2022年7月13日水曜日

サンプルを使用しないギター音源 Studio Major7thのSSG7 V:デモソングを制作しました。


はい、ヒの字です。 

今回は、Studio Major7thさんの新商品、サンプルを使用しないギター音源 SSG7 Vでデモソングを制作しましたので、そのお話をしていこうと思います。

*Studio Major7thさんのギター音源はWindows版のみになります。

なにはともあれ、まずはお聞きいただきましょうね。

はい。いろんなことのタイミングで、80年代後期のヘアメタル系がやりたくなってしまったのですが、いかがでしたでしょうか?

制作中にですね、ちょっと私の使い方がKMG7やSSG7に無理させていることが判明したりもしたのですが(苦笑)、このギター音源でこんな演奏ができるよ~ってのが伝わると良いなと思っています。

で、今回の曲では..

まず、左右のリズムギターと中央のリードギター、加えて中央にバッキングギターで合計4本のSSG7 Vを使っています。

アンプシミュレーターはというと...
リズムギターには
Amplitube 4 の JCM Slash
Studio One付属Ampire の Dual Amplifier、

リードギターには
BIAS FX 2 で '69 Plexiglas V2を使用。

ついでにその他の楽器は...
ドラムがEZdrummer3の Bright Room - 70s Rock Boom
ベースがEZbass の Modern - Heavy Pick
となっております。

あ、そうそう。

今回SSG7 Vのデモソング制作に至ったきっかけがコチラ。

Studio Major7thさんがSSG7リリースに伴い、デモ曲募集のツイートをされていたのを見かけ、しかも KMG7 V と SSG7 V の両方を無料でゲットできるとのことで、以前からKontakt用KMG7のファンだった私は、迷うことなく反応してしまった...という流れです。

それでまず応募のために作ったのはコチラ。

KMG7Vのフリー版(リリース前に配布されていたもの)で作っています。アレンジやらが本チャンと少し違っていますが、私が大好きなKMG7サウンドです。

で、「SSG7V公式ページのデモ曲募集!」のページで詳細を確認してから、この曲のリンクをStudio Major7thさんにメールでお送りして、OKをいただき(KMG7VとSSG7Vのクーポンをゲット!)、KMG7VをSSG7Vに置き換えてmp3ファイルでStudio Major7thさんにお送りし、公式HPに掲載となりました。

KMG7V。Kontakt用と同じくサウンドも使い勝手もGood!

素人で個人的な感想にはなりますが、SSG7Vは「未来のギター」みたいなサウンドがする感じがして、バッキングギターもかなり良いけど、リードギターでさらに輝くギター音源だと思っています。

実際に、アメリカ在住時の友人で、自分でレコーディングやミキシングをすることをいろいろと教えてくれたスティーヴが、今回のSSG7Vデモ曲のリードのギタートーンが最高だと言っていました。

いやいやStudio Major7thさん、KMG7に続いてこれまた凄いギター音源をリリースされたなぁと...。


Studio Major7thさんと言えば、私は以前からKontakt用サンプルギター音源KMG7 Advancedをフリーの時から使用してたんですよね。DTMを始めて最初に出会ったギター音源のひとつです。

Kontakt用 KMG7 Advanced 

個人的にサウンドがとても自然で好みの音だし、使い勝手もシンプルなので、よくBGM制作で使っていました。

エッジの効いたギターサウンドでメタル楽曲も作りましたし...

クリーントーンも素敵でこんな曲も作りしました。

そのKontakt用のKMG7 Advanced、惜しくも販売中止になってしまったのですが、2022年の3月にVST版KMG7となるKMG7 Vがリリースされ、その翌月、4月にサンプルを使用しないギター音源SSG7 Vがリリースされました。

って、ちょっと待てよ?

サンプルを使用しないってことは動作が軽かったりするのはなんとなく分かるけど...

サンプルを使用しないギター音源ってなんなん!?

ってなったので、軽く浅く調べてしました。

その答えは、どうやらSSG7Vという名前自体にあるようです。

つまり、SSGはSubtractive Synthesis Guitarの頭文字。日本語に訳すと減算合成ギターとのこと。

ちょっとあまり詳しいことは分からないのですが、Studio Major7thさん公式ブログから以下の記事をご覧ください。SSG7の制作について詳しく説明されています。


上のブログ記事からStudio Major7thさんの言葉をお借りすると、「実は、ただのシンセサイザー」なのだそうです。

これを知ってちょっとびっくりしたと同時に、私が「未来のギター」に聞こえたのは、これが理由だったのかと思いました。(いろいろと表現が子どもみたいでスミマセン)

そして、シンセサイザーであるがゆえに、かなり細かい音作りができるんですよね。

Sound Setting 画面

個人的にはピックノイズの強さや音量がコントロールできるのはけっこう嬉しいです。それに加えて、倍音の調整もできちゃう。

倍音のことは、デモ曲の制作中に教えていただいたのですが、ちょっとここも素人の私が気軽に弄れるところではないなということで、今回のデモ曲ではほとんどノータッチです。

音作りという点では、内蔵のアンプやキャビネットでも可能です。ReverbやDelayといったエフェクトも搭載されています。キャビネットについてはMy Cabinet Settingという画面で、自分だけのキャビネットを設定することも可能です。


たくさんのパラメータをみていると圧倒されちゃうんですが、実はプリセットも豊富なのでいろいろと試してみるのも良いと思います。


というワケで、今回はStudio Major7thさんの最新ギター音源SSG7 Vで制作したデモ曲のことや、SSG7VとKMG7についてざっくりお話させていただきました。

詳細はStudio Major7thさんのHPやYouTubeをご覧ください!YouTubeでは倍音の調整や新機能のコードモード(これもまた便利)のチュートリアル動画も公開されています。



サンプルを使用しないギター音源SSG7 Vとサンプル・ギター音源KMG7 V。どちらも比較的気軽に購入できる価格設定になっていますし、クーポンやバンドルも用意されていますので、使いやすさのところも含めて真面目にオススメです!

あ、もちろんギター楽曲が作れる方は、募集期間中にSSG7 Vのデモ曲にチャレンジして、KMG7 VとSSD7 VのバンドルGETを狙うのもアリですよね!


ということで、今回はここまで。
それではまた。


**************************************

*私ヒの字が制作した音楽やお仕事の詳細はコチラからご覧いただけます。

→ ヒの字 (Hideki Inoue) Homepage



スポンサードリンク