2015年9月27日日曜日

奥さんがiPhone 6s plusを買いまして…(お粗末レビュー)

そうなんですよ。我が家は今まで、iPhoneのナンバーが変わる周期で買っていたのですが、この度ですね、奥さんのみが6s plusを購入いたしました。とりあえず予約しておいて、発売日までに(あるいは受取りOKの連絡くるまでに)実際に買うかどうか考えよ~みたいなノリだったんですけどね。

まぁ、もともと奥さんはiPhone 6の発売時にplusにするか否かで迷い、大きいと落としたりするから心配といって無印にしたものの、結局のところ買って数週間で落として画面にヒビを入れましたからね(交換済)w それでも、やっぱりplusの大きさが欲しいというのもあり、今回は7まで待たずに、新機能が追加されるsシリーズ周期に変更したワケです。

そんなワケで、昨夜、奥さんのiPhone 6s plusを借りて少し弄くり回してみた感想などをお話ししようかと思いますよ。

2015年9月21日月曜日

Jam Maestroは作曲スケッチに使えるタブ譜シーケンサー!


はい、ヒの字です。

以前、結婚式用BGMの解説をした時に紹介した、タブ譜シーケンサーのJam Maestro。個人的に相性が良いので、けっこう頻繁に使っています。

そのJam Maestroが最近またまたアップデートしまして、タブ譜シーケンサーの使いやすさも向上し、更に表現豊かなサウンド・スケッチができるようになったので、さっそく試してカンタンな曲を作ってみました。

そんなワケで、今回は私が感激してしまった新機能や、最新バージョンで作った曲を紹介していこうと思いますよ。

2015年9月16日水曜日

Sphero社のBB-8くんはリアル・ドロイドだ!(動画あり)

はい、ヒの字です。

先日Sphero社のBB-8がスゴすぎる!と書きましたが、その数日後に家にもBB-8くんが届きましてですね、実際に弄ってみたら、スゴすぎるどころの話じゃねーや!って結論に至りましたw

2015年9月15日火曜日

SunVox はシンプルに使うなら意外とカンタン!

はい、ヒの字です。

今の音楽制作ソフトやアプリって、音源もいろいろ揃っているし、ピアノロールでカンタンに打ち込んだりできるから便利だったりするんですが、そういう制作パターンに飽きるというか、アイディアに行き詰まったりすることがあります。

そんな時はソフトやアプリを変えて、音楽制作の環境を変えてやるのが1つの方法だったりするんですが、私の場合はiOSアプリのSunVoxを使うのが割と定番です。

2015年9月13日日曜日

私のルーツ音楽: YMO アルバム『×∞MULTIPLIES』

はい、ヒの字です。

前回お話ししましたKISSの来日公演(1978年)に一緒に行った叔母なのですが、通っていた写真学校が東京だったり、当時はまだ結婚もしていなかったので、新しいモノに詳しい年上のお姉さんみたいな存在でした。

私の記憶が間違っていなければ、YMOはその叔母から教えてもらったグループだったと思います。そんなワケで今回はYMOとの出会いをお話ししてみようと思います。

2015年9月7日月曜日

KORG の iELECTRIBE for iPhoneで遊んでみましたよ!

はい、ヒの字です。

今月に入ってまもなくKORGさんからリリースされたiELECTRIBE for iPhone。9月いっぱいは半額セールだと言うので思わずポチっとしてしまいました。

ELECTRIBEシリーズの実機が発売された頃、私はサラリーマンをやっておりまして、楽器や音楽について割りとブランクの時期なんですよね。なのでiELECTRIBE for iPadが初めてのELECTRIBE体験になったワケですが、iPhone用になったことでELECTRIBEが更に身近になってしまったんですね。

それはさておき、早速いろいろと遊んでみたところの感想や、私が実際に作ったものなどを紹介したいと思います。

2015年9月6日日曜日

『Star Wars: フォースの覚醒』のフィギュアなどが全世界で発売!Sphero社のBB-8がスゴすぎる!

はい、ヒの字です。

さぁ、いよいよスターウォーズ祭りが本格的になってまいりましたね。2日前の9月4日は「フォース・フライデイ」ってことで、全世界でスターウォーズ新エピソードのフィギュアをはじめ関連商品が発売されるってことで、『Global Toy Unboxing Live Stream』で18時間に渡り15都市からの中継(一部は録画だったのかな)も交えて商品の公開をしていたみたいですね。日本からは白戸家のお兄ちゃんが出ていましたよw

スターウォーズのフィギュアでお馴染みのHasbro社からは、新エピソードに登場するキャラクターを中心に10数個発売になったワケです。その他スピーダーやウォーカーなどのフィギュアもでているので、かなりワクワクしてしまのですが、実際の映画を観るまでは、それぞれのキャラクターの良さなどが全く分からないので、フィギュアを先に買うことにどうも躊躇してしまうというのが現状です。

そんな中で、今年初めに公開されたトレイラーに登場している新しいドロイドくん。砂漠をコロコロと転がり走る球体型のドロイドBB-8は、ドロイド好きの私にとってはなかなかのツボでして、一部ではガンダムのハロに似ているという声もありますが(私の奥さんもそう言っていたw)、コイツのフィギュアはないのか?と思っていたら、こんなのを見つけてしまったんですよ!

2015年9月4日金曜日

私のルーツ音楽: KISS 「Rock and Roll All Nite」

音楽屋さんで翻訳屋さんのヒの字です。
音楽制作や翻訳(音楽関係)のお仕事をしています。

ありがたいことに、私は翻訳屋さんとしてお仕事をさせていただいているワケですが(何か御座いましたら是非!)、そもそも英語に興味を持ったのが洋楽を聴くようになってからなんですね。とは言え、The Beatlesを聴いていた時は、英語とか特に気にしていなかったのでしょうかねぇ。あまりに子供の頃の話なので親に確認してみないと分からないです。

ただ、自覚している部分では、その後大好きになったあるバンドの曲の邦題と原題を比べて、「コレが悪魔という意味?」とか「コレが地獄という意味?」という風に、周りの大人に訊ねていたことはなんとなく憶えていたりしますし、歌詞に関しても聞こえてきたままのデタラメ英語で歌っていたので、地元で行なわれたフィルムコンサートなどでは、大きな声で歌っている私の顔をジロジロ見ていた大人の人たちのこともよく憶えていますw

そんなことで近所の英会話教室に通ったりするようになるんですが、そのきっかけとなったバンドというのは、既に「悪魔」や「地獄」というキーワードで出ているのでお分かりかと思います。はい、KISSです。

2015年9月3日木曜日

私のルーツ音楽: The Beatles 「Strawberry Fields Forever」

はい、ヒの字です。

突然なのですが、『私のルーツ音楽』ってシリーズを始めることにしました。ここのところ懐かしい音楽について書くことが多かったのもありましたし、なんとなく40代も半ばになっている自分が今まで聴いてきた音楽について振り返って見るのも、現在の音楽制作へのインスピレーションになるかなと思いましてね。

紹介する曲についての解説や情報は一切書かないかと思いますw その曲を聴いていた当時の自分が感じたこと、その時にあった個人的な出来事、その辺りがメインになると思います。そんなスタイルでやっていこうと思っておりますので、予めご了承くださいな。

というワケで、第1回目はThe Beatlesの「Strawberry Fields Forever」。

2015年8月31日月曜日

再結成レベッカのライヴを観て号泣したワケです

はい、ヒの字です。

この夏の我が家は80年代祭りでした。7月の終わりにはスケバン刑事の風間三姉妹ライブでしたし、8月には20年ぶりに再結成したレベッカのライヴを観に横浜アリーナへ行ったワケです。

私にとってレベッカは4枚目のアルバムとなる『Maybe Tomorrow』がリアルタイムでして、それ以前にもテレビ埼玉で「ラヴ イズ Cash 」などのミュージックビデオもよく観ていました。恐らく中学生の頃だったと思うんだけど、友達にLP盤をカセットテープに落としてもらったり、『Maybe Tomorrow』に関してはLPを持っていたりしましたね。

ほいで、アルバム『TIME』くらいからなんとなく聴かなくなってしまい、個人的には洋楽のハードロックやヘヴィメタルにどっぷりハマってしまったんですよね。ただ、渡米した時にレベッカのカセットテープは一緒に持って行ったので、アメリカ時代も時々は聴いていましたけどね。

そんなことなので、NOKKOちゃんがソロで歌っているのは一時帰国した時にテレビで観たりしたので知っていたけど、レベッカが解散したというのはちゃんと知らなかったんですよね。そのうちにNOKKOちゃんもテレビで観ることなくなってしまい…。

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ほいで、結婚してから奥さんもやはり子供の頃にレベッカを聴いていたことを知り、今までも時々家でレベッカ祭りをやっていたんですが、3歳違うだけで結構違うものでして、彼女はアルバム『Poison』がリアルタイムだったんですよね。深く知っている曲が前期後期くらいの感じでズレているという、なかなか面白い感じで今までお話をしてきました。ま、今もそうなんだけどw

ほいでほいで、20年振りにレベッカが再結成するってことで、我が家はかなりテンションがあがりましたよ。チケットとるためだけに、なんだったけなーの会員になっちゃいましたもんねw 

ま、それは良いとして。まずは横浜アリーナのライヴですよ。我々は2日目を観たワケですが、初日の日にはツイッターでその様子を追ってしまいましたよw 

2日目の当日は長い列を並んだにもかかわらず、目の前で物販がほぼ全て売り切れるという事件もありましたがw、とりあえず照明が落とされてゾワゾワとなり、1曲目の「RASPBERRY DREAM」のイントロにシビれて、NOKKOちゃんの「今夜も月が見てるわ♪」でまず号泣しちゃいましたね。

私はちゃんと確認してないのですが、NOKKOちゃんが歌えなくなっているというウワサがあったりして、少し不安だったりもしたんですが、ぜんぜんそんなことはなく、そりゃ少し歌い方というか声の出し方は変わっていたけど、全体的には当時のまま!

そこからは、もう往年の名曲パレードですわ。古めの曲のメドレーもアレンジが良かったし、エレクトロバージョンに生まれ変わった「76th Star」では、2人のダンサーを従えたNOKKOちゃんのダンスが観れて良かったし、最後に演った「Maybe Tomorrow」なんて、あのメロディーやインストルメンテーションもそうだけど、小田原さんの例のドラムビートも相まって、気付いたらスピリチュアル・ミュージックでも聴いているみたいな感じになっていて、サイリウムを振りながら号泣していましたよ。

特に「Maybe Tomorrow」に関しては、子供の頃も好きだったけど、「ひとりぼっち」を「ひとりひとり」に歌詞を変えていたところにグッときちゃったし、この20年でNOKKOちゃんが経験してきた色んなこと、私自身が通ってきた色んなこととか(もちろん会場にいた人みんながそうだったと思う)、たくさんの色んなものが重なってしまい、そういう20年という長い月日にあった色んな人たちの色んなものを温かく包み込んで、浄化してくれるような感じさえしましたね。

NOKKOちゃんの話ばかりになっちゃってたけど、土橋さん、小田原さん、高橋さん、そしてサポートメンバーだった是永さんとオバヲさんもカッコよかったなぁ。ラジオで「50代のインディーバンド」とか言っていたけどw、カッコイイ50代のインディーバンドでしたね。ホント。あーゆー風に歳をとりたいものです。

あれから半月ほど経った昨日は、WOWOWでドキュメンタリーとライヴを寿司を食いながら観たワケですが(ちなみにKISSの時はハンバーガーw)、もうね、感動しすぎて言葉にできません。フレッシュ・グッド・デイ。

ホントはWOWOWの放送みたら少しは気持ちもまとまるだろうと思って、それまでブログにこのライヴのことを書くのを待とうと思っていたんですが、あまりにも待ちすぎると書かないだろうしってことで、今日書いてみたのですが、やっぱりというか、思ったとおり、まとまりませんでしたわw

とりあえず、ライヴ前にラーメン博物館、ライヴ後にもラーメン博物館に行ったというのは、もうひとつのハイライトでしたってことでw

それでは
See You !

