が制作した音楽やお仕事の詳細はコチラからご覧いただけます。

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2014年6月29日日曜日

その1の2:YAMAHA Mobile Music Sequencerで昔QY70で作った曲をリメイクしてみた!

はい、ヒの字です。

さぁ、たいへん驚きましたってことで、その1の1では曲作りにYAMAHA Mobile Music Sequencer(以下MMS)を選らんだところまでお話しましたが、今回はいよいよ実際に作った中でのポイント的なことをつらつらと書いていこうかと思います。

前回も触れましたが、QYに出来てMMSに出来ないこともあるんですが、そのまた逆もあってQY時代には絶対に出来なかったことがMMSにできちゃうことあるんです。ただ、今回はとにかくシンプルに1曲を完成させようぜ!ってことなので、ね。

まず簡単に説明すると、MMSは各パートのVoice(音色)を決めて、それぞれのフレーズを豊富なプリセットから選んだり、あるいはオリジナルのフレーズを作り、それを1つのセクションとしてまとめて、最終的には複数のセクション作ってをソングとして完成させるという流れになると思います。そう信じています。

でもなんだろ、どっちかというとわりかし今風のループを重ねていって、それを変化させながら、曲を完成させていくスタイルに近いというか、実は使いようによっちゃあ即興的にライブとかでも使う気になれば使えるような気がするようにも思えるんですね。

でも、今回は所謂Aメロ、Bメロ、サビ、間奏...みたいなオールドファッション・スタイルを貫きましたっ!つーか、俺がそーゆーのしかできませんっ!たぶん。

ま、とりあえず出来上がった曲を聴いちゃいましょう!



さぁ、どうです。テン年代サウンド!(ますますよく分からないw)
90年代に作ったオリジナルとQY70で作ったバージョンのミックスみたいな感じにしたんすけどね。

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おーらぃ!じゃ本題。

今回の制作過程のポイント~。

1.ハイハットに強弱をつけてみた。
2.小節の長さを微調整できなかったので、テンポを倍にして対応した。
3.ソング内でもピアノロールでフレーズに変化を加えた。

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1.ハイハットに強弱をつけてみた。

これはフレーズを作るところで、もちろんリアルタイムで鍵盤を弾きながら録音もできるんですが、なんせiPhoneだと小さくてなかなか上手くいかないので、面倒でもピアノロールでシキシキ打ち込んだところが殆どだったかな。もちろんリアルタイムの方がラクチン。あとからクオンタイズで揃えるもできるしね~。

でね、ハイハットがチチチチチチチチって一本調子なのが、時々耳障りにになってしまうので、これをなんとかしてチスチスチスチスにしたい。そこで便利なのがコレ!

ピアノロール画面の左下にVIEWってボタンがあって、それを押すと上の画面になります。ここでNoteの真下にあるVelocityを押して、真ん中あたりの鉛筆マークを押すと。すると...
(この画像はで、すでにチスチスにしてあるので、チスのスの部分が色が薄くなってますね)
こんな画面になって、あとはアータ。好きなようにVelocity(音の強弱)を書いていけば、ホラ!すぐにチスチスチスチスに早変わり!もちろんVelocity以外にもPitchBendなども、こんな風に書き込めちゃうから表現豊かなサウンドを作れちゃうってワケです。凄いぜ!







2.小節の長さを微調整できなかったので、テンポを倍にして対応した。

ほいで、こんな感じでドラムの最初のフレーズを作っている時に、気付いちゃったんですわ。
フレーズの長さの微調整が出来ない!Lengthを4.5とかに変えられない!
コレね。QY70ん時には後からソングを作る過程で出来たんですが、俺が知る限りMMSでは出来ないってことに気付いてガビーン!となったんです。しかーし!そこは臨機応変に対応しちゃうんですがね。
フレーズのLengthを9に変えて、テンポを倍にしてやりゃいーってだけの話です。
いつもそんな風にやっていきましょうよ。ね。フツーかw つーか伝わってます?コレ。


3.ソング内でもピアノロールでフレーズに変化を加えた。

そんなこんなでフレーズ作って、セクションにまとめて、ソングにまとめた後で、あ~、ここんとこ少し変化が欲しいなぁって思った時、変えられちゃうのがMMS。ソング画面には自分が作ったフレーズがズラズラっと並んでいるので、変えたいフレーズをタッチすればピアノロールが出てきます。なんならフレーズの長さも変えてちょこっとオカズを付け足すこともできちゃう。あるいは、セクションの中の、このフレーズはいらん!ってのもワンタッチでDeleteを選択すればヨシ!

