はい、ヒの字です。
さぁさぁ、いきなり始まる新企画。
普段は仕事柄、ひきこもりがちな私ですが、とある機会でもって10年以上ぶりに旅行することになりましたよ。しかも、久しぶりなのに海外w
そんなわけで、オランダのアムステルダム、そしてドイツのケルンの2都市を旅してきましたので、これから何回かに分けて、写真もお見せしながらダラダラと綴っていこうと思います。
第一回目は、出発日と初日。
それではいってみようっ!
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とりあえず、この旅行のきっかけから...
ま、カンタンにお話しますと、実は今年の4月から奥さんがアムステルダム絡みの仕事をしておりまして、月に2、3週間は現地に出張しているんですね。それで、いよいよ6月で最後になるやもしれないということで、せっかくの機会なので私も行ってしまおうかという流れになったわけです。
アムステルダムは以前、私も仕事で行ったことがある街で、美術館もたくさんあるし、何しろ自分が自然体に感じられたのがとても印象的で、いつか必ず再訪したいと思っていた場所でした。
ただ、久しぶりだったし、基本的に飛行機は信用してないし(鉄の塊が空を飛ぶのが未だに信じられないw)、機内は狭いし(実は微妙に閉所恐怖症w)ってことで、以前から「You、来ちゃいなよ」と誘われていたのですが、ずっとウヤムヤにしていたんですね。
しかし、今月で最後のチャンス。それに加え、BABAYMETALの欧州ツアーというタイミングもひっくるめ、意を決してアムステルダム、そしてケルンへ行くことになったのでありますっ!ビシッ
行ってきま~す!
とにかく飛行機の中は楽な服装に限ります。出発日当時は、関東地方も梅雨入りが発表されたばかりでジメジメしておりましたが、飛行機の中というか空の上はひんやりするので、こんな感じのラフな格好で家を出ました~。
これにカーディガンを羽織れば機内でもオッケー |
移動はすべてiPhoneで!
そして、スカイライナーで成田空港へ。最近のスカイライナーは早くなっていて、日暮里から成田空港まで38分ですって!居眠りもできないw ちなみに奥さんが手配してくれたチケットレス・サービスのネットライナー券で乗り換えもスムーズ。iPhoneに表示された「チケット」を見せるだけ。
スカイライナー、顔がかっちょえー。 |
成田に着いてからも、事前にチェックイン済みなので、iPhoneのWalletに保存した「e搭乗券」を荷物預かりカウンターで見せたり、搭乗前に機械にピッと読ませるだけでOK。ほぇ~、iPhoneのWalletってこうやって使うのなぁって感じで、10年前とは全く違うハイテクさに驚くばかり。
それもこれも、慣れっこの奥さんが全て教えてくれて、手配してくれたんですけどねw いちおうは涼しい顔してポケットの中からiPhoneをスチャと出して、「はい、どうぞ~」みたいな流れでしたが、実際は割と心臓バクバクでしたよw
というわけで、ボンボヤ~ジ!
サヨナラ ニポーン |
スキポール空港に到着からの…
ヘロー アムステルダム! |
11時間のフライトを経て、アムステルダムはスキポール空港に到着。機内で何度か映画を観ようとするも何度も寝落ちしてしまい、まるまる1本観られたものはないというw 機内食に関しては、帰国編でお話しするとしましょうね。
さ、ここからですよ。タクシーか電車でホテルまで行くのですが、奥さんからはタクシー料金が意外と高いという話を聞いていたので、できるだけ電車でという流れだったのですが、やはり海外の電車はややこしいので、最悪タクシーという打合せをしておりました。
ただ、タクシー使用の場合には、ぼったくりタクシーに気を付けろと聞かされていました。外に出た時点ですげー声を掛けてくるヤツは確実に「オフィシャル」ではない。また、「俺がオフィシャルタクシー」と言ってくるヤツもオフィシャルではない、と。じゃあ、どれがオフィシャルなんよ!?って話ですw
目印はコレだそうです。ババン!
オフィシャル・タクシー以外はダメ、ゼッタイ |
オフィシャル・タクシー乗り場があるので、このサインを目印に進んで行けば大丈夫!本当のオフィシャル・タクシーは呼び込みなんてしないそうです。
ま、今回は電車でということだったので、私はとりあえず券売機を探しましたよ。
ここからがイッテQ状態w
今、振り返ってみても自分のアタフタ加減に笑ってしまいます。アタフタというか懸命さというか、ね。とにかくドコソコに行きたいっ!という気持ち勝負。もうね、周りから見たらイッテQの御意見番こと、出川哲朗氏のようだったと思いますよw
先ずは券売機。下の写真はイメージトレーニング用にと、奥さんが送ってくれたものです。
ややこしい券売機に人がたくさん並んでます |
しかしまぁ、いざ実際に券売機の前に立ちますとですね、スクリーンがオランダ語で表示されてることにまず怯んだし、タッチパネルで英語表記にしようも反応が悪く、なかなか画面が変わらなかったり、後ろに人が並んじゃってるしで、プチパニックw
仕事中の奥さんからメールで指示をもらうも、これは一度リセットせにゃあいかん!と判断した私は、Kiosk(キオスク)でタバコとライターを購入し(無駄な10ユーロ…w)、外に出ました。
そしたら、いるわいるわ。オフィシャルではないオフィシャル・タクシーの呼び込み。その人たちと目を合わせないようにしながら、日本とは違う仕様のチャイルドロックがかかったライターでタバコに火をつけるわけです。
すると、空港前の大きな通りから、フリンジ付きレザージャケットにレザーパンツ、お腹でっぷりのタンクトップを着た長髪バンダナ男が、確実に私を凝視してコチラにゆっくりと歩いて来るではないですか!