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グラフィックデザイナーさんが制作した映像に楽曲を使っていただきました

はい、ヒの字です。

またまた有り難いことに私が制作したフリーBGM楽曲のひとつが、今度はグラフィックデザイナーさんが制作された、Coffee Spremeさんのコーヒー缶を作る過程の映像で使用して頂いた模様です。ありがとうございました!

少し調べましたら(間違っていたらスミマセン)、このコーヒー缶は創業117年(!!)の歴史を持つ浅草の加藤製作所さんで作られているようです。凄いですね!

映像を制作されたのは、浜松にあるSIPHON GRAFICAというデザイン工房の方で、「手の温もりを残したものづくり」を大切にされているそうです。ステキです。映像からも、そうした思いが伝わってくるような感じです。

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それではどんな映像かご覧いただききましょう!


Coffee Spremeさんのブログでもご覧いただけるワケですが、こういう職人さんてカッコイイですよね。若い方もいらっしゃるようなので、加藤製作所さんの歴史はこれからも続いていくんでしょうね。ホント凄いです。

曲は「小人たちのおもちゃ工場」という曲でして、以前もモーショングラフィックスの動画で使用して頂いているのですが、クリエイター系の方に好んでもらえるのはとても嬉しいです。

ちなみに、この映像を作られたSIPHON GRAFICAの方は、プロフィールによると「英米インディーミュージックに傾倒し、学生の頃よりフリーペーパーの制作を始め、音楽誌に参加する」とのこと。どちらの雑誌だったんだろう。とても気になります。とにかくそのような方に曲を選んで頂いたのは、とっても光栄だったりします。改めてありがとうございました!

もっと良い曲をたくさん作れるよう、これからも頑張っていこうと改めて思いました。

なんか子供の日記の締めくくりのようになってしまいましたがw、今回はこの辺で。

それでは
See You !

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2015年7月26日日曜日

2015年の夏はKero Kero BonitoとWeavesで決まり!

はい、ヒの字です。

なんかやっぱりApple Musicは、新しいバンドとか教えてもらえるので良いです。iPhoneでツイッターとかチェックするついでに、ミュージック・アプリを開けば、プレイリストなどで懐かしい曲(忘れてしまっていた曲も含め)を聴くことができるし、新曲情報もゲットできちゃう。

しかしまぁ、やっぱりストリーミングだと環境によってはプレイをタップしてから時間差があったり、クラウドに置いてあるというのがどうも「自分のもの」って感じがしないので、モノで欲しいって気持ちに駆られてしまいますね。(これは私世代の考え方なのかも知れないですがw)

その一方で、自分でも新しい音楽を発掘したい欲が増してしまったりして、インターネッツで色々と調べちゃったりしちゃったりしちゃっております。

そんなこんなで、ちょっとここ数日間で良いサウンドに出会ってしまいましたよ!とりあえずは2バンド。1つはバンドといって良いのか分からないですけどね。ユニットっつーんですかね?ま、この2組の曲はどちらも、この茹だるように暑い今年の夏のヘヴィローテーションになってしまいそうです。では、ソレ行ってみよう!

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まずは、Weavesの「Tick」

Apple Musicのキュレーター・プレイリストで、NMEの『Essential New Music - NME Recommends』というプレイリストを見つけまして、どんなもんだべ?と思ってプレイしたら、1曲目に流れたのがWeavesの「Tick」という曲。イントロからしてやられてしまいましたよ、私は。とりあえず聴いちゃって下さいよ。ほいっ。


どうです?すんげ~車で遠出したくなっちゃいません?私だけ?w また、90年代インディーミュージックを聴き込んだ私からすると、その頃のThe Flaming LipsやBuilt To Spill、それからPavementやPixiesなどにある、ユルい力強さ(何だソレ?w)がドツボなんですよね。

Weavesのことをちょいと調べたんですが、まだ若いバンドらしく、ちゃんとまとまった情報があまりないんですね。ただ、Facebookのバンドページを見ると2013年から活動を始めているみたいで、所属レーベルBuzz RecordsのアーティストバイオやNMEなどのサイト記事を読んでみると、なかなか面白い経歴でしたので、カンタンにまとめましょうかね。

Weavesはトロント出身の4ピースバンドで、中心となるのが女性シンガーJasmyn BurkeとギタリストのMorgan Waters。JasmynはWeavesの前にYeah Yeah YeahsにインスパイアされたRattailというバズ・バンドにいて、その後はトロント市内のニッチ・アート・シーンに足を踏み入れたと。その一方で、ギタリストのMorganは子供向けTVのプレゼンターをやっていたとのこと。なんだソレwww

で、2014年の4月にセルフタイトルEPをリリースすると、ローリングストーン誌に「注目すべきバンド」と評され、同年のCMJで「絶対に観るべきバンド」としてNMEやThe Guardianが取り上げたようですね。その後もシングルをポツポツ出しているようですが、今年の夏はたくさんのフェスティバルに出演するようです。これから、どんどん知名度を上げていくんじゃないかな~と思います。

では、もうひとつ。私が個人的に気に入ってしまったビデオを紹介しますね。こういう「間」とかセンスとかがたまらなく好きっ!ジャスミン、かわいい!


続きまして、Kero Kero Bonitoの「Picture This」

なんとなくエレクトロ・ミュージックの派生ジャンルを調べていたら、Kero Kero Bonitoというバンド名があって、ケロケロケロッピ世代の私はとりあえず反応してしまい、このバンド名で検索して、とりあえずはSoundcloudだべっつってトップにあったのが、この「Picture This」。

目がそんなに良くない私には、画像の女の子が上原多香子に見えてしまい、「ん?」と思いつつも再生したらコレですよ。なんだか分からないけどメロディーラインと発声が日本人っぽいなと思ってたら、英語で歌っていたのに、いきなり日本語でラップしてくるじゃないですか!楽曲の良さもあるワケですが、日本語ってきたら親近感が倍増しますわなw

で、しかも、このラップのなんとも言えない脱力感。少し前でいうなら、HALCALIみたいな印象も受けたし、もっと言うなら、スネークマンショーの「ヒア・ウィー・ゴー エヴリボディ カモン ロックンロール」の譜割りというかフレージングというかグルーヴ感なワケですよ。(HALCALIについては、Cookie Sceneとのインタビューで好きなアルバムとしてSarah自身がHALCALIのアルバムをピックアップしていました。なるほど納得!)

ほいでね、調べてみたら、やっぱりボーカルの女の子Sarah Midori Perryは、日英ハーフでヴィジュアル・アーティストなんですと。彼女のTumblrページでアート作品が見れますよ(コチラ)。ピンクを基調としたすごく今風ポップさがありますね。個人的にはトイレットペーパー・ドローイングが好きです。

で、このユニットとしては音楽を作っているのがGus LobbanとJamie Bulledの2人。色々集めた情報によると、この2人は南ロンドンで生まれ育った幼なじみで、J-POP、ダンスホール、ビデオゲーム・ミュージックにインスパイアされたユニットを一緒に立ち上げるにあたり、日本語と英語で歌える人をインターネッツの掲示板で募集して、それに応じたのがSarahなんですと。ほいで、2014年8月にデビューアルバム『Intro Bonito』をリリースと。今年のSXSWにも出ているみたいですね。

ほいで、更に興味深いのはGusのサイドプロジェクト。彼はKane WestやAugustusという名義でも活動しており、特にAugustusの方ではPerfumeの「Wonder 2」をカバーしているんですよね。聴いてみたけど、この選曲のセンスに心打たれちゃいましたよ(私も「Wonder 2」が大好きなのでw)。

じゃ、Kero Kero Bonitoでもう1曲。



まとめます

いずれもユルいですw でも、このユルさがクセになるんですよね。今年の夏はクッソ暑いから、ゆるゆるで乗り越えていけばいいじゃない?ってな感じです。はい、まとまっていませんw

それでは See You !

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2015年7月23日木曜日

風間三姉妹のコンサートに行ってきた!(若いだけがアイドルじゃないんだな)

はい、ヒの字です。

いや~。まさかの人生初アイドル・コンサートでしたよ。アイドルとはいっても風間三姉妹なんですけどね。今の若い人たちにとっては、何のこっちゃって話でしょうけど、アラフォー世代の人たちはすぐに『スケバン刑事』というキーワードが浮かぶはず。

『スケバン刑事』は、和田慎二先生のマンガ作品で、80年代にTVドラマ化され、そのシリーズ3作目となる『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』の主役が唯、由真、結花の風間三姉妹。それぞれ浅香唯、中村由真、大西結花が演じ、主題歌や挿入歌を歌い、ドラマ放送時には『スケバン刑事フェスティバル 唯・由真・結花 IN つま恋』というコンサートまで開催されたり、放送後には映画化もされたりと、ちょっとした社会現象になったようですね(奥さんからいろいろ教えてもらったw)。

私も当時、ドラマは初代、二代目と観ていて、特に二代目は個人的に大好きで(南野陽子のファンでしたからねw)、映画も観たし、ヨーヨーも買って改造したりとかなりハマったものですw で、三代目はというと、確かに観てはいたのですが、部活で観られなかったりしたこともあったし、映画は観ていないんですよね。

一方で、私の奥さんは浅香唯の大ファンで、当時はアルバムを買ったり、写真集を買ったり、もちろん映画も両方観ていたことようです。数年前だかに、2人で当時の話で盛り上がり、DVDを借りて前作観たりしたのですが、今年の春だったか、奥さんから「実は相談が…」と。(ちなみに彼女は原作漫画の大ファンでもありますw)

その相談ってのが、今回の風間三姉妹のコンサートだったワケです。一緒に行ってくれるかと。キャパ550人のこぢんまりとしたヤクルトホールだし、近くで3人を観られる機会なんてなかなかないぞと思ったので即オーケーしたんですね。ってなことで、われわれ夫婦は最終公演となる7月20日夜の部に行ってきたので、個人的な感想などを書いていこうと思いますよ。(毎度のことながら前置き長いよね~w)

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飽きさせない構成

会場の照明が落とされ、ステージのスクリーンに当時の映像が映し出された後に幕が開き、あちこちのニュースで報じられていた「セーラー服」で3人が登場し、風間三姉妹名義でリリースされたドラマ主題歌『Rememeber』が1曲目。

