2014年12月29日月曜日

毎年恒例 年末ギター大掃除大会の巻~♪

はい、ヒの字です。

毎年、年末にやっているギターの大掃除大会をやりましたよ。弦を張り替えたり、指板にオイル塗ったり、各部を拭いてあげたり...っていう、そうゆうヤツです。

ギターはエレキ4本とアコギ2本ってことで2日に分けてやろうと思っていたんですが、なかなかペース良くできたので、エレキ4本とアコギ1本を半日で終わらせちゃいました。残りのアコギは12弦ギターなので、まぁアレです。また使う機会があるときにってことでw ほいで、そん時にツイッターにそれぞれの写真をアップしたもんで、そのままコチラでもネタにしつつ、私が所有するギターを紹介しちゃおうという回になりますw

ほいじゃ、先ずは変り種ギターからいきまっしょい!


左のギターは、Silvertoneのテスコ系になるんですかね。60年代中期のものと思われます。にこごりさん(サビ猫7歳)にまたがれちゃっていますけどねw こいつはピックアップが4つあって、それぞれにスイッチがあり、なおかつ、その横に恐らくローカットと思われるスイッチがあります。実際に弾くときはローカットはONにしておくことが多いですね。だって凄いローなんですものw ピックアップを4つ全てONにして、ローカットのスイッチをOFFにしとくと、まぁ暴れまくりますねw ブルー・チアーのサマータイム・ブルーズくらいブブブブ~って音を出してくれちゃいます。ステキです。

右のギターは、お知り合いの方に安く譲ってもらった、グネコのストラト・モデルです。グレコではなく、グネコってところがワケありで気に入ってしまいました。ただ、一度修理してもらってはいるんですが、どうもピックアップ・セレクターの調子が悪いので、もしかしたらセレクターの交換をしたほうが良いのかも知れないです。修理して頂いた方によると、おそらく70年代のギターではないかと。その時、セレクター交換の話もあったのですが、音が変わってしまう恐れがあるとのことだったので、少し様子見ることにしたんですが、う~ん...やはりいつか交換かなと。音はいいっすよ。

次のエレキ2本、行きま~す。

はい。左のギターはYAMAHAのPacificaさん。このギターでは、アメリカにいた時のバンドで全米ツアーもしております。録音の時も、もの凄く優秀さんです。安定した良い音を出してくれますね。ところで、このギター。実はタダで頂いちゃったんですね。アメリカから一時帰国していた時のバイト仲間が、ライブハウスで照明かなんかのバイトも掛け持ちしてまして、そこの年末だかのビンゴ大会で当ててしまったらしいんですが、その人はギター弾かないからって、当時、割と本格的にやっていた私にって言って、くれたんですね、いきなり。結構ビックリしましたよ。普通、ギターってもらいます?w 一応ここで今も使っているよ~と報告させていただきますw

それからそれから、右のギターがいとしのグレッチさん。エレクトロマチックではなく、グレッチですw もちろんリイシューですけどね。ちょいと昔、バンド活動に少しだけ勢いがついた時に、更なる景気づけ(?)として購入しました。まぁあまり安いものではないので、購入時にはかなりビビりましたけどねw このヒトも割と頻繁に録音に使っています。やっぱね。高額のギターは良い音がしますし、状態ももんの凄く良いです。クリーンはチャリンチャリン、クランチにするとガリンガリンブリンとステキな音を奏でてくれますw

さて、最後にアコギー。

このアコギは、YAMAHA FG-Junior。YAMAHAさんの公式サイトには、”銘器FG180をモチーフにしたスティール弦ミニ・フォークギター”とのことで、”本格的なアコースティックサウンドをコンパクトボディで楽しむ”らしいですよw なんかね、以前から思っているんですが、アコギって弾くときに、なんとなく”よいしょ感”があるんですよねw なので、もっと気軽に弾けるミニギター欲しいなと思っていたんですが、色々調べていたら、コイツが良い!と、どこかで知りまして、オークションで割と安めの価格でゲットしました(しかも即決のヤツw)。実際に音が凄く私好みです。階段で弾いたり、壁に向かって弾くのが大好きですw 初夏にサンフジンズのカバー企画で、音源を作ったときも、ビデオを作ったときも、大活躍してくれました。そうそう。録音にも調度良いです。私は好きですね。

とまぁ、こんな感じです。

他の方が持っているギターって、大体がFenderだったりGibsonだったりするのですが、なーんか知らないけど、私はその王道的なところは使ってないんですね。理由?ないんですw 気付いたら、こういう結果になっちゃった~みたいなw まぁテレキャスターは欲しいかも、とは思っているんですけどね。ま、とりあえずは今持っているギターで十分過ぎているので、これ以上増えることはないかな?また誰かがくれたら話は別ですけどねw

あいかわらずダラダラのブログですが、そんなところです。
それでは良いお年を~(終わりかい!?w)

See You~♪

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*私ヒの字は音楽制作や翻訳(音楽関係)のお仕事をしています。
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2014年12月25日木曜日

ふなっしーの歌声って、あの人に似てないか!?

