はい、ヒの字です。
以前、結婚式用ＢＧＭの解説をした時に紹介した、タブ譜シーケンサーのJam Maestro。個人的に相性が良いので、けっこう頻繁に使っています。
そのJam Maestroが最近またまたアップデートしまして、タブ譜シーケンサーの使いやすさも向上し、更に表現豊かなサウンド・スケッチができるようになったので、さっそく試してカンタンな曲を作ってみました。
そんなワケで、今回は私が感激してしまった新機能や、最新バージョンで作った曲を紹介していこうと思いますよ。
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とにかく目玉はチョーキング/ハンマリング/スライド！
今回のアプデでは色んな機能が追加されたワケですが、なんといってもタブ譜シーケンサー画面で、チョーキング（英語ではBendingと言います）、ハンマリング（＆プリング）、スライド（アップ＆ダウン）が使えるようになったのは大きいですね。とりあえずはシーケンサー画面の図をご覧ください。
図の真ん中よりちょいと下にある、グリーン背景に白抜き文字で表示されているのが５つの新機能になります。この部分は左右のフリックで、他の機能が表示できます。
例えば、シーケンスを書く時に必要となる基本的な編集機能（コピペやデリートなど）はもちろん、CHUGというパームミューティング（ギターのズンズクズンズンってヤツ）やアップ＆ダウン・ピッキングなども設定できる機能があるんですね。
ほいで、これまであったCHUGやアップ＆ダウン・ピッキングは、リズムギターで使える機能だったワケですが、今回追加されたHammer / Pull / Bend / Slideを使えば、ソロパートやリフなどでかなり繊細な表現出来るようになるワケですよ、奥さん！（奥さんは使わないか。いや、使うかもよ～？ｗ）
しかも、アップ＆ダウン・ピッキング同様、チョーキングはフィンガーボードで速度的なところを調整できるんですね。つまり、キュイン！って早めのチョーキングとかキュイ～ンという遅めのチョーキングとかも設定できるワケですよ。コレは素晴らしい！キュイ～ン！と、しょっぱい顔をしながらシーケンスを打ち込める！ホントか？ｗ
最新機能を使った曲がコレ
はい。そんなワケで、そのHammer / Pull / Bend / Slide機能を使った曲を聴いていただきましょう。どうです？なかなかスムーズで良いっしょ？チョーキングも良い感じですが、個人的にはスライドの音が好きです。
音はやっぱり本物のギターには敵わないけど、作曲スケッチにしてはかなり作り込みができるから、バンド楽曲などのアイディアには最適ですよね！ しかも作ったタブ譜はpdfファイルなどでDropboxに書き出しもできますよ～。「次はコレやるから」とバンドメンバーにババン！と見せてやりましょうよ。
今回は作った曲は、iPhoneで作ったタブ譜のデータをDropbox経由でiPadバージョンのJam Maestroに読み込ませ、AudiobusのFXスロットにお馴染みのFinal Touchを差して音を調整し、AudioShareで録音して、そこから直接SoundCloudにアップしました。イエス、iOSミュージック・ライフ！
あとでコレをもとにして本物のギターとベースでレコーディングをしてみようと思っています。あ、もちろんドラムはソフト音源になりますけどねｗ
ちなみに、この曲で使った楽器は以下のとおりです。
Jam Maestroでは、ギターが全6種類（アコギやクリーントーン含む）、ベースは3種類（クリーンと歪み系）、ドラムに関して言えば、なんと16種類（パーカッション・キット、エレクトロ・キット、更にはティンパニなんかもあります！）と、色んなジャンルに対応できる楽器が揃っています。
もっといえば、楽器やエフェクトのところでInter-App Audioが使えるので、更に幅広いジャンルに対応できちゃうワケです。ステキとしか言いようがありません。
Jam Maestroは、時々セールをやるのでその時に購入するのが良いと思いますよ。決してお安いアプリではありませんからねｗ でも、ここまで出来るのなら通常の価格でも安いのかも知れませんよね。（どっちなんじゃい！というねｗ）
はい。そういうワケで、今回はJam Maestro新機能のカンタンな紹介でした～。冒頭でも触れたコチラの記事でもJam Maestroで作った曲を聴くことができますのでよろしかったらどうぞ！（基本的な使い方についてはYouTubeの公式チュートリアルが良いですよ～）
それでは See You !
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*私ヒの字は音楽制作や翻訳（音楽関係）のお仕事をしています。
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