その後は、結花姉ちゃん、由真姉ちゃん、唯の順番で、ドラマ挿入歌のソロ楽曲を、その次にそれぞれのソロ楽曲を入れ替わりで歌い、映像タイムを挟んでから、それぞれの曲を3人で歌うという企画コーナー。そして、今回のコンサートのため、またファンの為に作られた新曲「Anniversary」を披露して本編は終了。アンコールでは、会場でも売られていたTシャツを着た3人がステージに戻り、号泣しながら最後の挨拶、そして最後に「Remember」を再び歌いコンサートそのものは終了。その後も鳴り止まない拍手に応えるように、3人がマイクを持たずに再びステージに戻り、「ありがとー!」と大声で言って本当におしまいとなりました。(記憶が曖昧なのですが、大体こんな感じでしたw)

ぶっちゃけ私は知らない曲もあり、少し心配だったので、事前に奥さんと予習復習をしておいたのもあったワケですが、3人が入れ替わり立ち替わりでソロ楽曲を歌ったり、企画モノがあったりという展開があったので、全く飽きることなく、2時間があっという間でした。 


個人的には「セシル」に感動

それぞれのソロ楽曲コーナーで、浅香唯の2曲目は「C-Girl」なんだろうなと思っていたんですが、本人からの曲紹介は「セシル」。これを聞いた時、私は思わず「お~!」と言ってしまいました。

というのも、高校時代の友人でなかなか変声期がこないヤツがいるんですが、むかし私が通っていた高校と部活が『元気がでるテレビ』に出ることになった時、ロケ収録時にそいつが突然「セシル」を歌い始めたんですね(ちゃんとオンエアされました)w そんな思い出もあったりしたので、今回「セシル」をライブで聴くことができたことは、個人的にとても感慨深かったワケです。

ちなみに「C-Girl」は、ソロ楽曲を3人で歌う企画コーナーで歌われたのですが、その時に結花姉ちゃんと由真姉ちゃんで唯の歌マネをして会場が爆笑の渦にw 特に結花姉ちゃんがやたらと上手くて私は腹を抱えて笑ってしまいました。ま、結花姉ちゃんはもともと歌が上手い人なんですよね。


爆笑MCと3人のキャラ

3人で今回のコンサートについての諸々や、ドラマ放送当時の裏話などなど、ちょっとしたトークがあったのですが、これが曲と同じくらい盛り上がりました。

結花姉ちゃんは「セーラー服」のことを「世間では色々と言われていますが」と自虐的なコメントをしたり、少々お太りになられた件を「この年齢では普通」と言い、他の2人がおかしいことを主張w 最後の挨拶でも、号泣しながら「ティッシュ~」だの「鏡~」だの言って会場を沸かせていました。でも、当時と変わらない声の張りと歌唱力は素晴らしかったです。

由真姉ちゃんは割といじられキャラで、トークの時は中央に寄るという話があったにもかかわらず、歌っている場所から動かず、他の2人から少し離れたところにいたりという、サバサバしているんだか天然なんだかのマイペースな感じw また、観客をのせるのが上手かったですね。それからスタイルが良いっ!

唯はバックバンドのドラマーがご主人だったこともあり、観客からご主人へのコールがけっこうあったりして、「え?こっち飛び越えて、そっち行っちゃう?」みたいなシーンや、先述の歌い方をマネされちゃうというシーンもありましたが、やはり当時はトップアイドルのひとりだったワケで、歌う時にはアイドル特有のキラキラ感がありました。

また、最後の「Remember」では、意外にも唯が泣いてしまって歌い出しを歌えなかった時、2人の姉がフォローするように唯パートを歌っていたのが微笑ましかったし、いつも以上に本当の姉妹のようでしたね。


まとめます

自分でも人生初となるアイドル・コンサートが、こういう懐古趣味的な内容のものになったワケですが、笑いと涙とあたたかさに溢れる、あっという間の2時間でした。すっげー汚い言葉で言っちゃいますけど、白髪やハゲ頭、デブが多かったり、加齢臭やら歯槽膿漏のニオイが漂う会場ではあったワケですw それでもステージに立っている風間三姉妹は輝いていたし、それを観ている初老のオーディエンスも少年少女だった頃のような笑顔になっていたのを目撃し、なんかグッとくるものがありましたね。

また、今のアイドルとは異なる落ち着いた歌声と、80年代サウンドの楽曲を改めていいなあと思ったりもしました。とりあえず、このコンサート後、80年代アイドル曲を聞きまくっているし、iPhoneミュージック・アプリには、このコンサートで購入したCDと奥さんが持っているCDで「風間三姉妹」のプレイリストを作っちゃいましたよw
購入したCD 2枚:ジャケは当時と今のお三方

まぁ、若い人たちにしてみれば、こんなバカバカしいことはないと思ったりするんでしょう。でも誰しもが歳を取り、ジジババになっていくワケです。ただ、老いていくことで知る楽しみというのもあるんですね。これは、その時にならないと分からないものだと思います。早くジジイになりて~と思っていた私でしたが、コレには正直おどろきましたねw

それにね、今の風間三姉妹は、そこらへんのブサイクな若者よりも全然イケていますw それはやはり今でも3人がアイドルだからなんだなぁ、そして若いだけがアイドルじゃないんだなぁと思った今回のコンサートでした。このコンサートに誘ってくれた奥さんに改めて感謝!

さてさて、お次は再結成レベッカのコンサートが控えています。この夏は80年代サマーの我が家なのでした~w

それでは、See You !

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2015年7月18日土曜日

Wilcoがニューアルバム『Star Wars』を無料配布:その感想は「宇宙!」www

はい、ヒの字です。

今朝ツイッターをホンゲ~と眺めていたら、Wilcoがニューアルバムを期間限定で無料配布しているという情報が飛び込んできたので、公式ホームページで即行ゲッツしたんですよ!もうね、前フリ無しの無料配布に「え?」って思ったし、『Star Wars』ってタイトルに「はい!?」って声に出して言っちゃったし、しまいにゃアルバム・カバーの猫に「ぶははっ!」って吹き出しちゃいましたw

だってコレなんですもん。

どっかの百貨店の特設会場でやっている絵画市で売っているような、「誰が買うんだよ、コレ?」っていう、なんとも言えないキッチュな猫ジャケ。ここまでやってくれるならLPで欲しいじゃんwww というか、これを見たときの衝撃は、アレですね。プロコル・ハルムの『Exotic Birds And Fruits』のジャケん時と一緒ですねwww

それはおいといて。Wilcoのニューアルバム『Star Wars』ですよ。とりあえず、もう4回聴いちゃいました。すごく良いサイケデリック・オルタナティヴ・ポップロック・アルバムです。ってことで、あまり普段はアルバム・レビューみたいなことはしないのですが、ホントに個人的な感想と、Wilcoというバンドについてカンタンに書いてみようと思いますよ。

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このアルバムは宇宙だ!

とにかく「宇宙」ってキーワードが私にとっての第一印象です。キテレツな1曲目「EKG」でショックを受けて、2曲目の「More...」でマインドを捻じ曲げられ...ってこういうレヴューはどうでも良いんだ。アルバム全体に「宇宙と繋がっちゃう感じのサイケデリア」を感じましたね、私は。

この「宇宙と繋がっちゃう感じのサイケデリア」なんですが、個人的には90年代の後半に当時のバンド仲間たちと繰り返し聴いていた、Radioheadの『OK Computer』、Spiritualizedの『Ladies and Gentlemen We Are Float in Space』、The Flaming Lips『Clouds Taste Metallic』と『Zaireeka』、Yo La Tengoの『I Can Hear the Heart Beating as One』辺りの、あの言葉では言い表すことのできない「宇宙感」を思い出したんですよね。

それから「宇宙」って点では、70年代のDavid BowieやT-Rexですよね。あの時代の「宇宙」も感じちゃいました。もう「コレ、宇宙じゃん!」って何度も言ってしまいましたよ。たぶん、ここまでのところで、私の話が「宇宙じゃん」と思われているかと思いますw 伝わらなくても良いです、この際www

だけどルーツはオルタナティヴ・カントリー

「おっさん、今夜は飛ばしてますなぁ」と思われるかもしれませんが、若いリスナーの人たちに知っておいてもらいたいのは、Wilcoの前身バンドはUncle Tupeloであるということ。

パンクな勢いのあるカントリーロックから、ベロンベロンに酔った状態で聴きたい(私は飲めないけどw)スロウなナンバーまで。1990年代に活躍したUncle Tupeloは、4枚のアルバムをリリースした後、1994年にメイン・ソングライターの1人だったJay Farrarが、もう1人のソングライターであるJeff Tweedyとの関係がよろしくなくなっちゃって、Jayがバンドを脱退しちゃったので、その時に残っていたメンバーでWilcoをスタートさせたワケです。すごくカンタンに話してますよ。詳細は自分で調べてくださいね。


ポップだからこそ辿りついた宇宙というサイケデリア

Jay Farrarは、その後Son Voltというバンドをスタートさせて、更にカントリーロック色の強いサウンドを追求していくんですが、Jeff Tweedy率いるWilcoはポップ寄りに変化していったんですね。もちろん、カントリーロックがベースになっているんですが、Son Voltと比べるとやっぱりポップなんですよ。私が思うにはですよ、このポップさが今回のサイケデリックなサウンドに繋がっているんだと思うんですよね。The Beatlesをはじめとする60年代のバンドがその良い例ですよね。その辺の流れは、サードアルバムの『Summerteeth 』から始まっていると私は思っていますんです。

ポップになったからこそ、自由にできるというのはあると思います。もちろんカントリーロックだって、自由はあると思いますよ。カントリーロックとブラックサバスをミックスさせたようなバンドも知り合いにいましたからねw でもポップの方が自由の幅がというか...いや、今の時代、もはやポップの自由に制約なんかないでしょう。いやいや、ポップという制約があるからこそ自由にできるんじゃないかと。そりゃ宇宙にだって行っちゃうわな~w


まとめらんないw

とにかく、今日はWilcoの新譜サプライズ・リリースに「宇宙だ!宇宙だ!」と叫んでいた1日でした。もうね、あの猫の瞬きですら宇宙www 

そんなことで、下にUncle TupeloとSon Voltの名曲を貼っておきます。
(そこWilcoじゃないんかい!)

では、See You !








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2015年7月15日水曜日

FL Studio Mobile 3 開発中とアナウンスされたのだ!

<追記:2016年7月9日

Image-Lineさんが、プラグイン版のベータ・バージョンの動画を公開しましたので、カンタン翻訳をした記事を投稿しました。コチラ↓からどうぞ

FL Studio Mobile 3:ベータ版の動画公開!
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音楽屋さんで翻訳屋さんのヒの字です。
音楽制作や翻訳(音楽関係)のお仕事をしています。

昨夜、ふとiPhoneを見てみると、アプリのアプデが9個もあるよ!とのことだったので、内容を確認してみると、FL Studio Mobileもありまして、詳細のトップに”Inter-App Audio audio recording, instruments, and effets”とあったので、「やや!」と思い、アプデ後に早速アプリを開いてみたところ、『FL Studio Mobile 3 に関する重要なアナウンスメントを見たい?』とポップアップが!