はい、ヒの字です。

いやぁ、昨夜はブランデー入りケーキを食べ、寝る前に毎晩欠かさず飲んでいる養命酒を飲んだら、すっかり体が火照ってしまい、奥さんから「お酒の許容範囲超えてんじゃない?w」と言われてしまった私です。

さてさてさて、今年は去年の入館証を使って紅白歌合戦に強行突入すると言っておられる、梨の妖精ふなっしーさんですが、昨日もTHE ALFEEのライヴに特別参加した際に、高さ2mのステージから転落するというニュースで盛り上げてくれていますが(意外と笑い事じゃないよね。気を付けてよ、ふなっしー)、なにやら曲をリリースしているんだと知りまして、色々と聴いてみたんですが、なーんかどこかで聴いたことある声に似ているなと思っていたら!iTunes Music Storeでアルバムを試聴している時に判明しましたよ!

『うき うき ふなっしー♪ ふなっしー公式アルバム・・・(略)』に収録されている「ご当地キャラエレジー」って曲のアレンジが、たま(バンド)によく似ていたんですが、正にソレなんですね。元たまのメンバー知久寿焼さんに、歌声がよく似ているんですよ!30代や40代、特に40代の皆さんは、よーくご存知だと思います。若い皆さんは、は?だと思いますので、一番よく知っている最近の知久さんの歌と言えば、ヒガシマルうどんスープのCMでしょうね。ちょいとコレを聴いてみて下さいな。



続いて、さっき話した「ご当地キャラエレジー」の動画が見つからないのでw、ふなっしーの公式アルバム収録「梨空レインボー」をお聴き下さい。



まぁね、こーやって並べてしまうと、若干違う感じになっちゃうんですけどね。知久さん、普通に歌上手いし。それに知久さんの歌を聴いても、ふなっしーに繋がらないという一方通行ですねw しかしまぁ、「梨空レインボー」の歌い出し「お は よ お♪」ってところなんて、私からすると完全に知久さんなんですよねw なんか、たまをはじめ、知久さん関連のバンドを、改めて聴きたくなってしまいますね。あ、この意見に反対の知久さんファンの方がいらしたらスミマセン...

そういえば、ふなっしーと言えば、最近TVのバラエティー番組で、オジー・オズボーンが大好きで、パフォーマンスのところで影響を受けているということで、実際にご対面して、プールに落とされていましたよねw へぇ!オジーなんだ!と、けっこう驚きました。ほいで、その辺りを調べようと、ウィキで見てみたら、”ハードロック・ヘヴィメタルを好んでおり、初めて買ったCDはディープ・パープルの『マシン・ヘッド』、好きな歌手はオジー・オズボーン、車の中でよく聴く音楽はエアロスミス、ライバルにはロブ・ハルフォードを挙げている。”とのこと。ライバルがロブ・ハルフォードwww ふなっしー最高ですw この面子が挙がっているとなると、完全に趣味が私世代になると思うんですが、まぁ、中の人のことを話すなんてナンセンス。ふなっしーはふなっしーで良いんです。でしょ?w

とりあえず、紅白強行突入がどうなるか。大晦日まで笑わせてくれるであろう、ふなっしーのお話でした。

それでは、See You~♪

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2014年12月15日月曜日

KORG Gadgetの最新アップデート(Ver.1.1.1)が凄いぜ!:全トラック一括エクスポート

はい、ヒの字です。

先日KORGさんからKORG Module for iPadという、ピアノ、オルガン、エレピなどの1GBを超える音源アプリがリリースされましたよね。

その音源は、そのままKORG Gadgetでも使えるという優れもの。ただ、Module自体はMIDIキーボードで繋いで弾きまくってなんぼな感じがありますが、とりあえずGadgetで使えれば良いというスタンスの私。思ったように弾けないので、打ち込みだけでw おう、打ち込みまくりますよ!

