はい、ヒの字です。
突然なのですが、『私のルーツ音楽』ってシリーズを始めることにしました。ここのところ懐かしい音楽について書くことが多かったのもありましたし、なんとなく40代も半ばになっている自分が今まで聴いてきた音楽について振り返って見るのも、現在の音楽制作へのインスピレーションになるかなと思いましてね。
紹介する曲についての解説や情報は一切書かないかと思いますw その曲を聴いていた当時の自分が感じたこと、その時にあった個人的な出来事、その辺りがメインになると思います。そんなスタイルでやっていこうと思っておりますので、予めご了承くださいな。
というワケで、第1回目はThe Beatlesの「Strawberry Fields Forever」。
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そもそも、いつThe Beatlesを聴き始めたのか、自分でも憶えていないんですね。物心ついた時から家の中や移動の車の中で流れていたという印象。その音源というのが、その当時FMラジオの特集番組を録音したカセットテープで、前期・中期・後期の曲が90分テープ3巻に収められていたかと思います。
まぁ、ラジオ番組なので、もちろん何曲かおきにちょっとした解説と曲紹介が入ります。あの声は誰だったのかなぁ。ちゃんと調べたら面白いかもしれないですね。曲紹介も小林克也さんみたいな発音ではなく、例えば「You Can't Do That」なら、「ゆー・きゃんと・どぅ・ざっと」みたいに日本語英語の発音だったのもすごく印象的でしたねw
で、前期のポップなロックンロールも、後期のバラードなども好きだったのですが、当時、小学校低学年の私が最も大きな衝撃を受けたのが、「Strawberry Fields Forever」だったんですよね。
まず、出だしのメロトロン(もちろん当時はメロトロンなんて知りませんw)が不思議な音だなと思ったし、エンディングのひょろろ~ろ~ひょろろ~ろ~ドカドンドカドカドカケーンケーンケーン…もワケ分からずカッコイイと思ったし、祖父から譲り受けた「旅カセ」というポータブル・カセットレコーダーで聴くようになってからは、聴くたびに新しい音が聞こえてくるし(リヴァース音とか)、とにかく何度も聴きましたね。
「Let It Be」も聴きすぎて、好きなパートを繰り返し聴き直していたら、間違って録音ボタンを押しちゃったなんていうこともあったのですがw、「Strawberry Fields Forever」も不思議すぎて、面白いと思ったパートを何度も何度も繰り返し聴いてしまった曲です。
The Beatlesに関しては大人になってから更に深く聴くようになり、アメリカの大学ではバンドメンバーとThe Beatlesのクラスまで聴講し(この辺はまた後で)、この曲についてもレコーディング方法のことなどを色々知るようになるんですが、子供の頃の私はとにかく「不思議な曲」ということで大好きでした。
ちなみに、当時の私はThe Beatlesというと写真でしか見たことなく、しかも当時、家に飾ってあったのがコントラストを強めした中後期メンバーのパネル写真で、少々怖かったのを憶えていますw コレですね↓
リンゴがすげーこっち見ている感が怖かったのかなw マンダムのチャールズ・ブロンソンか!?とも思っていましたからね。若い人には分からないかと思いますw ザッツ70年代。これが当時主に父親が使っていた部屋(あるいは応接間?いずれにせよ、ここにステレオ・セットがあったワケです)のドアの上に飾ってあったんですよね。コレって今どこにあるんだろう。
まぁ、こんな感じですw こんな風に『私のルーツ音楽』シリーズを続けていこうと思っておりますが大丈夫でしょうか?
それでは、その「Strawberry Fields Forever」を聴きながらお別れです。
See You !
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*私ヒの字は音楽制作や翻訳(音楽関係)のお仕事をしています。
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