これには更に「ややや!」となり、もちろんイエスをポチっ。すると、サイトに飛ばされ、一番に目についた画像がコレ!


お~!きましたね、コレ。第一印象としては、ようやくオリジナルのGUIになるんだなということですね。最初にFL Studio Mobileがリリースされるとアナウンスされた時、他の開発者に作ってもらうってことで、出来上がったものがXewton Music Studioベースだったワケで、少しガッカリした感じがありましたよねw

上の画像を見る限りでは、FL Music Studio 3 (以下FLM3)に期待!ってことで、その『重要なアナウンスメント』とやらの詳細から、私が個人的に気になったところだけを掻い摘んで話していこうと思いますよ。

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まずは、『重要なアナウンスメント』って何よ!?

ということで、冒頭部分を要約すると…

1.FLM2のアプデは今回で最後になります。
2.その理由はFLM3がもうすぐ出来上がるから。
3.リリースされた際の注意として、今のバージョンを気に入っているのなら、今後のアプデはしないでちょ。

てな感じですかね。いやいや~、嬉しいニュースですね。おそらく、FLM3が実際にリリースされたら、殆どの人が普通にアプデすると思いますよw Xewton Music Studioがベースになっている今のFLM2だと、ピアノロールでの打ち込みなど、私的にはちょっとクセが強くて使いづらく感じていたので、この辺の改善も期待しちゃいます。


FLM3は完全に書き直されたプラットフォーム

…なんですと!「完全に書き直されたプラットフォーム」とか「新たに書き直したプラットフォーム」とかいうフレーズは、文中で何度も繰り返されているし、しかも、「Groove Machine Mobileのために開発したImage-Line独自のフレームワーク」だということもメンションされているので、今までのFLMとは異なる全く新しいアプリとして生まれ変わるってことですね。

そこまで新しくなるとなると、今までFLMを使い込んできたユーザーは、1から使い方を学び直さないといけなるなるワケで、それに関してはImage-Lineさんも触れているんですが、私としては全然オッケーですw むしろ、ソレを待ってましたw


リリースはいつ?(コレ重要w)

どうやらそんなすぐではないみたいですねw 「これからの数ヶ月内にアルファ/ベータ・テストを予定している」とのことですので、まぁ気長に待つ感じですかね。「これはあくまでも予定」と念押ししていますしねw 


気になる機能的なところなど

コレがちゃんとまとめられていないんですよねw 長い文章の中にちょいちょい触れられているはいますけど。とりあえず、FLM2で作ったプロジェクトはFLM3でもLoadできるみたいですし(サウンドは100%同じではないみたいですが)、今まで購入したIAPも引き継がれるようです。

それから、新しいステップ・シーケンサー・サンプラー・インストルメント、マルチ・サンプル・プレイヤー・インストルメント、シンセサイザー・プラグイン(MiniSynth含む)やエフェクトが搭載され、それらがそれぞれのプレイリスト・トラックで使えるようです(CPUパワーによるらしいですが)。

あと、ちょっと意味が分からなかったのは、「FLM3がFL Studioプラグインとして機能する」というところ。なにやら、「デスクトップでプロジェクトをスタートさせ、モバイルで続きを、そしてデスクトップに戻って作業できる」とか「プロジェクトを移す必要はナシ」みたいなことが書いてあるのですが、これはデスクトップ・バージョンを使用しているユーザーでないと分からないところですね。私はデスクトップ・バージョンはよく分からないんすw


更に気になるのは無印とHDとの統合

これは私だけではないと思うんですが、FL Studio Mobileには「FL Studio Mobile」と「FL Studio Mobile HD」という2種類が存在していて、HDはユニバーサルなんですね(ですよね?w)。このHDバージョンは別物として後からリリースされており、「FL Studio Mobile」はiPhoneのみ対応なので、機能的には一緒ではありますが、「FL Studio Mobile」リリース時に購入したユーザーは取り残されてしまった感があるワケです。

これがFLM3で統合されるか否かのところが大きな問題になったくるワケです。「過去3年にいただいたユーザーの声を反映」しているとのことなので、そこんとこの対応も期待します。コレはマジで。


まとめます

Cubasisやらが出てくる前は、Nano Studio、BeatMaker2、そしてXewton Music Studioが3大iOS DAW アプリだったワケで、そこにFL Studio Mobileが登場したワケですが、ハコを開けてみたらXewton Music StudioっぽいFL Studioだったワケで、それがいよいよオリジナルのUIで生まれ変わるのは、かなりの楽しみってなワケです。ワケワケ。

具体的にいつのリリースってのは約束されていないし、これから数ヶ月以内にテストを始める予定ってことなので、気長に待つことにしますが、とにもかくにも色んな意味で期待しています。宜しくお願いしますw (リリースは来年かなぁw)


それでは See You !

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2015年7月9日木曜日

Apple MusicでYes Music, Yes Life:(ForYouプレイリストとRadio + Siriさん大活躍 + iCloudミュージックライブラリはオフ)


音楽屋さんで翻訳屋さんのヒの字です。
音楽制作や翻訳(音楽関係)のお仕事をしています。

さてさて。6月末にiOS8.4がリリースされ、それに伴い、いよいよApple Musicが使えるようになりましたねぇ。ミュージックアプリもアイコンが一新されて、あまちゃんグラデーションになったと巷で話題になっていますw 

レコードやカセットテープで子供時代を過ごした私にとっては、CDになった時もDLできるようになった時もかなり驚いたワケですが、これからはストリーミングの時代になり、音楽を物理的に所有することが更に少なくなるんだなぁと。音楽 is Freedomなんだなぁと。よく分かりませんがw

ホントに面白い時代になりました。今まではCDの売り上げというチャートがありましたが、これからは、例えばですが、実際に聴かれた回数がチャートになっていくとなると、より現実的な数字になってくるワケですもんね。

まぁ、それはさておき、Apple Musicが3ヶ月間は無料トライアルで使えるとのことなので、早速登録しまして、1週間ほど使ってるんですが、いろいろな機能が面白くて、今までも頻繁に、そして今まで以上に色んなジャンルの、そして色んなアーティストの音楽を楽しんでいるというのが現状です。その辺をお手伝いしてくれる、いろいろな機能のところを、今回はお話していきましょうね。

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For You プレイリストとRadioが面白い!

先ず、Apple Musicにまだ登録してない方へカンタンに説明しますと、Apple Music登録時に自分の好きなジャンルとアーティストを選ぶ設定があるんですね。これを設定しておくと、ミュージックアプリのFor Youを開いたときに、自分の設定を基にした、お勧めのアルバムやプレイリストを表示してくれるんですよ。

アルバムもなかなか気の利いた選択になっているんですが、プレイリストがとても面白いんです。「はじめての○○(アーティスト名)」や「○○(アーティスト名)が影響を受けたサウンド」シリーズもそうなんですが、テーマがついているプレイリストがかなり良いです。例えば、「さよならのあとの処方箋」とか、「翼をくれるサウンド」とか、「海沿いをドライブ」とか、「ゆっくりと過ごしたい時に聞きたいオルタナ集」とか…。こういっちゃあナンですが、毎回タイトルには軽くウケますw でも、内容はすごく良いです。

それからRadioも良いです。デフォルトであるジャンル別のステーションも面白いんですが、例えばアーティスト名で検索したときに表示されるステーションも、そのアーティストだけでなく関連アーティストの曲も選ばれているのがなかなか気が利いていますね。つまり、掘り下げることができるワケですよ。こんなことになるとは思わなかったので、これには驚きましたね、正直言って。


Siriさんが大活躍するんです!

これって知ってる人も多いかと思いますが、知らない人もいると思うのでお伝えしておきますね。iOS8.4にアプデしてから、ミュージックアプリの仕様も変わったりしたので、ちょっとAppleさんのHPを調べてたりしたときに発見したのですが、SiriさんがApple Musicで大活躍してくれるんですね。

例えばですね、「これに似た曲をかけて」とか、「1984年のトップソングを再生して」とか、Siriさんに言うワケです。すると「あいよ!」(とは言わないけどw)って、今聴いている曲の後にズラズラ~っとリストをランダムに並べてくれます。

これを知り(Siriだけに...くだらねぇw)、私もナッシュビル時代の知人Josh Rouseくんの「California」を再生中に、「これに似た曲をかけて」を試してみました。そしたら出ました出ました。こんな感じ。


1時間ほど作業用BGMとして聴いていたんですが、ホントに似た感じの曲が連続して流れてきて驚きましたよ!知っているアーティストの知っている曲もありましたが、知らないアーティストの知らない曲もたくさんありました。しかも良い曲ばかりというね。これは幅がますます広がるわ~。

 但し、iCloudミュージックライブラリは基本オフで!

コレね~、ホントに参りましたよ。iOS8.4にアプデして、その後iTunesも最新バージョンにアプデということで、なーんにも考えず(というか何も知らず)、いつもどおり普通にアプデして、普通にiPhoneを同期したわけです。そしたら、まずiTunes内の自分が作成したプレイリストが全部ダブルになっているじゃあないですか!

しかもですよ。プラスされたヤツには「1」とかついていて、更にはもともと数字がついていたヤツには1が足されているっていうねw こういうのをありがた迷惑っていうんですねw

そんな状態で同期すりゃあiPhoneのプレイリストもすべてダブってしまうワケですよ。なんだこりゃあ!と、いろいろと調べていたら、海外の人がちとした解決法を紹介していて、一応その手順を踏んで正常だった状態に戻せたんですが、バカチンな私はプレイリストがダブったままのiPhoneを同期しちゃったんですね。そしたら、iTunesの方も普通にメチャクチャなプレリストに戻ってしまいまして…。ま、最終的にiTunesのプレイリストを手動で整理して、そこはなんとかなりましたと。

ただ、なにやらiCloudミュージックライブラリがONになっていた状況のときに、気になる動きがありましてね。それは自分がもともと持っていた曲とApple Musicとをリンク付けしていたってことなんですね。これに関しては、自分が持っている曲にロックがかかってしまうから気をつけろ!とか色んなことが言われているようですが、すべてリンク付けされていた様子はないし、いちおう先述の手順を踏んでいるので、3ヶ月のトライアル期間が終わったときにどうなるかってことですね。

とにかく、iPhoneもiTunesも今のところ iCloudミュージックライブラリは基本オフで!

まとめ

iCloudミュージックライブラリ問題はクリアになってはいませんが、私は今のところApple Musicを楽しんでいる派です。とにかく、今まで知らなかった色んなアーティストやバンドを知ることができるというのは、私にとっては大きな利点です。昔はテレビやラジオや専門誌、そして友人たちとのコミュニケーションで新しいアーティストやバンドを知ることができたワケですが、それを今ではiPhone片手にできてしまうワケです。こんな方法で、自分が聴く音楽の幅を広げられるとは、全く思ってもいませんでした。もちろん、そうやって見つけた新しいアーティストを友人に伝えるのも良いですしね。Yes Music, Yes Lifeってことですw

はい。今回はここまで!