ほいでほいで、そのGadgetさん。2014年12月9日のアップデートで、”全てのトラックを一括で個別にエクスポートできる機能”が追加されましたねぇ!その前のアプデでは、Ableton Liveのプロジェクトファイルとしてエクスポートできる機能が追加されたんですが、今回のアプデでは、各トラックをまとめてドロップボックスにエクスポートできちゃうじゃん!そしたら、そのまま他のDAWに落として微調整したり、他の楽器を追加したりできちゃうじゃん!ってワケで、さっそくやってみました。

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先ずは、Gadgetさんでシキシキと曲を作りまして、大体のところが終わりましたら、画面左上のファイルマークをタップ。エクスポート→Dropboxと選んだところが下の画像です。


ここで、All Tracksを選んでやれば、DropboxのKORG Gadgetファイルに各トラックのデータが入ってるワケです。ステキです。そしたら、今度はStudio One 2で新しいソングを立ち上げ、そのトラック・データを放り込んでやればいいワケです。ほいで、音の微調整をしたり、楽器を追加したりと編集した画像がコレです。バンバンババン!(しかしStudio Oneは軽くていいわw)



作曲はホカホカのコタツがあるリビングで、細かい編集は足元が冷える自分の部屋のPCで...な~んてことができるこの便利な時代。なんてナイスなんだ!

そうやって出来上がった曲がコチーラ。



おっと!そうだそうだ。この曲では、少し前のアプデで追加されたサンプラーガジェットBilbaoを使ってまして、Dropbox経由でドラムやパーカッションのサンプルをBilbaoに取込んで、サンプルを編集して鳴らしています。Moduleの音源もすごいけど、サンプラーガジェットのBibaoもあるから、もうアレだ、怖いもんなしだ。なんでもできる!

KORG Gadget も、KORG Module も、12月31日まではセール価格みたいですので、今のうちにゲットしといた方が良いですね。こういう大きいヤツは、App Storeのウィッシュリストに入れといてセールん時に買うのが一番です。

KORG Gadget 大好き!
(前々回の、テレビ大好き!に引き続きw)

それでは、See You ~♪

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2014年12月10日水曜日

えぇ!?テラスハウスがまさかの映画化!:テイラー・スウィフトとカントリーに思うこと

はい、ヒの字です。

今朝、何気なくネットのニュースを見ていたら、テラスハウス公式HPで謎のカウントダウンとかいう記事があって、なんだべか?と思ってHPを覗いてみたら、まさかの映画化ですわ!2015年2月14日バレンタインデーから公開とか。とりあえずは公式トレイラーをみてましょ。



あの日からずっと続いてたんですと!いやぁ、おどれーた!たしかにTVでの最終回で、最後に家を出ようとしたテッちゃんの表情が気になり(そりゃ観ていた人はみんな気になったでしょう)、こりゃそのうちスペシャルでもあるんじゃねーかとは思っていましたが...。映画かぁ...。映画かぁ...。年末スペシャルが良かったなぁ。私のようなオッサンはレンタルDVDが出るまで待つことにしますw というか、映画でも副音声を聞けたらいいのに。ほれ、歌舞伎とか美術館とかにある音声ガイドみたいなの配ってさ。山ちゃんの副音声が聞きたいw これはやるべきです!ま、ソレも含めてDVD待ちですかねw

テラスハウスってTVでやっていた時も、BGMの選曲がとても良かったと思います。オープニングのテイラー・スウィフト「We Are Never Ever Getting Back Together」やエンディングのスノウ・パトロール「Chasing Cars」は心に響いちゃうところがありましたし、その他、番組中で使われた曲も洋楽に関して言えば、アメリカで生活していた時に車のラジオでよく聴いた曲など、なかなか懐かしいものも多かったですねぇ。

で、ですよ。上の動画でも流れていますが、テラスハウスといえば、オープニング曲「We Are Never Ever Getting Back Together」ですよね。それこそ”テラハの曲”みたいなw 多くの人たちが、そう思ってると思うのですが、この曲を歌っているテイラー・スウィフトがカントリー・アーティストだってことを知っている人がどれだけいるのかな~って、ふと思ったので、そこから派生して色々と個人的に思ったことをお話していこうかなと(長い前置きのようなw)。カントリー・ミュージックの歴史やテイラー・スウィフトのことは、ここでは説明しません。wikipediaなどで調べて下さ~い。

