2015年7月26日日曜日

2015年の夏はKero Kero BonitoとWeavesで決まり!

はい、ヒの字です。

なんかやっぱりApple Musicは、新しいバンドとか教えてもらえるので良いです。iPhoneでツイッターとかチェックするついでに、ミュージック・アプリを開けば、プレイリストなどで懐かしい曲(忘れてしまっていた曲も含め)を聴くことができるし、新曲情報もゲットできちゃう。

しかしまぁ、やっぱりストリーミングだと環境によってはプレイをタップしてから時間差があったり、クラウドに置いてあるというのがどうも「自分のもの」って感じがしないので、モノで欲しいって気持ちに駆られてしまいますね。(これは私世代の考え方なのかも知れないですがw)

その一方で、自分でも新しい音楽を発掘したい欲が増してしまったりして、インターネッツで色々と調べちゃったりしちゃったりしちゃっております。

そんなこんなで、ちょっとここ数日間で良いサウンドに出会ってしまいましたよ!とりあえずは2バンド。1つはバンドといって良いのか分からないですけどね。ユニットっつーんですかね?ま、この2組の曲はどちらも、この茹だるように暑い今年の夏のヘヴィローテーションになってしまいそうです。では、ソレ行ってみよう!

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まずは、Weavesの「Tick」

Apple Musicのキュレーター・プレイリストで、NMEの『Essential New Music - NME Recommends』というプレイリストを見つけまして、どんなもんだべ?と思ってプレイしたら、1曲目に流れたのがWeavesの「Tick」という曲。イントロからしてやられてしまいましたよ、私は。とりあえず聴いちゃって下さいよ。ほいっ。


どうです?すんげ~車で遠出したくなっちゃいません?私だけ?w また、90年代インディーミュージックを聴き込んだ私からすると、その頃のThe Flaming LipsやBuilt To Spill、それからPavementやPixiesなどにある、ユルい力強さ(何だソレ?w)がドツボなんですよね。

Weavesのことをちょいと調べたんですが、まだ若いバンドらしく、ちゃんとまとまった情報があまりないんですね。ただ、Facebookのバンドページを見ると2013年から活動を始めているみたいで、所属レーベルBuzz RecordsのアーティストバイオやNMEなどのサイト記事を読んでみると、なかなか面白い経歴でしたので、カンタンにまとめましょうかね。

Weavesはトロント出身の4ピースバンドで、中心となるのが女性シンガーJasmyn BurkeとギタリストのMorgan Waters。JasmynはWeavesの前にYeah Yeah YeahsにインスパイアされたRattailというバズ・バンドにいて、その後はトロント市内のニッチ・アート・シーンに足を踏み入れたと。その一方で、ギタリストのMorganは子供向けTVのプレゼンターをやっていたとのこと。なんだソレwww

で、2014年の4月にセルフタイトルEPをリリースすると、ローリングストーン誌に「注目すべきバンド」と評され、同年のCMJで「絶対に観るべきバンド」としてNMEやThe Guardianが取り上げたようですね。その後もシングルをポツポツ出しているようですが、今年の夏はたくさんのフェスティバルに出演するようです。これから、どんどん知名度を上げていくんじゃないかな~と思います。

では、もうひとつ。私が個人的に気に入ってしまったビデオを紹介しますね。こういう「間」とかセンスとかがたまらなく好きっ!ジャスミン、かわいい!


続きまして、Kero Kero Bonitoの「Picture This」

なんとなくエレクトロ・ミュージックの派生ジャンルを調べていたら、Kero Kero Bonitoというバンド名があって、ケロケロケロッピ世代の私はとりあえず反応してしまい、このバンド名で検索して、とりあえずはSoundcloudだべっつってトップにあったのが、この「Picture This」。

目がそんなに良くない私には、画像の女の子が上原多香子に見えてしまい、「ん?」と思いつつも再生したらコレですよ。なんだか分からないけどメロディーラインと発声が日本人っぽいなと思ってたら、英語で歌っていたのに、いきなり日本語でラップしてくるじゃないですか!楽曲の良さもあるワケですが、日本語ってきたら親近感が倍増しますわなw

で、しかも、このラップのなんとも言えない脱力感。少し前でいうなら、HALCALIみたいな印象も受けたし、もっと言うなら、スネークマンショーの「ヒア・ウィー・ゴー エヴリボディ カモン ロックンロール」の譜割りというかフレージングというかグルーヴ感なワケですよ。(HALCALIについては、Cookie Sceneとのインタビューで好きなアルバムとしてSarah自身がHALCALIのアルバムをピックアップしていました。なるほど納得!)

ほいでね、調べてみたら、やっぱりボーカルの女の子Sarah Midori Perryは、日英ハーフでヴィジュアル・アーティストなんですと。彼女のTumblrページでアート作品が見れますよ(コチラ)。ピンクを基調としたすごく今風ポップさがありますね。個人的にはトイレットペーパー・ドローイングが好きです。

で、このユニットとしては音楽を作っているのがGus LobbanとJamie Bulledの2人。色々集めた情報によると、この2人は南ロンドンで生まれ育った幼なじみで、J-POP、ダンスホール、ビデオゲーム・ミュージックにインスパイアされたユニットを一緒に立ち上げるにあたり、日本語と英語で歌える人をインターネッツの掲示板で募集して、それに応じたのがSarahなんですと。ほいで、2014年8月にデビューアルバム『Intro Bonito』をリリースと。今年のSXSWにも出ているみたいですね。

ほいで、更に興味深いのはGusのサイドプロジェクト。彼はKane WestやAugustusという名義でも活動しており、特にAugustusの方ではPerfumeの「Wonder 2」をカバーしているんですよね。聴いてみたけど、この選曲のセンスに心打たれちゃいましたよ(私も「Wonder 2」が大好きなのでw)。

じゃ、Kero Kero Bonitoでもう1曲。



まとめます

いずれもユルいですw でも、このユルさがクセになるんですよね。今年の夏はクッソ暑いから、ゆるゆるで乗り越えていけばいいじゃない?ってな感じです。はい、まとまっていませんw

それでは See You !

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