そいや!アムステルダム旅行記ラウンド2の4日目後編です。
前編では、セントラル・ステーションから徒歩で、現代美術のDe Appel Arts Centre とオランダ・レジスタンス博物館へ行きました。
後編はそこからの流れで、エルミタージュ美術館アムステルダム別館内に新設されたアウトサイダー・アート・ミュージアム(Outside Art Museum)と、夜になってから仕事上がりの奥さんと合流して、アムス旅行記のラウンド1でも紹介した市立美術館(Stedelijk Museum)に行ってきましたよ。
それでは、いってみよー!
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オランダ初のアウトサイダー・アート美術館 Outsider Art Museum
2度目のアムステルダム旅行が決まってから、行く場所のスケジュールを決めている時に知ったのがOutsider Art Museum。
実のところ、アウトサイダー・アート(Outsider Art)やアール・ブリュット(Art Brut)は、個人的に以前からずっと注目していたジャンルでした。初めてドイツで作品を見た時には、その場で気に入った作品を購入したし、都内でそうした展示会があれば必ず行っていたという具合です。
更にアウトサイダー・アートやアール・ブリュットは、この旅行記で何度もキーワードとして出てきている前衛芸術グループ、コブラのインスピレーションにもなっているので、これは外せない!という流れになったワケです。
エルミタージュ美術館アムステルダム分館 この左手にはアウトサイダー・アートのギャラリーも! |
エルミタージュ美術館アムステルダム別館は、オランダ・レジスタンス博物館から徒歩10分。少し道に迷いながらも無事に到着。ここはアウトサイダー・アート・ミュージアムのみ I Amsterdam City Cardが使えず、12.50ユーロの入場料が必要になりました。
時間の関係で、結果的にエルミタージュ美術館の本編を企画展をパスすることになってしまったのですが、こればっかりは仕方ないということで。
こちらは基本的に日本人アーティストの作品が半分を占める感じで、その他はオランダを中心に、イギリス、フランス、ブラジルのアーティストの作品が展示してあります。それほど広くはないので、ゆっくりじっくりみても1時間半くらいで回れますよ。
オリジナリティって何だろう?とよく考えることがあるんですが、実はもうそれこそが愚問にだったワケです。Outsider Art Museumに展示されている作品たちをみていると、とにかく作る!ってパワーがすごいんですよね。もちろん作風の好みはありますが、多くの作品からそんなエネルギーを感じました。
Outsider Art Museumのリーフレットとカタログ |
販売していたことは後で知ったのですが、気に入った小作品があったので、お値段を聞けばよかったな~と後悔。
そうこうしているうちに、奥さんが仕事から上がる時間に近づいていたので、エルミタージュ美術館を出て、歩きでMuseumpleinへ向うことにしましたよ。
再びアムステルダム市立美術館(Stedelijk Museum)へ
市立美術館は前回の滞在時も来ていたのですが、金曜日はこちらも夜10時までオープンであることと、ここは奥さんにもみてほしかったので、お隣のゴッホ美術館で待ち合わせしました。
実は前回来た時に、何故か見逃してしまった展示もあったので、私にとってはリベンジ戦でもあったわけです。前回来た時のお話しは、コチラからどうぞ→『アムステルダム旅行記 Day 5 :美術館巡り』
奥さんが到着したら、まずは美術館のレストランでひとやすみ。近くにいた80歳を超えるであろうグループのテーブルに、次から次へと料理が運ばれ、それらをペロリを平らげていたのは驚きましたよw
さ、ここからは奥さんが大暴れして楽しんでいる様子を写真でご覧下さいw
カレル・アペルのミューラル前で フリースタイルのポーズ |
Jon Rafman作品を完全フル体験 |
こちらもフリースタイルw |
展示作品とのコラボレーション |
新名物 黄色いエスカレーター 左が下りで右が昇り |
黄色いエスカレーターの側面もキレイ |
これほどアート作品をみて楽しむ人がいるでしょうかw そんな奥さんを見ているのも楽しいです。連れてきて良かったなとw
この後は、Museumpleinから通りを越えたところにあるSoloというお店で夕飯を食べてホテルに帰りました。テラスのテーブルだったので少し寒かったのですが(夏でも夜は肌寒いというか寒い!)、ウェイトレスの皆さんは明るくて対応も良く、料理も美味しかったです。奥さんはステーキ、私はハンバーグだったっけな?とにかく肉ですw
さ、翌日は土曜日。奥さんも仕事がお休みなので朝からあちこち行きましたよ~。知る人ぞ知るネコの美術館 Katten Kabinetに始まり、レンブラントやフェルメールの名作を展示しているオランダ国立美術館、そしてウォーホルとバンクシー展をやっていたMoco Museumへ。その様子は次回お話ししましょうね。
それでは
See You !!
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*私ヒの字は音楽制作や翻訳(音楽関係)のお仕事をしています。
制作した音楽やお仕事の詳細は下のリンクからご覧いただけます。
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