それでは See You

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2015年6月26日金曜日

The Beatlesカバーアルバム『Revolvah』から9年経ったので、その辺のことをあえて振り返ってみたんです。

ナンバーナイン...ナンバーナイン...ナンバーナイン...

音楽屋さんで翻訳屋さんのヒの字です。
音楽制作や翻訳(音楽関係)のお仕事をしています。

ってことで、もう9年経ったんですか!?ホントに驚きましたよ、私は。

昨日ですね、アメリカの友人ジョシュアくんがフェイスブックにTBTだと言って、私が作ったカバーアルバム『Revolvah』をシェアしてくれたんですよ。

ちなみにTBTとは、海外のSNSユーザーが曜日ごとのテーマに沿った写真なり何なりをシェアするというもので、TBTは”Throwback Thursday”の略。思い出のものをシェアする木曜日ってな感じです。そこで、9年前の、このアルバムを引っぱり出してきたんでしょうね。


えっと...。まずジャケットのデザインが酷いですwww もともと私が日本でデザインして、それをアメリカで印刷したもので、フォントやらデザインやら崩れたみたいですね。そのまま確認もなく、リリースされちゃいました。うん、とてもアメリカンw

簡単に説明しますとですね、『Revolvah』は、The Beatlesのアルバム『Revolver』を私の勝手な解釈で丸ごとカバーしたという内容です。嫌いな人はトコトン嫌う内容かもしれませんw 今聴くとミキシングとかも酷いしw

ただ、これが9年前の今頃、アメリカの一部地域、具体的にはテネシー州ナッシュヴィルとインディアナ州で何故か大ウケしてしまいまして、インディアナ州のインディーシーンを紹介するサイトでは一時だけですがランキングで1位にもなったんですね。しまいにゃ、アメリカでCDリリースして、その地域でツアーをすることにまでなったんですが、今回はその辺の話を簡単なドキュメンタリーとしてお話ししましょうか。ちょっと長くなりますけど、よろしくお付き合いいただければと思いますw

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4トラック・テープレコーダーで作った3曲から始まった

1999年にアメリカから帰国しまして、ちゃんと就職するまでバイトをしていたんですが、その頃の空き時間を使って、「Yellow Submarine」、「Tomorrow Never Knows」、そして「And Your Bird Can Sing」の3曲を録音したんですね。

あの頃は4トラックを駆使して実験的なこともいろいろしていたし、ピンポン録音などの兼ね合いで、ある程度の計画性が今よりはあったかもしれないですねw 特に「Yellow Submarine」は効果音的なところが凝った感じになってますね。何度テープをひっくり返したかって話ですw 「And Your Bird Can Sing」に関しては、自分でリズムが叩けなかったので、母にお願いして叩いてもらっています。それから祖父が持っていたマンドーラも滑稽な風味を出しているかと思いますw

で、この時に気付いたのが、この3曲って全部『Revolver』の曲じゃんかってことです。そしたら、ついでだから、このままアルバムをこの調子で全部カバーしてしまえばいいじゃん!となったワケです。

機材がハイテクにwww

先程の3曲が出来てから就職も決まり、群馬寄りの埼玉にある実家から東京に出てきたのですが、いよいよ4トラックもあちこち故障まではいかなくとも、いろいろと不具合が出てきてしまいしまして、最先端の録音機材に買い換えるか~となり購入したのが、Korg D1600というハードディスク・レコーダーと、YAMAHAのQY70というシーケンサーだったんですね。

当時、私の仕事は出張が多かったので、出張先のホテルでQY70で打ち込み作業、帰宅してからD1600にトラックごとの落とし込みをして、ギターやボーカルを録音していたんですが、まぁ時間に限りがあるってことで、なかなか進まなかったのではありますが、『Revolver』収録曲を違うアレンジでカバーし続けておりました。

アレンジという点で、QY70は欲しかった音が殆ど揃っていたし、プリセットもかなりのインスピレーションになりましたね。なんなら「Here, There, and Everywhere」なんかは、音を変えてるパートはあってもアレンジ的にはプリセットをまんま使ってますw これは聴く人が聴いたらすぐに分かるかと思いますよ。

今度は私が壊れたw → からの「再開」

その後、転職などしたのですが、ある日大きく体調を崩しまして、仕事を辞めることになりました。そんな時に、ふとアメリカにいた時の友人は今なにやってんだろうと思いまして、インターネッツで調べていたら、今や懐かしいMySpaceで友人たちがバンドのページを持っているのを発見しました。

それが10年前の2005年ですかね。早速、私もMySpaceに登録して連絡を取りましたところ、連中が「今、どんなバンドやってんの?どんな音楽やってんのメーン?」と質問攻めをしてきたので、「Revolverを丸ごとカバーしてるんだよね。もうほぼ完成なんだメーン。」と答えると、「今すぐ送ってくれメーン」と言われたので、「オッケー、メーン」と。

そして全米、いやアメリカの一部地域がひっくり返ったw

とりあえず音源をCDを落としてアメリカの友人に送り数週間が経ったころ、再び連絡があり「おい!お前のRevolvahをいろんな人に聴かせたが、全員ひっくりかえっているぞ!」とw その友人とは私と長いことルームシェアをしていたアンディ君で、彼によると、インディアナ州からやってきたスニー君が地元のインディーシーンにも紹介したところ、あちらでもみんながひっくり返っているとのこと。そして、インディアナ州のインディーミュージックサイトMusical Family Tree(以下MFT)の運営者も気に入ってくれたらしく、音源をそのサイトで紹介してもらうことになったワケです。

当時、MFTはダウンロード数とか再生数のランキングも掲載していたんですが、多くの人々が『Revolvah』を試聴したりDLしたりしてくれたおかげで、初登場でいきなり上位、その後もグングン数字を伸ばしていき、しまいには1位になってしまったんですね。その時は、毎日のように多数の友達申請がMySpaceにきていてホントにビックリしました。これがクチコミってヤツなのかと。

この時、mixiのコミュでも私自身がこのことを紹介したら、なかなか盛り上がりまして、色んな方々に聴いてもらったりDLしてもらったりしたので、MFTのランキングで1位になれたというのもあったワケですね。感謝感謝です。

CDリリースからのUSツアー

この盛り上がりがピークを迎えた頃がちょうど9年前の今頃だったワケですが、アンディから再び連絡が入り、「実はインディアナで身内の音楽フェスがあるんだが、ウチらでバックバンドやるからアメリカ来てくんねぇ?」と。それがいろいろと話しているうちに、ついでなのでCDとしてリリースし、その辺をちょろっとツアーしちゃわね?という話に膨らみました。

実は、この頃だいぶ回復はしていたんですが、まだ病院には通っていたので先生にも相談してOKをもらい、妻にも相談して貯めてあったマイレージがあるということで、それじゃ行きましょうかアメリカ、という流れになりました。(ちなみに、私も妻もナッシュヴィルで同じ大学に通っていたので、ちとしたステキな旅でもあったワケですw)

この後、アメリカで友人と感動の再会あり、現地で知らない人がみんな私のことを知っていたり、ラジオで曲が流れていたり、ケツが痛くなるほどの長時間ドライブの末、実は寝る場所が確保されていなかった話(アメリカンおもてなしw)やらなんやらかんやら、そして帰国してからオケや映像を使ってのひとりライブなどなど、いろいろとありましたが、その辺りの詳細は省略!

というワケで、聴いていただきましょうか。
私の9年前の作品、The Beatlesカバーアルバム『Revolvah』。コチラからどうぞ!


P.S. 実は約1ヶ月前にケアンズ在住のEtissopoさんにネットラジオで曲を紹介して頂くにあたり、打ち合わせメールの中で『Revolvah』の話になったのですが、まぁ、そのほんの1ヶ月前までは、もう昔のこととして割り切っていると思っていて、その旨をお伝えしたものの、こうしてEtissopoさんやジョッシュが今でも良いと言ってくれていることに、やはり嬉しく思ったり、感謝しているので、今回あえて、その当時を振り返ることにしました。

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2015年6月22日月曜日

夏はやっぱりサーフロックということで…(簡易レトロサウンド作り in DTM)

はい、ヒの字です。

先日フリーBGMとして『結婚披露宴用BGM』を2曲作ったワケですが、ほっこりアコースティック曲「A Letter To My Special People」に関しては、アップロードしていた時にふと「コレってサーフロックでもよくね?」なんて急に思いはじめてしまいまして…。夏もすぐそこだし、それやろう!となったワケです。


ちなみに一般的にサーフロックって意外と定義が広かったりするようで、サーフミュージックなんていったら尚更のようですね。でも、私の中でサーフロックというと、ギター・インストルメンタルなんです。Dick Dale & The Del Tones(映画『パルプ・フィクション』の例の曲ですね)やThe Venturesといった、所謂テケテケサウンドです。テケテケは古いかw 

ま、いずれにせよ、古いサウンドっぽくしたいということで、音質も少しだけこだわりました。古いサウンドの方が、サーフロックな雰囲気がでるかな~と思いましてね。今回は、その辺の音作りなど話していこうかと思いますよ。

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まず、ドラムはAddictive Drum2のBlack Oyster、ベースはSamsara Cycle AudioのFabBassと、60年代辺りの楽器を意識してリズム隊の音選びをしました。う~ん、ロックンロール!

ほいで、ギターに関してはグレッチさんを使おうと思ってテスト段階ではそうしていたんですが、ちと音が固すぎてしまったので、結局わりとどんなジャンルでも無難に対応してくれるYAMAHAのPacificaさんを使うことになりました。Studio One 2付属のアンプエミュレータAmpireで、それ風のアンプに繋いで、かけ録りしております。かけ録りが一番シンプル!

ほいでほいで、マスタートラックに差し込んだのが、このVintager Toyというvstエフェクト。(Win32bitのみ)


年号を設定すると、その時代っぽいサウンドになるというエフェクト。すごい乱暴な説明ですけどねw あくまでも、「っぽい」サウンドなので微調節は必要なのですが、プリセットも豊富だし、なかなか好きなフリーエフェクトです。

そんなこんなで、出来上がったのがコレ!


はい、今回はこんなところです。

それでは
See You !!



□ 追記:2022/07/30====================

ここで紹介しているVintager Toyですが、この記事を書いた2015年当時に使用していたDAWでは使えていたのですが、今の64bit DAWでは使うことが出来ません。

今や自分が作る音楽にアナログなヴィンテージ感を加えたり、ローファイに仕上げたりするエフェクトも増えてきていて、好きなものもあったりするのですが、Vintager Toyの音質や直感的な使いやすさはVintage Toyにしかないものでして...。

やっぱりVintage Toyが使いたい!!

ってことで、32bitのプラグインを64bitのDAWでも使えるようにしてくれるDDMF Bridgewiseというソフトを介して、今使用している64bitのStudio One 5.5でも使えるようにしました。おかえりなさい!