その男の登場シーンに音を付けるのなら、ギュイ~ン!デッデ デッデ デッデ デッデ♪といったヘヴィでミドルテンポのブルーズロックであるに違いないっw そして私の前で立ち止まり、肩に背負っていたズタ袋をおろして、少しぎこちない感じの英語で「シ、シ、シ…シガレットを一本もらえないか?」と。
ここでも私は平静を装い、相手との波長を合わせ気味で「ほらよ」とタバコを1本渡したら、男は「ありがとな」と隅の方へ消えていったのでひと安心。タバコを吸い終えて、少し呼吸をというか、心を落ち着かせて、券売機へ戻りました。
一旦、仕切りなおしましょうかw
さ、再びワケの分からない券売機の前。私の前にはアジア人のビジネスマン2人組がやはりチケット購入に手こずってる模様。そこで、私の後ろにいた現地のおばさまが「どれどれ。みてあげましょうか?」と手伝ってあげていたので、それが済んだ後、すかさず「私のもお願いできますか?」と頼みました。
私の行き先はAmsteldam Zuid Station。それをおばさまに伝えるも、Zuidの発音が日本語にも英語にもありえない発音で、スペルを伝えてようやく理解してもらい、なんとかチケット購入に成功。あとで調べてみたら、Zuidのui は「オウの口の形でウイと発音」するんだそう。できるかいっ!w
で、これが実際に買ったチケット。
裏面には使用時の説明が記載 |
これをホームに降りる前に「NSリーダー」という機械にチケットをタッチしないといけません。日本のSuicaと同じ感じですかね。
NSリーダーにチケットを ピ! |
はい、ここからが本格的にイッテQ状態w ホームに降りて現地人と思われる人を探して、Zuidへいく電車はどれかを聞きまくりましたよ。いちおう時刻表を見てホームに降りたはずなんだけど、その電車が見当たらないんです(欧州の電車はかなりルーズとのこと)。
しかも人に聞いてみるにも、Zuidの発音が難しいので、一回言ってみて通じなかったらスペルを伝えるという一連のヤツを繰り返さなきゃいけないという状況に、もはや私の英語が通じないのではないかという錯覚にまで陥ってしまうというw
その上、「その電車ならあっちのホームだね」と言われ、そのホームへ移動し、また「Zuid Zuid トレイン セイ カモン」みたいな状態で、どうにかこうにか電車に乗り込むも、何となく不安で周りの人に「次の駅がZuidですよねぇ?」(あるいは「Zuid ニアニア?」)と確認w
そんなこんなで、やっとのことAmsteldam Zuid Stationに着いたもんだから、とりあえずの到着記念自撮り写真はなんとも言えない表情になってしまいましたよw 英語は喋れるのにZuidの発音だけでこんな大変なことになるとは…w
優しい言葉をかけられたら泣いてしまいそうな顔w |
そして、本当はトランスフォーマーなんじゃないかと思われる顔をした電車を見送り、駅を出ました。
トランスフォーマー顔の Inter City Sprinterさん |
ホテル到着!
ホテルの入り口:スーパーの買い物客がいますね |
今回泊まったのはモールに隣接した新しいホテル。ここにはスーパーもあるので食材はそこでゲット。
さて、チェックインを済ませて部屋に向います。エレベーターを降りたところもオシャレ空間。
アート作品みたい |
そして、ついに部屋に到着!荷物を置いてゴロ~ンとしたいところでしたが、お部屋をあちこちチェック。キッチン付きでなかなか快適な感じ。
夕方でこの明るさです |
ただし、キッチン上の棚はオランダ人仕様なのか、174cmで手の長い私が背伸びしてもこんなw どんな基準なん?w
何が置いてあるのか確認できないっw |
このホテルの前には、おそらく幼稚園かと思われる建物があります。昼間には子供達がワチャワチャと遊んでいるのですが、ボールが道路に飛び出してきてヒヤっとする瞬間も…。
木製の遊具が楽しそう |
そうこうしているうちに、仕事を終えた奥さんが帰宅…。帰宅でいいですよね?w
その後、ひと段落してからスーパーに夕飯用の買い物をしがてら、モール内を散策しました。このモールは複数ある入り口付近にオブジェというか、少し風変わりなアート作品が置いてあって面白いです。
これらの作品がお客様をお迎えします |
さて、そんなこんなで初日が終わりましたとさ。
ってなことで、私のアムステルダム旅行記:Day 1の終了です。次回は、Day 2:ケルン編の1日目。ケルンへの電車移動からBABYMETALのライヴとなります。お楽しみに~。
それでは
See You !!
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*私ヒの字は音楽制作や翻訳(音楽関係)のお仕事をしています。
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