画像は最後のサビ部分のソング画面。ボーカルとドラムだけになるパートでは、一旦サビのセクションを並べてから、他のフレーズを削除して、途中から入ってくるベースを、ソング画面上で書き加えました。

ここで、2で話した1フレーズの長さを微調整できるのでは!と思ったんですが、フレーズごとでしか長さを変えられない模様。残念!今後できるようになるといいなぁ。つーか今も実はできるのん?


とまぁ、そんな風にして出来上がったのが今回のElePop#4_2014です。

今回は実に2ヶ月ほどブランクを開けてしまっていたのですが、SouundcloudにアップしてAdd to GroupにあちこちAddしておいたら、イギリスのPalm Sounds様は俺のことを憶えていてくださった!早速、先日サイトにポスティングされていて、ヒデキ感激だったのです。コチラでどうぞ


MMSのスペシャルな機能は使えてないけれども、とりあえず曲は完成できますよ、ってことで、その1は終わり。また機会があれば、ちゃんとした使い方でMMSを紹介できればと思います。

それでは、まったね~!

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その1の1:YAMAHA Mobile Music Sequencerで昔QY70で作った曲をリメイクしてみた!

はい、ヒの字です。

さあ、いきなり始めますよ。

リリース当時、YAMAHAのシーケンサーQYシリーズのiOSバージョンが出たぞー!とあちらこちらで言われていたMobile Music Sequencer(以下MMS)で、昔QY70で作った曲を作ってしまおうって話です。

確かに根本的なところはQYによく似ています。ただ、QYで出来た細かいところがMMSでは出来ないという指摘もあちらこちらで聞いたりもするんだけど、俺はそこまで繊細な曲作りはしないしー、できなかったら、MMSで出来る範囲に編曲しちゃえばいいじゃんよって話ですw 

で、本題の前にちょっと前置き(ちょっと長いよ)。

時は90年代後半、突然なにを思ったか、勝手に大学を1週間休んで寮にこもり、ルームメイトが持っていたCasio ToneBank MA120やら、自分のBoss Dr.Rhythm550mkIIと、中古楽器屋でやたら安く手に入れたConcertmate MG1(アナログシンセ)とBaldwin DiscoVerer(オルガン)でもって、ElePopシリーズというエレクトロ・ポップを何曲がつくって、カセットMTRで録音してたんですね。

ほいで、2000年代に突入し、出張ばかりしていたリーマン時代に、YAMAHAのQY70というシーケンサーでもって、仕事終わってからホテルでシキシキと打ち込みをしていた中で、ElePopの1曲をリメイクしようぜっつんで、やってみたのがコレ↓です。


どうです?なかなかのゼロ年代 サウンドでしょ?よく分からないけどw

それから10年以上経って、QYのiOSバージョンが出たぞー!(誰が言ってたんだか・・・w)ってなことで、即効ポチって、in-app purchaseで全部の音源も手に入れて、その後にQYん時のフレーズプリセットもin-appで出たっつんで、それもポチっとして、まぁコレが全然使ってなかったんですわw

ほいでね。この春休み明け(もちろん自分設定の春休み)に、リメイクのリメイクってことで、QY70で作った曲を、MMSでやって見ようジャンバルジャンってことになったワケです。しかもiPhoneで!その名もElePop#4_2014です。

既に、ここまで長くなっているので、一回休むか。お互いに。な。
久しぶりのブログで要領よくないです。スミマスン。

おげ。次回は制作過程においてのポイントなどをまとめます。

それでは Later...

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はじめに

こんにちは。

音楽屋さんで翻訳屋さんのヒの字です。
音楽制作や翻訳(音楽関係)のお仕事をしています。

このブログは、iOSアプリやPCのDAWによる音楽/動画制作の話、持っている音楽機材の話、音楽やアート全般の話、普段のお仕事や生活の話、一緒に住んでいる家族(猫を含む)などなど、‘好き勝手’な内容となっておりますので、予めご了承いただければと思います。

今ではすっかりバンド活動とかはやってないもので、そんな中、テクノロジーはどんどん進化しており、気付いたら音楽などを作る時、しか使っていないなと、そんな風に思いまして。そんなことで、All You Need Is Fingersというブログタイトルにさせて頂いたワケです。

iOSアプリの正しい使い方を説明されていたりとか、音楽やアートを専門的にやってらっしゃる方々のブログとは、ちと異なるかと思いますが、なにか共感して頂けたら嬉しく思います。
とにかく、テーマは For FUNです。


どうぞ宜しくお願い致します。


ヒの字


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2014年6月8日日曜日

All You Need Is Fingers はじまります

ただいま支度中につき、いましばらくお待ち下さい・・・。
それまでコチラをお楽しみ下さい。