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2015年6月14日日曜日

結婚披露宴・二次会用BGM2曲が公開されたので、楽曲解説などいたしましょう。


はい、ヒの字です。

さてさて、フリーBGMサイト、DOVA-SYNDROMEさんで、今月のテーマ『結婚披露宴・二次会用のBGM・ジングル』が公開されました。私が作った2曲も無事に公開されたワケですが、ちょっとここんとこ個性の振り切れ感がはなはだしい感じになり不発だったのでw、今回はテーマが発表されてから結婚披露宴のBGMについて色々と調べまして、尚且つ汎用性も考え、今回の2曲になりましたと。

で、色々と調べてみて、結婚披露宴って言ったら、やはり大抵は既存の有名な曲が使われることが多いんだろうなぁという結論から、今回は2つのシーンをピックアップして、それに合うような2曲を作ることにしました。

では、その2つのシーンとは何か。
1.新郎新婦のプロフィールビデオ
2.感謝の手紙

ということで、それぞれの曲について、できるだけ簡単に説明していこうと思いますよ。

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新郎新婦のプロフィールビデオ用BGM


曲のタイトルは『Pictures of Us』。2人の写真という意味です。

ここではおそらく、新郎新婦のプロフィールや出会い、これまでの想い出がビデオで語られ、たくさんの写真が使われるだろうということで、楽しくアルバムをめくっていくようなイメージで作りました。それから、できるだけ楽しさを表現するために、ビートも跳ねている感じを意識しましたね。

ほいで、この曲を作るにあたっては、アコギを使おうと決めていたので、とりあえずのアイディアをiPhoneアプリのJam Mestroで作りました。このアプリはタブ譜フォーマットのシーケンサーでして、ギターの他にも、ベースとドラムのシーケンスを組むことが出来ます。

Jam Mestroで作ったアイディアではあったのですが、これが意外とイメージしていた通りのサウンドになったので、これをそのままま使っちゃえーということになりやんしたw で、このアプリはWAVファイルで書き出しができるので、各パートを書き出して、Studio One 2に貼り付けて調整、Eギターやスクラッチ音やグロッケンシュピールを追加したんですね。

こうしてできあがったのがコチラ、『Pictures of Us』です。



現在、この曲はコチラからダウンロード可能です。


感謝の手紙用BGM


曲のタイトルは『A Letter to My Special People』。
特別な人たちへの手紙という意味です。

私も、友人や知人、家族の結婚式に何度か出席しているのですが、花嫁から両親への感謝の手紙のシーンって感動的ですよね。感動的なんて言葉は陳腐すぎるんですが、私が何に感動してしまうかというと、それはお父さんの姿なんですよね。実は泣きながら手紙を読んでいる花嫁よりも、お父さんの表情や気持ちの方が気になってしまうんですよね、何故かw

自分には子供がいませんので、その辺りの気持ちというのは全く分からないのですが、最近になって娘と父という関係をすごく見てしまうんですよね。例えば、レストランとかで、近くにいる家族の娘と父の会話だったり、楽しそうにしていればしているほど、私もなんだかほっこりしてしまうという...ね。

そんなほっこりさをアコギで表現しようとしまして、尚且つ、昔やっていて大好きだった、お散歩番組のテーマ曲みたいな、あたたかさも目指しました。割と雰囲気は、まんまかもしれませんw

これも、やはりJam Mestroというアプリで作っています。なんだか知らないけど、このアプリとは相性が良いみたいで、割とサクサク作れてしまいました。音が好みなのかなぁ。何なんだろ。作曲作業自体は、数時間もつかってないかもしれません。それは『Pictures of Us』のベーシック・アイディアも一緒だったけど。

そしてできあがったのがコチラ。『A Letter to My Special People』です。



現在、この曲はコチラからダウンロード可能です。


というワケで、以上です。

それでは
See You !!

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2015年6月8日月曜日

やはりオルタナティヴなスピリットも大切にしたいのです。


はい、ヒの字です。

が音楽を作り始めて、かれこれ20年が経っておりまして、ここ数年で色んな面で環境が大きく変わっています。始めた頃は4トラック・テープレコーダーで録音し、「カセット・アルバム」を作っては友達に配っていたワケです。それが今では、コンピュータやiPhone/iPadで音楽を作り、それをそのままSoundclouldやBandcampなどで配信出来ちゃいます。

ンピュータやインターネットは、本当に音楽制作と音源発表の在り方を大きく変化させたなぁと思うんですが、その変化のひとつに誰でも音楽が出来る時代になったということがあります。誰でも音楽を作って、出来上がった曲をすぐに発表できちゃう。改めて、面白い世の中になったなぁと。

いでまぁ、音楽系SNSなどで色んな人たちの音楽を聴いていて思うのは、否定するワケではないのですが、割とどれも似たり寄ったりなのな、ということです。きっと自分が作る曲も何かに似ているんだと思うし、意図的に似せたりすることもあります。だから、人のことを言えた立場ではないんですけどねw

だ、そんな風に似たり寄ったりになってしまう傾向にあるからこそ、今回のタイトルなんですよね。やはりオルタナティヴなスピリットも大切にしたいのです。

ゃあ「オルタナティヴ」ってなんなのよ!?って話になるかと思うので、ウィキから引用したいと思います。
  1. ”オルタナティヴ・ミュージック (alternative music) とは、現在の商業的な音楽や流行音楽とは一線を引き、時代の流れに捕われない普遍的なものを追い求める精神や、前衛的でアンダーグラウンドな精神を持つ音楽シーンのことである。 しばしばロックの一ジャンルとして思われがちであるが、厳密にはジャンルではない。「 alternative」とは英語で、通常「代わりの」「代用の」「もう1つの選択」という意味であるが、「型にはまらない」という意味もある。
  2. オルタナティヴ・ミュージック - Wikipediaより

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く「オルタナティヴ」っていうと、イコール「グランジ」みたいになってしまうこともありますが、私の言う「オルタナティヴ」は「オルタナ」ではなく、正に上にもあるような「代わりの」とか「型にはまらない」という意味です。特に「前衛的でアンダーグラウンド」みたいな気合いの入ったものではないですw ましてや、そういうシーンなどに属しているワケでもありやせんw

は、そんな私も90年代中後期にはアメリカ南部におりまして、現地の友人たちとバンドを組み、インディーレーベルからCDをリリースしたり、CMJをはじめ、そこそこな規模のフェスでプレイしたこともあったりしました。その時は、ガッツリ「前衛的でアンダーグラウンドなシーン」にいて、「普遍的なものを追い求める精神」を持つバンド仲間たちと切磋琢磨したものです。

かしまぁ今は、あの頃のような、「MTVミュージックなんかウンコだぜ!自分たちの音楽で何かを変えてやるぜぇ!」みたいなことは、コレっぽっちも思っちゃいませんw 

だね、どのお店に行っても売ってるモノは同じ~みたいな中で、ちょっと趣向の異なるモノ、つまり「オルタナティヴ」なモノがあると、「おっ!?」ってなりますよね?私はそんな音楽も作っていきたいなと思うという、そういうお話なんですね。

りゃ流行に沿ったものの方が聴きやすいだろうし、受け入れられやすいだろうと思うのですが、そうしたものの中に、ポっと変わったモノがあっても良いかなと、それが誰かのテイストにジャストミートすることもあるのではないかと。

とは、「時代の流れに捕らわれない普遍的なもの」という点では、それはやっぱりメロディーだったり、リズムだったり、音そのものや音の使い方だったりするんですよねぇ。そこはやっぱり聴く時も作る時も重要ですねぇ。私にとっては。

いでに言うと、今、正に流行しているものってありますが、実は、それと平行したところで、いろんな時代に流行したものが混在しているってのが90年代以降から続いているなぁと、私は思ったりしているんですよね。色んな時代の流行のリバイバルだったり、ミクスチャーだったり、なんでもアリの時代がここんところの傾向かなと。もちろん広~い目で見た場合ですけどね。

からこそ、ステキなメロディーやリズムなどを大切にしつつ、オルタナティヴなスピリットも持ち続けたいなと、そんな風に思ったというお話でした。

それでは
See You 

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2015年5月28日木曜日

おかえりなさい Alchemy Synth Mobile Studio!(追記あり)


注意現在Alchemy Synth Mobile Studioは、App Storeでの販売が終了しています。やはりデベロパーのCamel Audioが米アップル社に買収されたようで、2015年8月末にアップデートされたLogic Pro Xに、パワーアップしたAlchemy Synthが追加されたようです。
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はい、ヒの字です。

コレコレコレ~!
いや、ホント。コレをどれだけ待っていたかって話ですよ。



Camel AudioさんのiOSアプリAlchemy Synth Mobile Studioの、IAP(アプリ内課金)サウンドライブラリが、最新アプデ(2015年5月28日)でようやく復活したんですね。まぁ突然こう言われても、何の話か分からない方も多いかとおもいますので、その経緯的なお話からしていきましょうかね。

それは今年始めのことでした...

Camel Audioさんが突然の営業停止と、全商品の販売終了を発表したんですね。ほいで、製品のDLやEメールでのサポートは7月までで、ユーザーにはデータをバックアップするよう薦めていたワケです。

私がコレを知ったのは、フェイスブックのiPad Musicianグループの書き込みで、え?え?ってなりましたよね。そりゃ、グループのメンバーはブチ切れてましたよ。中には既に、サウンドライブラリが消えた!なんて言ってたメンバーもいたし...。気の毒だなぁと思って私はとりあえず触らんようにしとこうと思っておりました。

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そして事件は起こりました...

これは私個人の話になるんですが、その数週間後だったかに、私は今まで持っていたiPad 4世代をiPad Air2に買い替えしたんですね。普通にそれまでのバックアップデータを新しいiPadに取り込んで、アプリのIAPデータをRESTOREしていた時です。それまで購入してあったAlchemy Synth MobileのサウンドライブラリがRESTOREできない状態になっていたワケです。もう、基本プリセット以外はスッカラカ~ンになっていたんです。

その時に、あ!あの時の書き込みの人と一緒だ!と思って、心底ガッカリしましたよ。あ~あ、やっちまったなと。でも、iPhoneバージョンはそのまますべて残っていたので、なんとか良しとすることができました。それにしても、バックアップとっておけばよかったな~と後悔してたんですよね

それでもちょっとした解決策があり...

その時に思い出したのが、iPad Musicianグループのスレッドで、apptronicaのClifさんが「Pro Versionだけなら復活させられるぜぃ!」とビデオ付で対応策を書き込んでまして、とりあえずはそれで我慢することにしました。ありがとうClifさん。(きっと私よりも年下だろうけどw)

今はもうあのスレッドもかなり埋もれているとは思うけど、そりゃもう怒号が聞こえてきそうなメンバーによる書き込みが溢れかえっていたワケですね。まぁ、何を言っても仕方ないことだし、これで使っていくしないか~と思いつつも、なんとも腑に落ちない話でした。

そして2月末ごろに、こんなウワサが...

それは、アップルさんがCamel Audioを買収か!?ってウワサでした。ここでは詳細に触れませんけど、それにしても失くなってしまったサウンドライブラリの話は特に進展がなく、私も特にそれに拘ることもやめて、というか、そのこと自体を忘れてましたよね。はは。

ほいで今朝!

