2015年9月15日火曜日

SunVox はシンプルに使うなら意外とカンタン!

はい、ヒの字です。

今の音楽制作ソフトやアプリって、音源もいろいろ揃っているし、ピアノロールでカンタンに打ち込んだりできるから便利だったりするんですが、そういう制作パターンに飽きるというか、アイディアに行き詰まったりすることがあります。

そんな時はソフトやアプリを変えて、音楽制作の環境を変えてやるのが1つの方法だったりするんですが、私の場合はiOSアプリのSunVoxを使うのが割と定番です。


初めてSunVoxを知った時は、見た目も内容もマニアックで小難しい印象があったのですが、マニュアル(日本語はコチラ)やチュートリアル動画などを見ていたら意外と私にも使えるんじゃないかと思って、使い始めたらけっこうハマってしまい、一時期は作った曲が海外のサイトで紹介されたりしたこともありました。ピースピース。

で、また今、久しぶりにSunVoxで曲を作っているんですが、古い音楽制作アプリながら、常にアップデートされておりまして、以前よりも更に使いやすくなっている印象があったので、今回はそのシンプルなSunVoxの使い方を紹介しちゃおうかなと思います。もちろんAll You Need Is Fingers(このブログ)スタイルですけどねw

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とりあえずテンプレートから始めたら良い

今までは新しいプロジェクトを立ち上げると1つの音が出せるようになっているだけだったのですが、今では、KEYが5つ、PADが3つ、ベースも3つ、DrumSynthとSnareのセットが1つと、曲を作るには困らないテンプレートを選べるんですね。いつからそうなったんだろ?まぁ、こんな感じです↓


上の画像はルーティング画面をトリミングしたものですが、とりあえずはココからスタートできちゃうワケです。SUNVOXは、基本的にモジュールを繋いでいって1から音作りをするところからがスタートになるんですが、もうこのテンプレートから始めちゃえば良いんです。

とりあえずはそれぞれの音源モジュールをセレクトして鍵盤を叩けば音を確認出来るし、モジュールのコントローラーを遊び感覚でアチコチ弄れば音色を変化させることも出来ます。気に入った音になったら、ぼちぼちパターンを作っていきましょう。

次はエフェクトモジュールを差し込んじゃおう

すげぇ飛ばしますがw、このテンプレートを使ってパターンを作り、そのパターンをタイムラインに並べていったら、次は必要なエフェクトモジュールを差してあげます。既にリヴァーブ、ディレイ、エコー、フェイザー、コンプなど色々と揃っているので、それらを適当な場所に繋げるだけです。

私が今回多用したのは、この夏の最新アップデートで追加されたFilter Proというエフェクトです。コレがかなり分かりやすい仕様になっていてとても良いです。基本的にはローカットで使いました。

今までもFilterというモジュールはあったのですが、FilterProにはRoll Offが追加され、視覚的にもチェックすることができるようになったので、スペクトラム・アナライザーと合わせて使えば、Filterの効き具合が耳と目の両方で確認することができます。



ま、音源モジュールのコントローラーにもFilterがついてるので、Filter Proと併用すれば最強ってなもんです。プラス、音の住み分けってところで、モジュール内のアタックを少し弄ったりもしていますよ。

それじゃ私が作った曲を紹介しちゃいますw

とりあえず、テンプレートを基にエフェクトモジュールなどを追加した私のルーティーンがコレ↓



結構ゴチャゴチャしてますねw 使わなかったPadやBassやらがそのままになっているからなんけど。もっと言うと、ちゃんと全てを把握している人が見たら、おかしな使い方をしているのかも知れませんw 

ま、でもとりあえずこんな感じで曲を作り、iPadのAudiobusで途中にPositive GridのFinal Touchを差して、AudioShareで録音したものがコチラ。
*こちらからダウンロードできます


あ、そうそう。私がSunVoxを使う時はiPadで立ち上げることが殆どです。というのも、iPhoneでは、やはり6 Plusの画面でもまだちょっと小さいんですよね。寝ながらプロジェクトを聴くとか、ちょっとした調整とかなら、iPadで制作中のプロジェクトファイルをiPhoneに読み込ませることもありますけどね。でも、いつかはiPhoneだけでどこまでできるかチャレンジしてみたいものです。

それから、SunVoxはiOSやAndroidではお金が掛かりますが、WindowsやMacなどのバージョンはフリーだったと思うので(間違っていたらスミマセン)、先にフリーのものを試してみるのも良いかも知れないですね!

はい、シンプルな使い方の話をしているのに、いつも以上に長くなってしまったので、この辺にしておきますw 長いことお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

それでは See You !

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*私ヒの字が制作した音楽やお仕事の詳細はコチラからご覧いただけます。

→ ヒの字 (Hideki Inoue) Homepage



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