2014年12月10日水曜日

えぇ!?テラスハウスがまさかの映画化!:テイラー・スウィフトとカントリーに思うこと

はい、ヒの字です。

今朝、何気なくネットのニュースを見ていたら、テラスハウス公式HPで謎のカウントダウンとかいう記事があって、なんだべか?と思ってHPを覗いてみたら、まさかの映画化ですわ!2015年2月14日バレンタインデーから公開とか。とりあえずは公式トレイラーをみてましょ。



あの日からずっと続いてたんですと!いやぁ、おどれーた!たしかにTVでの最終回で、最後に家を出ようとしたテッちゃんの表情が気になり(そりゃ観ていた人はみんな気になったでしょう)、こりゃそのうちスペシャルでもあるんじゃねーかとは思っていましたが...。映画かぁ...。映画かぁ...。年末スペシャルが良かったなぁ。私のようなオッサンはレンタルDVDが出るまで待つことにしますw というか、映画でも副音声を聞けたらいいのに。ほれ、歌舞伎とか美術館とかにある音声ガイドみたいなの配ってさ。山ちゃんの副音声が聞きたいw これはやるべきです!ま、ソレも含めてDVD待ちですかねw

テラスハウスってTVでやっていた時も、BGMの選曲がとても良かったと思います。オープニングのテイラー・スウィフト「We Are Never Ever Getting Back Together」やエンディングのスノウ・パトロール「Chasing Cars」は心に響いちゃうところがありましたし、その他、番組中で使われた曲も洋楽に関して言えば、アメリカで生活していた時に車のラジオでよく聴いた曲など、なかなか懐かしいものも多かったですねぇ。

で、ですよ。上の動画でも流れていますが、テラスハウスといえば、オープニング曲「We Are Never Ever Getting Back Together」ですよね。それこそ”テラハの曲”みたいなw 多くの人たちが、そう思ってると思うのですが、この曲を歌っているテイラー・スウィフトがカントリー・アーティストだってことを知っている人がどれだけいるのかな~って、ふと思ったので、そこから派生して色々と個人的に思ったことをお話していこうかなと(長い前置きのようなw)。カントリー・ミュージックの歴史やテイラー・スウィフトのことは、ここでは説明しません。wikipediaなどで調べて下さ~い。

さて、この曲が収録されているアルバム『RED』は米ビルボードのアルバム総合チャートでも、カントリー・アルバム・チャートでも1位を記録、グラミーでもベスト・カントリー・アルバムを受賞しています。ただ、この曲やこのアルバムがカントリーか?ということが、当時から言われているんですよね。その年のグラミー賞の時なんて、Facebookではリアルタイムでアメリカの友人たちが、そのことに言及していました。言及というか、具体的には「あんなのカントリーじゃない」という文句です。

確かにアルバム『RED』はとても現代的なポップサウンドです。それまでの彼女がやっていたカントリー・サウンドとは、かなり違います。最近リリースされたアルバム『1989』なんて、もっとポップだし、もはやエレクトロ・ミュージックのアルバムです。ただ、この「We Are Never Ever Getting Back Together」は、ポップソングとしてすごく良い曲だし、多くの人が知っている曲、好きな曲だと思います。その多くの人が、この曲をきっかけでテイラー・スウィフトを知り、アルバムを買い、『RED』以前のアルバムを聴いて、あれ?という人もいるだろうけど、カントリー・ミュージックいいじゃん!と言って、カントリーを聴きは始める人もいるんじゃないかと思うワケです。つまり、テラスハウスの主題歌「We Are Never Ever Getting Back Together」から、カントリー・ミュージックに辿り着く、あるいは辿り着いた人も少なからずいるんじゃないかと。新しいものが入り口になって、その原点となるものを知るという流れは、ある意味とても理想的なんじゃないかなと思うんですよ。

その一方で、テイラーちゃん本人が(いきなり馴れ馴れしい呼び方w)、そういう意図を持ってやっているかどーかは知りませんが、色んなジャンルが、または色んなアーティストが生き残るために、新しいサウンドを取り入れるのは、とても興味深いし、良いことだと思います。実際に60年代のR&Bやソウルの人たちが、70年代後半にディスコ・サウンドを取り入れたのも事実としてあるし、それでナンバーワン・ヒットやクロスオーヴァー・ヒットになっている曲も沢山あるわけです。それはカントリーも同じで、どれだけオールドタイミーなサウンドから変わったきたか?って話です。まぁ、さまざまなジャンルにはピュアリストっているし、そーゆー人たちの中には新しいサウンドに拒絶反応を示す人も多いと思うんですが、ひとつのことばかりでは音楽もアーティストも進化しないワケで、それはそれで残念な話だと思うんですよね。

ちなみに、そのまた一方でカントリー界では、ここ数年、原点回帰的な新しいジャンルでアメリカーナなんてのもありますよね。

つまるところ、保守的なものがあっても良いと思うし、前衛的なものがあっても良いと思うワケです。オープンマインドで行こうよってね。そう思うんだな、私は。なーんか、年齢を重ねたら頑固になってしまうのかと思いきや、色々なことがOKになってきてしまって、脳みそが緩くなってきてんのかなぁw いやいや、良い曲は良いでいいんじゃない?ってことかな。それでいいんだよ。な。色んな音楽に触れれば、人生も豊かになるってことです。でしょ?

いつもどーり、まとまらないけど、このへんで。
それでは、See You~♪  ...バタンっ! 
(テラハ風エンディングでw)



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