さて、この曲が収録されているアルバム『RED』は米ビルボードのアルバム総合チャートでも、カントリー・アルバム・チャートでも1位を記録、グラミーでもベスト・カントリー・アルバムを受賞しています。ただ、この曲やこのアルバムがカントリーか?ということが、当時から言われているんですよね。その年のグラミー賞の時なんて、Facebookではリアルタイムでアメリカの友人たちが、そのことに言及していました。言及というか、具体的には「あんなのカントリーじゃない」という文句です。

確かにアルバム『RED』はとても現代的なポップサウンドです。それまでの彼女がやっていたカントリー・サウンドとは、かなり違います。最近リリースされたアルバム『1989』なんて、もっとポップだし、もはやエレクトロ・ミュージックのアルバムです。ただ、この「We Are Never Ever Getting Back Together」は、ポップソングとしてすごく良い曲だし、多くの人が知っている曲、好きな曲だと思います。その多くの人が、この曲をきっかけでテイラー・スウィフトを知り、アルバムを買い、『RED』以前のアルバムを聴いて、あれ?という人もいるだろうけど、カントリー・ミュージックいいじゃん!と言って、カントリーを聴きは始める人もいるんじゃないかと思うワケです。つまり、テラスハウスの主題歌「We Are Never Ever Getting Back Together」から、カントリー・ミュージックに辿り着く、あるいは辿り着いた人も少なからずいるんじゃないかと。新しいものが入り口になって、その原点となるものを知るという流れは、ある意味とても理想的なんじゃないかなと思うんですよ。

その一方で、テイラーちゃん本人が(いきなり馴れ馴れしい呼び方w)、そういう意図を持ってやっているかどーかは知りませんが、色んなジャンルが、または色んなアーティストが生き残るために、新しいサウンドを取り入れるのは、とても興味深いし、良いことだと思います。実際に60年代のR&Bやソウルの人たちが、70年代後半にディスコ・サウンドを取り入れたのも事実としてあるし、それでナンバーワン・ヒットやクロスオーヴァー・ヒットになっている曲も沢山あるわけです。それはカントリーも同じで、どれだけオールドタイミーなサウンドから変わったきたか?って話です。まぁ、さまざまなジャンルにはピュアリストっているし、そーゆー人たちの中には新しいサウンドに拒絶反応を示す人も多いと思うんですが、ひとつのことばかりでは音楽もアーティストも進化しないワケで、それはそれで残念な話だと思うんですよね。

ちなみに、そのまた一方でカントリー界では、ここ数年、原点回帰的な新しいジャンルでアメリカーナなんてのもありますよね。

つまるところ、保守的なものがあっても良いと思うし、前衛的なものがあっても良いと思うワケです。オープンマインドで行こうよってね。そう思うんだな、私は。なーんか、年齢を重ねたら頑固になってしまうのかと思いきや、色々なことがOKになってきてしまって、脳みそが緩くなってきてんのかなぁw いやいや、良い曲は良いでいいんじゃない?ってことかな。それでいいんだよ。な。色んな音楽に触れれば、人生も豊かになるってことです。でしょ?

いつもどーり、まとまらないけど、このへんで。
それでは、See You~♪  ...バタンっ! 
(テラハ風エンディングでw)



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2014年12月8日月曜日

『月曜から夜ふかし』で使われている曲が面白い!

はい、ヒの字です。

さてさて皆さん、月曜の深夜にやっている『月曜から夜ふかし』って番組自体が面白いけど、番組中に使われている曲もちょっと変わった選曲で面白いですよね。こういう形で、いろんな種類の音楽を聴けるのは、とても有り難いです。そして、すぐ調べる癖のある私は、気になった曲に関しては、それこそ躍起になって調べ上げてしまいますw 

ほいで今回は、『月曜から夜ふかし』で使われている曲でも、メインのものを数曲だけ取り上げていこうと思います。ま、ネットでひとつひとつ調べると結構ヒットするんですが、まとめてあるのはなかったなと思い、自分用のメモも兼ねて...ということでw

そしてそして、調べ上げました結果ですね、これがなかなかインターナショナルな内容になっていて驚きました。この番組の音楽を担当している方、サイコーです!ま、ひとつひとつ挙げていきながら、簡単に解説していきましょー。

