2014年12月8日月曜日

『月曜から夜ふかし』で使われている曲が面白い!

はい、ヒの字です。

さてさて皆さん、月曜の深夜にやっている『月曜から夜ふかし』って番組自体が面白いけど、番組中に使われている曲もちょっと変わった選曲で面白いですよね。こういう形で、いろんな種類の音楽を聴けるのは、とても有り難いです。そして、すぐ調べる癖のある私は、気になった曲に関しては、それこそ躍起になって調べ上げてしまいますw 

ほいで今回は、『月曜から夜ふかし』で使われている曲でも、メインのものを数曲だけ取り上げていこうと思います。ま、ネットでひとつひとつ調べると結構ヒットするんですが、まとめてあるのはなかったなと思い、自分用のメモも兼ねて...ということでw

そしてそして、調べ上げました結果ですね、これがなかなかインターナショナルな内容になっていて驚きました。この番組の音楽を担当している方、サイコーです!ま、ひとつひとつ挙げていきながら、簡単に解説していきましょー。

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まずは、オープニング。チャイムからドラムと口笛で始まり、そして、あの印象的な「にゃーにゃにゃんにゃー にゃにゃにゃんにゃー♪」というボーカルが入ってくる例の曲ですね。

Ennio Morricone 「Slalom」



いやぁ、まさかのモリコーネ!ご存知の方も多いと思いますが、この人はイタリアの作曲家で、所謂マカロニ・ウエスタン映画から、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』、『アンタッチャブル』、『ニューシネマ・パラダイス』などの音楽も手掛けています。映画『スラローム』は1965年公開のスパイ映画なんだとか。そうそう、このイントロね。「にゃーにゃにゃんにゃー♪」(我が家ではこううたってますw)は0:59くらいから聴けますよ~。


続きまして、番組でトークのトピックとなるカード選び、「今夜もカードを選択」のところで流れる曲。リズムといい、サックスのテッテレーレ ステッテレーレ♪(適当w)といい、なんだかウキウキしちゃいますよねw んじゃソレいってみましょう。

Oleg Kostrow 「Shampoo」



Oleg Kostrowはロシアのラウンジポップ・ユニット、Messer für Frau Müllerのメンバーだったそうです。iTunesとかで他の曲を調べてみると、エレクトロニックってジャンル分けされているけど、サウンド的にはレトロ・フューチャーなラウンジ音楽ってにおいがしますね。なかなか滑稽な音使いで好きです


さあさあ、お次は「マツコにとれたてをたべさせてあげたい件」などで、スタジオに何かが運ばれて来るときに流れる、「ダバダバダバダバ♪」というコレもまたノリの良い曲。

Les Parisiennes 「Les Pariennes」


イタリアからロシアへ行って、今度はフランスです。Les Parisiennesは、1960年に活躍したグループなんですってよ。曲はフランスのジャズ・ピアニストで作曲家のClaude Bolling。彼がLes Parisiennesの仕掛け人なんだとか。う~ん、この辺りの音楽って普段は聴かないなぁw なかなか面白いけど。ニューオリンズっぽい?ロブスター食いてぇw あ、でも昔ニューオリンズはフランスの植民地だった時代があるから、音楽のあたりも繋がっていてもおかしくないわな。番組で使われている部分は、0:40くらいですね。


その他にも、「ぴょんぴょん...ぴょんぴょんぴょんぴょん」という曲(?)とか、とても気になる曲が流れますが、あれは芸能山城組『Synphonic Suite AKIRA』の「Doll's Polyphony」という曲だそうです。『AKIRA』なぁ、大人になってから読んでみたら(あるいは映画を観たら)、また違うんだろうなぁ。この曲に関してはiTunes Storeで見つけられなかったんですが、YouTubeでどうぞ。



なにはともあれ、テレビでこういうあまり一般には知られていない音楽が使われているのは、とても良いことですよね。私のように何かがツボで興味を持つ人が結構いると思うし。勉強になります。

うん、テレビ大好き!

はい、まとまらないところで終わりです。
See You~♪


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*私ヒの字は音楽制作や翻訳(音楽関係)のお仕事をしています。
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