アプリのアップデート通知が来ていて、開いて見て見るとコレでした。


新機能の欄に、”Previous In-App sound library purchases can now be restored as expected”、つまり、「これまでに購入されたアプリ内課金サウンドライブラリが復元できるようになりました」と書いてあったワケです。上の画像はアプデしてからのものですが、最初に見たときは、お~!!!ってなりましたね。でも、いろいろバグがあったりしても困るので、先ずはiPad Musicianグループの書き込みをチェックして、一応大丈夫そうだったので、「アップデート」をポチっとしました。

但し、RESTOREにはコツがいるみたいで...

私だけかもしれないですが、とりあえずアプデ直後にAlchemy Synth Mobileを開いて、プリセット画面を開いたら、一応それまでスッカラカ~ンだったライブラリが復活していて、FREEの表示になっていたので、タップすりゃDLが始まるんだな、よしよし、ってタップしたものの...「そんなのストアにレジスターされてねーよ?」とかメッセージがでてしまい、うわ!始まった!と思っちゃいましたよね。

こういう時はいろいろと試してみるもので、プリセット画面の一番下にある「Restore previous purchase」をタップしたんですね。そしたら、ようやく購入済みのライブラリがRESTOREされました。ただし、2個だけがFREEの表示のままだったので、再度「Restore previous purchase」をタップして、自分が持っていたものはすべて復活させることができましたと。

というワケで、

おかえりなさい Alchemy Synth Mobile!

というお話でした~。
それではSee You~

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2015年5月22日金曜日

YonacのSteel Guitar が最新アプデで最強になった!

はい、ヒの字です。

突然ですが、私はペダルスティール・ギターという楽器が大好きなんです。カントリーとかで使われている、あのピヤ~♪ってヤツですね。美しいサウンドですよね、ペダルスティール。とろけますわなぁ。

ほいでですね。iOSアプリにも幾つかペダルスティールのアプリがあるんですよ。かなりニッチですよね。1つはMad Claf Appsという会社のPedal Steel!。なかなか良くできたペダルスティール・アプリで、少しずつ改良もされていたんですが、2013年9月を最後にアップデートが止まっちゃっているんですよ・・・。

もうひとつが、MagellanやGalileo Organといった鍵盤アプリとか、ToneStackというギターアンプ・シミュ・アプリでおなじみのYonacさんのヤツ。その名もSteel Guitar。これがですね、5月入ってすぐにアップデートされてバージョン2.0になったんですね。私はもともと旧バージョンを持っていたので、早速新バージョンにアプデして少しだけ使ってみたのですが、最強に生まれ変わっててビックリしました。というワケでコレ!ズバババン!


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今のところ(2015年5月22日現在)、アプリ本体が無料で、IAPの「全部盛り」が600円なのでお買い得ですね。とりあえず「全部盛り」を購入しちゃったので、本体だけだとどこまでの機能なのか分からないのですが、全部盛り後の機能はですね、ギターが全10種類、アンプが全8種類、エフェクトが全16種類使えまして、「Tape Deck」という録音機能も付いてきちゃうし、MIDI対応もしちゃう。もちろんIAAやAudiobusにも対応します。

とりあえずは、私が大好きな「Ten String Nashville」というギターの画像 (iPhoneバージョン) をご覧頂きましょうね。


先ずは上段の左端から、プリセット、ギター、エフェクト、メニュー(細かい設定など)、ストア、そして少し間をあけてDAMP、鍵マークとなっております。プリセットは全部で35種類で、オーソドックスなものから、お!この音、なんかの曲で聴いたことあるぞ?ってものまで揃っております。

う~ん、文章でお伝えするものアレですので、カンタンな紹介動画作っちゃいました!観てみてクダサ~イ。



とまぁ、こんな感じです。最後にちょいとカントリー調のフレーズを弾いてますが、加速度センサーのヴァーチャル・ペダルでもってベンドさせています。マジで難しいっす!この辺りは少しややこしいので、次回以降で説明するとしますね。おそらくかなりの省略説明になると思いますけどw


動画ではアンプとエフェクトについて触れるのを忘れちゃったのですが、アンプ、エフェクト問わず8つ並べることができます。アンプ8つを並べるのもアリ(やらないけどw)。もちろんアンプ&エフェクトなしもできます。タップ+ホールドすれば位置の移動もできるし、そのまま画面上にスワイプすれば消すこともできます。アンプやエフェクトそれぞれの細かなセッティングは、そのアイテムをダブルタップすればギターの代わりにアンプなりエフェクトなりが大きく表示されるので、ツマミを弄ってサウンド作りできます。下の画像はiPadバージョンです。






iPhoneバージョンは、また少し表示のされ方が違って、メニューのFXをタップすると、こんな感じ。


左下のプラスマークでアイテムを追加、右下のEXTでギター画面に戻ります。

ん~。だいたいこんなところですかね。とにかくスティールギターって楽器は演奏がなかなか難しい楽器なので、アプリで気軽に入手できるといっても、これまたなかなか難しいです。特にアメリカでは「ペダルスティールにハマると嫁が逃げる」と言われるくらい、ちゃんと演奏できるまでには相当の練習が必要なワケでして、ね。でも、とりあえずは遊び程度で楽しく弾けたら良いんじゃないっすかね!

というわけで
See You !!

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*私ヒの字は音楽制作や翻訳(音楽関係)のお仕事をしています。
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2015年5月19日火曜日

AmpliTube 4 for iPhone/iPad がキターーーーー!!

はい、ヒの字です。

いや~。これは予想外でしたわ。というか、参ってしまいましたね。まさか、Amplitube for iPhone/iPadがバージョンアップで4になるとは...!フェイスブックのiOS Musicianグループでも誰かが"Amp War has begun!"(アンプ戦争が始まったぜぃ!)みたいなことを言ってましたが、正にその通りだわ。

1ヶ月ほど前にPositive GridのBIAS FXについて書いたんですが、リリースされてから色々と考えてて、「まぁ、夏にセールやる時に買うか~」という結論になったんですね。私もそんなにポイポイ何でも買える身分ではありませんのでねw 一応、エフェクター類はBIASのアンプをJamUpに持ってきて使えるからという理由もあったんですけどね。デュアル・アンプにするほどのこだわりもなかったりしましたもので...スミマセンw でも、セール時に購入したいと思っております。

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ほいでね、Amplitube 4ですよ。今回のアプデの目玉は、やはり「Cab Room」機能でしょう。それから、それに伴う16種類のマイクロフォン追加(アプリ内課金:「All Mic Bundle」あるいは単体で購入可能)ですね。とりあえずは、ikmultimedia公式のビデオを観ちゃいましょうよ。


2本のマイクをグリグリ移動させるものアプリ内課金の「Dual Mic Positioning」を購入しなきゃいけないんですが、「Amplitube 4 Bundle」を購入すれば、「Looper」という新機能(私はあまり使わないかなw)と一緒に16本のマイクと「Dual Mic Positioning」機能がゲットできちゃいます。

マイクロフォンの種類ですが、ちゃんとしたスタジオなどでレコーディングしたことがある人なら必ず見たことのあるマイクばかりです。いや、それ以上ですねw Mac/PC版のAmplitube 3 Custom Shopと同じ内容になっているようです。じゃあ、それらは何よ!?ってことで、下にリストアップしてみますね。

Ribbon160 / Condenser84 / Dynamic20 / Dynamic421 / Dynamic441 / Condenser12 / Condenser414 / Vintage Dynamic20 / Tube VM / MD1-b / Velo-8 / Bottle563 / Condenser170 / Condenser 67 / Ribbon121 / Dynamic609

ま、数字を見ればどのマイクをエミュレートしたものかが分かると思うのですが、これだけのマイクをゲットできちゃうのは嬉しいですね。機材大好き!

BIASがアンプの中身を弄くってサウンドを作るなら、Amplitube 4はマイキングでサウンドを作っていくってことで、アプローチの違いで使い分ければ良いワケですね。(BIASも1本のみですが、ダイナミック or コンデンサー・マイクいずれかを選んでポジショニングはできます。)

あとAmplitube 4ではアンプの後でPOST FXとして2つのエフェクトを追加できるようになりました。これも大きいですねぇ。

それから、これは特にiPhoneバージョンに言えることなんですが、ユーザー・インターフェイスの部分がかなり改良されたことですね。なんか今まではStompの設定がiPadのソレと比べて寂しかったというか(?)...ね。ま、アンプ画面から離れなくてはいけないのですが、ストンプをひとつひとつというあの寂しさがなくなったワケです。 You are not alone anymore!まぁ、下の画像を見てくださいw


つまり、こういう感じで。ストンプ画面で横にスライドさせて4種類のエフェクトを選ぶというのは変わらないんですが、それプラス、エフェクト名の下にチョコンと出ているところを下方向にスワイプしてやると、4つ並んだ画像がヒョイと出てきてくれます。ほいで、各ストンプをポポンと二度タップしてやれば、自分が持っているエフェクトが名前ではなく、画像で出来てきてくれます(コレはAMPもCABもMicも一緒)。とても分かりやすくなった!

とりあえず、私個人的なレヴューは以上になるんですが、とりあえずiPad版の方は「Amplitube 4 Bundle」を購入しちゃいました!ぐへへ~ぇ。2本のマイクを色んな種類に変えながら、グリグリと位置を変えて遊んでいます。ギターも繋がずにw 変態じゃないですからね!念のため。ほら、ギター弾きながらじゃグリグリできないじゃん?

色んな分かりやすさや使いやすさという点で、とりあえずアンプ・アプリはPositive Grid!と思っていたけど、このAmplitube 4のアプデには正直参りました。どちらもステキですわ。困ったもんですよ。う~ん。iPhone版とBIAS FXはセールの時に購入となるかな~。

え?次はToonStackとかGuitarToneもアプデされちゃうとか?やめてよね~。ホントに"Amp War has begun!"になっちゃうじゃん!


では、このへんで。
See You ~

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2015年4月28日火曜日

ユニクロのアプリ UTme! でオリジナルTシャツ作って売っちゃいな~!

はい、ヒの字です。

いや~ぁ、ユニクロさんのオリジナルTシャツが作れちゃうアプリ UTme! が、今回のアップデートで注文のみならず、シェアして販売までできてしまうようになりましたね!既に田辺誠一画伯をはじめ、著名な方々の作品も販売されるみたいですよ。面白いっ!

私自身、ユニクロのTシャツは結構好きで、特にアートものや映画ものなどを爆買い(!)しちゃうんですが、つい昨日もスターウォーズの新しいTシャツがリリースされたっつんで、銀座まで行っちゃいましたよwww 

それはいいとしてw、アプリのUTme!ですが、私はコレがリリースされてからすぐにDLして、そのカンタンになかなかのデザインが作れる機能を楽しんだワケですが、ホントにカンタンで驚きますね。

現在のバージョンですと、スタンプ/ペイント/タイポグラフィー/写真で基本となるグラフィックを作って(写真はトリミングしたり、フィルターをかけたりできます)、そこから好きなエフェクトを選んでシェイクシェイクで、はい、できあがり~♪です。それを自分で注文したりできるんですが、今回のアプデではUTme!マーケットというのが追加されて、他の人のデザインを買ったり、自分の作品をシェアして販売できちゃうんですね。すごいわ~。ただ、利用規約はちゃんと目を通しておいた方が良いですよ~。著作権のこととかありますしね。

ま、基本的な使い方をするのも良いんですが、せっかくiPhoneアプリには色々と画像を加工できるものがあるので、それを使ってもっともっとオリジナルなデザインを作っても良いですよねっ!例えばこんな!