2014年12月5日金曜日

これも流行の30年周期的なヤツなのか?パート2:ニール・ヤングのロックンロール

はい、ヒの字です。

前回は、50年代のロックンロールについて、また流行の30年周期について、お話しましたが、その中で、80年代洋楽におけるロックンロールとして、ビリー・ジョエルを例にとりましたね。80年代にこうした50年代風ロックンロール曲を書いたり、あるいはカバーしたりというバンドやアーティストは他にも沢山いるとは思うのですが、今回のパート2では、なんとニール・ヤングを取り上げようと思ったワケです。

ニール・ヤングって、私はリアルタイムでは全く聴いてなく、それこそ90年代のグランジ・ブームで「ゴッドファザー・オブ・グランジ」と呼ばれていたことをきっかけで、その存在を知ったんですよね。ニール・ヤングって言ったら、誰もが思うのはフォークロックやカントリーロックになると思います。カントリーロックの話になったら、それこそ色んなバンド名やアーティスト名へと繋がっていってしまい、いつもよりメチャクチャになることは間違えなしなのでw、この回では完全にスルーしてやろうと思いますw。 

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で、そのニール・ヤング。80年代の頭にとんでもないアルバムを2枚出しているんですね。1つが1982年リリースの『トランス』、そしてもう1つが翌年83年リリースの『エヴリーバディーズ・ロッキン』

ちょっと話が50年代ロックンロールとは遠くなりますが、先ずはヴォコーダ-やらシンセサイザーといったエレクトロ機材を多用した『トランス』。このアルバムは、クラフトワークのエレクトロ・ミュージックに影響を受けていたとのことですが、それとは別に、脳性麻痺で言葉が喋れない息子さんとのセラピー・プログラムが背景にあったようです。とはいえ、それまでのカントリーロックやフォークロックからかなり懸け離れたサウンドで、どうしたニール!と言いたくなるような内容でして、以前ニール・ヤングのマニア的なファンであるアメリカの友人に当時のライヴビデオを見せてもらったことがあったんですが、やっぱりボーカルにヴォコーダ-を使っていて、真面目にひっくり返りました。コレを観てやって下さい!ババン!


つーか、完全カラオケスタイルじゃんかwww

ほいで、そこから次のアルバム『エヴリバディーズ・ロッキン』では、50年代のロックンロールやロカビリー(カバー&オリジナル楽曲)のサウンドに大きくシフトしちゃうんですよね。一体どうなっちゃってるんだニール!って感じの流れですが、これも前回の流れ同様、80年代におけるロックンロール・リバイバルなんじゃないか?って思わせますよね。なにはともあれ、コレを観て下さい。ドドン!


もうね、ダッチュワ~リワリ♪ですw そしてこのアルバムジャケット!この時は、当時所属していたレーベルとの条件的な話もあったようですが、それにしてもこのタイミングなのな~と思ってしまうワケです。なんにしても、とても80年代っぽい!

ニール・ヤングのファンの多くが、この2枚のアルバムにかなり動揺したと思うんですが、長くやっているバンドやアーティストにはよくある話ですよ。キッスなんかも完全にその良い例ですわw まぁそういうのも含めて、長年のファンは大変ですw だけど私の場合、ニール・ヤングは完全に後追いなのもあり、『トランス』も『エヴリーバディーズ・ロッキン』も普通に聴けちゃうんですけどねw その時代だな~ぁ、ふふ...とか思いながら聴けてしまいます。

で、ニール・ヤングなんですが、ニールといえば個性的なあの声です。ヘロヘロっちゃーヘロヘロだし、弱々しいっちゃー弱々しい。でもなんか惹かれてしまう声なんですよね。これは自分だけなのかも知れないんですが、ニールの声ってThe Flaming Lipsのウェインの声と似ていると思うんです。高い音程になればなるほど、そのうわずり方や声のひっくり返り方が全く一緒に思えるというねw ウェインの方が更に細いかw この曲とかニールに歌って欲しいっ!



ちょっと脱線しましたがw、そんな感じで、ニールも50年代ロックンロール!というお話でした。次回はどうしようっかなー。ヘロヘロ声特集でもやりますかw ま、機会があったらやりましょうっw