これは、UTme!がリリースされた時に、アホみたいに色々作ったもののひとつで、我が家のニャンコたちの写真をDipticというアプリで加工したものをデザインに使いました。その他、addLib シリーズや版画アプリ(もうなくなっちゃたけど)、最近アプデされたIsometricみたいなグラフィックデザインに使えそうなアプリも、Tシャツのデザインにはなかなか良いですよ。過去に色んなアプリを使って作ったデザインはこんな感じです。



ね!ね!なかなか面白い感じになるでしょ?作るのも凄く楽しいし、気付くとアホみたいにたくさんのデザインができちゃいますw ほいじゃ、最後に「例のサムネイル画像」(前回の記事をご参照ください)のひとつでトートバックのデザインを作ってみたので、ご覧くださいw 



どうです?コレ。おけいこバッグに使えるでしょwww この絵はもちろん奥さんによるもので、DOVA-SYNDROMEさんにて公開されている「Let's Study」というジングル曲のサムネイル画像として使ったものです。なかなか良いんじゃないかなぁ、コレ。ホントに。私が欲しいもんw

ってなことで、自分で作ったTシャツデザインを売ったり、他人のデザインTシャツを買ったり、スマホでホホイのホイってできちゃう面白い世の中になりましたねぇというお話でした!

それでは、See You ~♪

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2015年4月23日木曜日

Positive GridのBIAS FXがリリース間近!

はい、ヒの字です。

いやぁ、気付けばもう4月も終わりに近づいており、世間はぼちぼちGWの話なんぞし始めてますね。我が家ではGWが終わったら、今年は終わりだ~と言い始めます。時が経つのは早いですw

さて、私がガラケーからiPhoneに変えたのが5年前ですが、それ以前の私に「電話にギター繋いでアンプ・シミュレーター使えちゃうんだぜ!」って言っても、「いやいやwww」と返事をしていたでしょう。それがどうですか!どうですよ、ホント。今やアンプシミュのアプリは色々と持っておりましてですね。中でもPositive Grid社のJamUp Proがお気に入りなんですよ。

ほいで、いつもどーり色々アプリ関連のニュースやブログを見ていたら、同社からBIAS FXというアプリがリリースされるってことでバババン!


トーン革命は続くんだそうですよ、お嬢さん!(誰?) 
なーんか気合入ってるなぁ、Positive Gridさん。どんどん新しいものを出してくるわ~。

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そもそも同社がギター・シミュレーターのJamUpを出した頃って、既に他社から色々と出ていたと思うんだけど、アップデートも割と頻繁で、そのたびに新機能や拡張パックが追加されたんですね。アンプやエフェクトも種類がどんどん豊富になってきて、もはや他社のアンプアプリに引けをとらないどころか、あーた!って感じです。ほいで、現在は色んなアンプ・アプリがある中で、個人的に見た目も使い勝手も音も好みなのがJamUpなんですけど、まぁ見てやってくださいな。それっ!


とても分かりやすいんですよね。諸々の操作もやりやすいし。上の画像はiPhoneバージョンのプリセットの1つです。

ほいでその後、どっちが先か忘れたけど、BIASやFinal Touchというアプリを続々とリリース。BIASは、ギターアンプをカスタマイズできちゃうというね。デスクトップのアンプシミュレータ・ソフトでも、こうしたアプローチはなかったんじゃないかな?外のハコから中身まで、自分の好きなようにオリジナルのアンプが作れちゃうって、コレ!


この画像もiPhoneバージョンからです。アンプの中身なんて見たことないし、ましてや知識なんてコレっぽっちもないんですがw、色々と実験しながら、好きなサウンドを探っていくのはなかなかのもんですよね。しかも、iPhoneで!

それからそれから、コレはiPadのみですが、マスタリング・アプリのFinal Touch!マスタリング系のアプリも色々とあるんですわ。でもね、やっぱり分かりやすい!同社のアプリは、分かりやすい!


画面下に並んでいるエフェクトが、左からPreEQ、Reverb、Dynamics、StereoImage、PostEQ、
Maximizerになります。オーディオファイルをDropbox、AudioPaste、AudioShere経由でインポートしても良いし、AudioBusでも使えちゃう。


上の画像ではAudioBusで、AudioShareからの音源をFinal Touchに通して、再びAudioShareに返して録音しています。Final Touchはプリセットも豊富で、私なんかはジャンルや楽器からのヤツをよく使いますね。そこからアチャコチャぐりぐりして音を調整しております。もう一度だけ言いますと、とにかく分かりやすい! テストには出ません。古っw

ということで(?)、リリース間近のBIAS FX。恐らくBIASと連携可能のエフェクター・アプリなんでしょうが、早くリリースしてくださいっ!下のSneak Peekのビデオを観る感じ、エフェクトボードやラックみたいな感じで使えるのかな?まぁBIASとBIAS FXはiOSアプリもデスクトップ・バージョンもあるワケですが、とりあえずはアプリ・バージョンっすね、私は。拡張パックとかも出してくるんだろうな、きっと。うふふ~。

もうホント、楽しみでしょうがないっす。
それでは、See You ~♪


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2015年3月4日水曜日

KISS来日2015(東京ドーム公演終了):ももクロ vs KISS は モノノフ vs KISS ARMY だった!

はい、ヒの字です。

You wanted the Best
You got the Best
The Hottest Band...
キ~ぃっス! うわ~ん!

って、なんだか知らないけど、ライブのオープニングから涙が出てきちゃいまして、もう大変でしたよホント。今回の来日、東京公演はすごーく待たされた感じがしちゃいましてね、だからなんですかねぇ、離ればなれの家族、感動の再会くらい泣いてしまいましたよ。あー恥ずかしい。いい歳したオッサンなのにねぇ。まいったまいったw


というワケで終わってしまいましたね~、2015年のキッス来日公演。今回は2013年の時に持って来たスパイダー・ステージではなく、ステージ両脇、バック、そして天井にも映像を映し出す、バカでかいスクリーンが設置されたステージでした(レーザー光線も凄かった!)。スタジアム・クラスの大きい会場でも、全てのオーディエンスに近く感じて欲しいということらしいですね。もちろんジーンの火吹きと、血吐きからの空中浮遊、トミーのギターヘッドから花火が飛び出るソロ・コーナー、 エリックのせり上がるドラムセット、ポールのサブステージへのターザン移動とギター破壊(東京ではボディもぶっ壊れたし!)、客席でもその熱を感じることができるパイロ、ステージが見えなくなってしまうほどの紙吹雪、そして往年の名曲から新曲までを網羅したセットリストと、お馴染みのド派手で楽しいロックショウでした。

ただ、今回の東京ドーム公演では、お馴染みではないこともありましたね。そう、ももいろクローバーZの“特別参戦”です。ももクロとキッスのコラボの是非やら諸々については、以前にも話しているので、今回は省略しますが、とにかく昨夜の東京ドームはすごく面白いことになっていました。つまり、このコラボが「ももクロ vs KISS」ということで、会場が「モノノフ vs KISS ARMY」だったということです。

実のところ、当日になるまでけっこう不安というか心配というか、そんな気持ちがあったんですよね。ロックファンとアイドルファンが同じ会場にいたら、何かにつけて対立してしまうのではないか?みたいなね。ところがどっこい、モノノフの皆さんとキッスのファンが一緒に写真撮影していたり、ライブ中もキッスの曲に合わせてサイリウムを降っていたり(これがキレイだったんだ)していたんです。良い意味でカオスでしたw フレンドリーなカオスだったというねw 

それでも「モノノフ vs KISS ARMY」だと私が言っているのは何なのか。これはもちろん良い意味なんですが、vsというのはversusという英語で○○対△△の「対」という意味ですが、その他に「対比」や「比較」という意味があります。で、モノノフとKISS ARMYを「比較」した時に辿り着いたのが、お互いの共通点だったワケです。その大きな共通点のひとつが、服装ですね。モノノフもKISS ARMYも、ライブ会場に着て行く服には、かなり気合いが入っています。モノノフの皆さんは惜しメンのカラーに染まった服装だし、KISS ARMYはキッスのTシャツはもちろん、キッスのメイクアップをしている人や、キッスになっちゃいっている(メイクとコスチュームをしている)人もいますからね。

これは百聞は一見にしかずなんですが、今回はほぼ写真を撮っていないので説得力に欠けちゃうんですけどねw とにかく、お互いにそんな出で立ちで自分のテンションを上げて、尚かつ会場も敷地内レベルで盛り上がるという共通点があるんですよね。モノノフの中には推しカラーの服装の上に、キッスのメイクをしている人たちも多くいましたんですがw、まぁ大体どちらのファンかが分かる会場の中で、これは興味深いなと思った別の共通点もありました。

それは、年齢層です。もちろんキッスは40年もやっているので、その内容は違うのかと思いますが、いずれのファンも、年齢層の幅が広かったということです。キッスのファンに若い子たちがいるのは理解できるんだけど、ももクロのファンにけっこう年配の方々がいらしたことに気付いたんですよ。これは、とても面白いと思ったのと同時に、ももクロも幅広い年齢層から支持されているんだと、改めてももクロの魅力に興味を持ちました。これはなんなんでしょうね。実際、平均年齢60歳であるキッスのメンバーも、ももクロが出てくるとニッコニコじゃないですか。この辺り、すごく気になるところです。誰か、教えて欲しい!

そんなことで、昨夜の会場は、若者からジジババ(失礼!私もジジだしw)による「仮装合戦」で大盛り上がりだったワケですw あと、これは昨夜のライブを観ていないと分からないことなんですが、アンコール前にスクリーンにはキッスとももクロのロゴが交互に繰り返し映し出され、それぞれのロゴにファンが声をあげるという「対決」もありましたよね!アレは楽しかった!

そして、アンコール1曲目「夢の浮世に咲いてみな」が始まった途端、それまでよりもサイリウムの数が増えて、客席もカラフルで凄かったです。ステージではパキパキ踊り歌うももクロのメンバー。やはり輝くものがありましたね。最後のロックンロール・オールナイトも、モノノフとKISS ARMYが一体になって盛り上がったし、やはり基本はキッスのコンサートなので、ももクロのメンバーはちゃんと邪魔にならないところ(言い方が乱暴でゴメン!)にいたのも良かったし、モノノフの皆さんにはもの足りなかったのかも知れないけど、結果的にはすごく良かったし、すごく楽しかったですよね。

だから言いたい。モノノフの皆さん、一緒に盛り上がってくれてホントにありがとう!MUCH RESPECT!! そして、お疲れ様!

ちなみに、自分のツイッターでもツイートしているんですが、『WOWOWぷらすと』という番組でキッス特番がありまして、その中でマキタスポーツさんがキッスとももクロの共通点を、プロレスをキーワードにして話していたのが興味深かったです。なるほどな~、と。

そんなことで、キッスの来日公演が終わってしまった今、オジサンはすっかり燃え尽きてしまいましたよw ということで...

それでは、See You~

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