それではまた。



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2014年12月3日水曜日

これも流行の30年周期的なヤツなのか?:50sロックンロール

はい、ヒの字です。

なーんか良く分からないんですけども、最近1950年代から60年代初頭のロックンロールとかインストルメンタル曲を好んで聴くようになっております。

実は(ってほどではないんですが)、私が小学生5,6年生の頃に、アメリカングラフィティーなどのサントラとかがやたらと流行って、私も90分のカセットテープにその時代の音楽をダビングしてもらったりして、ほぼ毎日聴いていたんですよね。同級生の中にはAt the Hopとか踊ったりしてるヤツらもいましたねぇ。あ、あとあれだ。カルコークだのクリソー(クリームソーダ)だのいったブランド(?)の財布とか持っているヤツらもいましたねぇ。ツッパリくんとか、なめ猫が流行った頃ですよ。さぁ、だいたい私の年齢が分かってきましたね。う~ふ~ふ~ふ~(旧ドラえもんの笑い方→これも世代ですねw)。

それはいいとしてw、とにかくなんか急にそんなことを思い出したりして、懐かしくなったのがきっかけで、少し前から50年代のロックンロールをまた聴き始めていたんです。懐かしさが手伝っているのか何かはよく分かりませんけど、ノリもいいし、良い曲も多いし、単純にというか、純粋に楽しいって思えるんですよね。

ほいで、つい先日。テレビのバラエティー番組でBGMがずっと50年代の音楽だったり、CMなんかも何気に50年代の曲の現代風リメイクだったりしたことに気付きましてね、冒頭で書いたことを思い出したりしたんです。そういえば、あの頃って今から30年前の80年代半ば。その80年代半ばって、50年代ロックンロール・リバイバル的な動きが確かにあったと思ったりしてるんですよね。たとえば当時の邦楽なら、ちょうどチェッカーズとかシャネルズ(もうラッツ&スターズだったかも)といったロカビリーやドゥワップがベースになっているグループがいたし、なんなら横浜銀蝿なんて完璧なロックンロールだったし、ついでに言えば、少し前にはアラジンの「完全無欠のロックンローラー」なんて歌もありましたし、原宿の歩行者天国では竹の子族の他にも、50年代の服装でロックンロールを踊っているローラー族なんてのもいましたね~。あー、懐かしいw

懐かしいはいいけど・・・ え?ちょっと待てよ?80年代の30年前ってジャスト50年代じゃん!?ということに更に気付きまして、今50年代のロックンロールをあちこちで聞く機会が増えたことに、なんというか、これも流行の30年周期的なヤツなのか?しかも2週目?ってことで、腑に落ちた感じになっております。はいw つーか実際に今、ロックンロールが再流行しているかどうかは知りませんけどねw ちなみに、1985年のマーティ・マクフライが、いよいよ来年やってくるんだな。おー、アレもロックンロールだったわな!つーか、正に1985年を軸にした前後30年(1955年と2015年)が舞台になっている話なじゃん!コレは何気に今回の話と繋がっている...。興味深いぞ、おいっ。映画『Back to the Future』のことです、念のため。というか、もう、こうなったら屋根裏に宝の地図でもねーかな?って話ですw

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しかしまぁ、やはり流行の30年周期的な何かってのはあるんですねぇ。奥さんなんかも、昔のマンガ(やはり主に80年代)とかを読み直していたりしてて、当時の服装が今と大して変わらねーと言っております。ま、服装に関しては、数年前からそんな流れになっていますよね。まさか、自分らが子供の頃に着ていたようなデザインの洋服を、今になって若い子たちが着ているのは本当に面白いですね。これは、90年代にちょっとだけヒッピー風なのが再流行した時、親の世代が、若かった自分たちに言っていたこととまるで一緒!この時は微妙に30年周期ではなかったんですけどね。つーか、私も年取ったわw

まぁいずれにせよ、歴史って繰り返すんだなぁ...って改めて思ったという話でした。歴史が繰り返すってよりも、人の心に何年周期的な何かがあるんでしょうね、きっと。かっと。ひっぷ。ほっぷ。

お!ちなみに、80年代の洋楽って言えば、私は中学生になってからビリー・ジョエルとかブルース・スプリングスティーンが大好きで、よく聴いていたんですが、思えば、あの頃のビリー・ジョエルのヒット曲って、完全無欠のロックンロールだったりしましたもんね。よくよく考えてみれば、アルバム『イノセントマン』が50年代から60年代初期のサウンドですもんね。「Tell Her About It」とか「The Longest Time」とか「Uptown Girl」とか...。その一方で、今のエレクトロ・ミュージック界は、少し前からゴテゴテ80年代シンセサウンドのムーブメントもあったりしますしね。あー、面白い面白い!

次回も支離滅裂な感じでw、もう少し30年周期的な、50年代ロックンロール的な話を続けようと思っております。

それでは、See You~♪

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